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ヤブレガサ

庭木図鑑 / 春に直立する茎の先で閉じた状態の葉が出て、銀白色の美しい毛に包まれます。その毛は葉が傘のように開くとともに消え、やがて径20インチ近くになる円形の葉が7〜9つに深く掌状に裂れ、中程度の緑色に育ちます。

ヤブレガサ

春の銀白色の葉から楽しむ半日陰の多年草

葉が傘のように開いていく様子は、見るたびに新鮮です。春の銀白色の毛に包まれた葉から夏の大きな葉まで、季節ごとに姿が変わります。植えるか迷っている方も、すでに育てている方も、この変化を手がかりに、育て方の要点を確かめていきましょう。

キク科の多年草

ヤブレガサ(Syneilesis palmata)はキク科の多年草で、日本と韓国が自生地として知られます。 [1]

葉の大きさと形

葉は径20インチまでなり、円形で深く7〜9つに掌状に裂け、中程度の緑色をしています。 [1]

開花は夏から秋

白く径1/4インチほどの小花が葉の上に穂状の円錐花序で咲き、開花期は7〜9月です。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

木漏れ日の林や半日陰の庭で葉を楽しむキク科の多年草で、原産は中国・韓国・日本です。葉叢は高さ24インチほどにまとまり、夏には花茎がそれを上回る30インチまで立ち上がります。ストローンで地表を少しずつ広げていきます。

こんな希望には合いやすい

ヤブレガサ

木漏れ日の庭に合う

木陰や林の庭で葉の美しさを楽しむのに向き、半日陰の環境がよく合います。 [1]

ヤブレガサ

群れが育つ景色を楽しむ

ストローンで少しずつ群れをつくり、時間とともに地表を広げていく様子を楽しめます。 [1]

植える前に考えておきたいこと

ヤブレガサ

水はけのよい土を選ぶ

湿り気がありながら水はけの良いやや酸性の肥沃な土を好みます。水がたまる場所は避けてください。 [1]

ヤブレガサ

広がる量に余裕を持たせる

ストローンで時間とともに群落をつくります。隣の植物との間隔は余裕を持って空けましょう。 [1]

ヤブレガサ

午後の強い光は避ける

朝日や木漏れ日の林下が最もよく、全日向は涼しい夏の地域なら耐えることがあります。 [1]

葉叢の広さと群れの余白

草丈は2.00〜2.50フィート、張りは1.50〜2.00フィートに伸びます。群れになるため、周囲に余白を空けておきましょう。 [1]

ヤブレガサ育て方をもう少し詳しく →

半日陰で水はけのよい場所に植える

朝日が当たる半日陰が適しています。土は湿り気がありながら水はけの良い、やや酸性のものを選びましょう。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日当たりと土の水はけ、周囲に使える広さを伝えてください。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

春に閉じたまま出てくる葉を見ると、うまく開くか心配になるかもしれません。銀白色の毛は葉が傘のように開くとともに消え、径20インチ近くの円形の葉が7〜9つに深く掌状に裂れて中程度の緑色に育ちます。開き方と色を季節ごとに見比べてみてください。

ヤブレガサ

春に包む銀白色の毛

春に直立する茎の先で閉じた葉が銀白色の毛に覆われます。毛の残り方から開き具合が分かります。 [1]

傘のように開く様子

葉が傘のように開くにつれて銀白色の毛は消えます。開く速さと一枚ごとの形に目を向けてください。 [1]

夏に伸びる花茎

夏には花茎が高さ24インチほどの葉叢を上回る30インチまで立ち上がります。前年との違いを見比べるとよいでしょう。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

土の湿り気を確かめる

水は中程度を好みます。表面の乾き具合を見て、湿り気と水はけの両方を確かめてください。 [1]

日当たりを見直す

朝日や木漏れ日の林下が最も合います。午後からの強い光が当たるなら、置く場所を変えましょう。 [1]

広がる方向を確かめる

走茎で地表を広げます。新しい葉の出る方向を見ながら、隣の植物との間隔は余裕を持たせましょう。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。出てきた時期と葉の写真を添えて伝えると話しやすくなります。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

ヤブレガサに決まった剪定時期の定まりはありません。整えるときは、葉叢と花茎の高さを手がかりにします。草丈は2.00〜2.50フィート、張りは1.50〜2.00フィートに伸び、夏の花茎は葉叢より高くなります。庭の広さに合わせて、整える範囲を考えてみましょう。

花茎と葉叢の高さを基準に考える

葉叢は高さ24インチほど、夏の花茎は30インチまで立ち上がります。整えるならこの高さを基準に剪定を検討してみてください。 [1]

ヤブレガサ

花茎が葉叢より目立つ

夏に花茎が24インチの葉叢を上回ります。高さが気になるときは剪定を検討してみてください。 [1]

ヤブレガサ

張りが周囲を詰める

張りは1.50〜2.00フィートに達します。まわりが詰まってきたら剪定を検討してみてください。 [1]

ヤブレガサ

群れが予定より広い

ストローンで群落をつくります。想定より外へ広がるなら剪定を検討してみてください。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の相談ができます。花茎と葉叢の高さ、広がり具合を伝えてください。

04 特徴と育て方

ヤブレガサのことを、もう少し

キク科の多年草で、日本や韓国を含む東アジアが原産。主に葉を楽しむ植物として、木漏れ日の林や半日陰の庭で育てられます。葉叢は高さ24インチほどにまとまり、夏には花茎がそれを上回る30インチまで立ち上がります。ストローンで少しずつ群れをつくり、地表を広げていきます。

ヤブレガサ

夏から秋に小さな白い花

夏から秋に白い小花が穂状の円錐花序で葉の上に咲きます。開花期は7〜9月です。 [1]

ヤブレガサ

水は中程度、乾燥には強め

水は中程度を好み、一度根づいてからは多少の乾燥にも耐えられます。土の乾き具合を見て水やりを加えましょう。 [1]

ヤブレガサ

手入れは低めで済む

管理は低めで、深刻な虫や病害の問題もありません。葉の様子を中心に見回るとよいでしょう。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Syneilesis palmata

情報確認日:2026-10-17T23:32:51.850104+00:00

参考資料

  1. Syneilesis palmata特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。