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ヤロウ

庭木図鑑 / 常緑

ヤロウ

乾燥と日差しに強い、羽のような葉の多年草

庭に多年草を置けるか迷うときは、ヤロウなら日当たりと水はけのよい場所で育てられます。羽状に細かく裂けた葉と平頭状に集まる小花が、初夏から秋まで庭の彩りを添えます。

キク科の多年草

キク科の多年草(草本)で、ヨーロッパ・アジア・北米の温帯域が原産。草丈・張りはいずれも約30〜90cmに達します。 [1]

羽のように細かく裂ける葉

葉は根生のロゼット状に集まり、羽状に深く裂けてシダのように見えます。狭い長楕円形〜槍形で、強い芳香をもちます。 [1]

初夏から秋に開く平頭の花

小さな白みがかった放射花と筒状花が、平頭の複繖傘状に密に集まった頭花をつくります。花径は1インチ未満です。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

ヤロウはキク科アキレ属の多年草(草本)で、ヨーロッパ・アジア・北米の温帯域が原産です。肥沃でない土や乾燥、多少の塩害にも耐え、日当たりと排水の良い環境を好みます。根茎と種子で旺盛に広がるため、置く場所は広さを踏めて選びましょう。

こんな希望には合いやすい

ヤロウ

日当たりのよい庭

陽当たりを好み、1日6時間以上の直射日光がある場所でよく伸びます。背は直立し、地表に這う・広がる形もとります。 [1]

ヤロウ

水はけのよい土地

排水の良い土壌を好み、肥沃でない土や乾燥にも強いのが特徴です。中性(pH6.0〜8.0)を好み、多少ぬかるむ環境にも耐えます。 [1]

植える前に考えておきたいこと

ヤロウ

過湿で根腐れを起こす

土壌が過湿の場合は根腐れを起こします。水がたまりやすい場所は避け、水はけを先に確かめてください。 [1]

ヤロウ

旺盛に広がる性質

根茎と種子で旺盛に広がります。隣の植物との間隔を空け、広がる先まで見据えた場所を選びましょう。 [1]

ヤロウ

花後に種子が増える

花後に放っておくと種子が増え、株の拡大につながります。開花が終わったら花を摘み、その拡大を抑えられます。 [1]

30〜90cmの広がりを見込む

草丈・張りはいずれも約30〜90cmに達し、背は直立しながら地表に這う形でも伸びます。隣の植物との間隔を空けた場所が安心です。 [1]

ヤロウ育て方をもう少し詳しく →

日向と水はけを整えて植える

直射日光が6時間以上ある場所を選び、排水の良い土を用意します。高有機質土、ローム、シルト、砂質いずれにも適応し、肥沃でない土でも育ちます。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日当たりと水はけの状況を伝え、候補を一緒に整理できます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

育てているヤロウの葉や枝の変化が気になるときは、季節の移り変わり、土の乾燥、急な環境の変化を分けて見てみてください。排水が悪い過湿な土では根腐れを起こします。広がりすぎと花後の見た目では、対処の考え方が分かれます。

ヤロウ

株元の広がり方

根茎で旺盛に広がるため、株元から外へ出ていく新芽がないか、隣の植物との間隔が保たれているかを見ましょう。 [1]

花の集まり方

初夏から秋にかけて白みがかった小花が平頭状に密に集まります。放射花は4〜5枚、花径は1インチ未満です。 [1]

土の湿り気

排水の良い土を好みます。根元の土が長く湿ったままになっていないか、雨の後に手で触れて確かめてみてください。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

花が咲き終わったら

花後に摘むと開花が延び、種子による拡大も抑えられます。目立つ花穂から摘み取りましょう。 [1]

広がりすぎたら

分け植えで繁殖できるので、株を分けながら広がりを整えられます。隣の植物との間隔を保つのに役立ちます。 [1]

土が湿りやすいときは

過湿は根腐れの原因になります。まず水はけを見直してから、湿り気の続く場所は避けてください。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉や広がりが気になる方は、庭彩堂の公式LINEでヤロウの状態を相談できます。広がり方や土の湿り気を伝えると、相談が具体的になります。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

ヤロウに高木のような大きな剪定は必要ありません。花後に摘むと開花が延び、種子による拡大を抑えられます。群れとして広がった株は分け植えで整理できるので、庭に合わせて仕上げを検討してみてください。

花後に摘み、株を分けて整える

高木のような大きな剪定は不要です。花後に摘むと開花が延び、種子による拡大も抑えられます。広がった株は分け植えで整理しましょう。 [1]

ヤロウ

終わった花で見栄えが乱れる

花は長く咲き続けますが、終わった花を残すと見た目が乱れます。花後に摘めば次の開花も延びます。 [1]

ヤロウ

種子で周囲に増えすぎる

種子でも広がるため、放っておくと株が外へ拡大します。花後に摘むとその拡大を抑えられます。 [1]

ヤロウ

株が混み合ってきたら

根茎で広がるため、混み合った株は分け植えで整理できます。広がりすぎた部分から分けてみましょう。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

花後の手入れを任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。開花の様子と広がってよい範囲を伝え、仕上げ方を相談できます。

04 特徴と育て方

ヤロウのことを、もう少し

キク科アキレ属の多年草(草本)。肥沃でない土や乾燥、多少の塩害にも耐え、日当たりと排水の良い環境を好む。根茎と種子で旺盛に広がり、分け植えも容易。羽状に細かく裂けた柔らかなシダ状の葉が特徴で、初夏から秋にかけて白みがかった小花を平頭状に密に開く。果実は痩果(ケルクス)。

ヤロウ

日向での水やり

乾燥に強い草花ですが、乾燥が続くときは水やりを増やしましょう。排水の良い土を好むので、水たまりは避けます。 [1]

ヤロウ

開花期の花後管理

初夏から秋に花が続きます。花後に摘むと開花が延び、種子による拡大も抑えられます。 [1]

ヤロウ

肥沃でない土でも育つ

高有機質土、ローム、シルト、砂質いずれに適応し、肥沃でない土や乾燥、多少の塩害にも耐えます。中性を好みます。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Achillea millefolium

情報確認日:2026-10-17T05:55:09.625320+00:00

参考資料

  1. Achillea millefolium — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。