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ヤブソテツ

庭木図鑑 / 葉は革質で、ツツジの枝にも似た姿の羽状のフロンド。ピンナは矛形で基部が丸く、左右に12〜26対つき、縁はなめらか。色は金黄色から灰色、緑まで幅があり、光をよく受けると淡く変化します。

ヤブソテツ

深い日陰に似合う、革質の羽状フロンド

日陰の一角に、どんな植物を置くか迷っていませんか。ヤブソテツは深い日陰でも育つ常緑のシダで、革質のフロンドがやわらかな縁取りを作ります。性質と植え方、葉の見分け方から、置く場所を決めていきましょう。

常緑の多年生シダ

ヤブソテツはポリポディウス科に属する、常緑の多年生シダです。花や実はつけず、胞子によって増えます。 [1]

羽状の革質なフロンド

葉は革質で、羽状に分かれたフロンドです。ピンナは矛形で基部が丸く、左右に12〜26対つき、縁はなめらかです。 [1]

半日陰から深い日陰まで

半日陰から深い日陰までを好み、直射日光がほぼない環境にも耐えます。有機物に富んだ湿り気のある土が向いています。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

ヤブソテツはポリポディウス科の常緑・多年生シダで、東ヒマラヤから朝鮮、インドシナにかけてが原産です。株はやや直立に伸び、背丈1〜2フィート、幅1〜1.5フィートほどにまとまります。深い木陰でも育ち、やわらかなフロンドで縁取りのような景色を作ります。

こんな希望には合いやすい

ヤブソテツ

木陰の下の小さな場所

深い日陰でも育ちます。木の下や建物の影など、直射日光が少ない場所にやわらかな縁取りを作りたい方に向いています。 [1]

ヤブソテツ

鹿やウサギが通る庭

鹿やウサギによる食害はほとんど受けにくいとされています。小動物が気になりやすい庭でも候補にしやすい植物です。 [1]

植える前に考えておきたいこと

ヤブソテツ

強い日光が当たる場所

日光が強すぎるとフロンドが白く褪色することがあります。西日が長く当たる場所は避け、半日陰から深い日陰を優先してください。 [1]

ヤブソテツ

水が溜まりやすい土

水はけの良さは根腐れを防ぐうえで不可欠です。水が溜まりやすい場所は避け、水はけを確かめてから植えると安心です。 [1]

ヤブソテツ

花や実を楽しみたい場合

ヤブソテツは花を咲かせず、果実もつけません。繁殖は胞子で行います。葉姿を楽しむ前提で選ぶと納得しやすいでしょう。 [1]

背丈と幅の分だけ空けておく

株は直立して伸び、背丈は1〜2フィート、幅は1〜1.5フィートほどにまとまります。隣の植栽や通路との間はこの幅を目安に空けておきましょう。 [1]

ヤブソテツ育て方をもう少し詳しく →

半日陰で、水はけのよい土に植える

植える場所は半日陰から深い日陰を選びましょう。有機物に富んだ、しっとりとした肥沃な土を用意し、水はけの良さを確かめてから植えます。根が浸かる状態は避けてください。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日光の量と土の水はけを伝えれば、候補の場所を絞れます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色がいつもと違う、白くくすんで見える、そんなときは光の当たり方を先に見てください。ヤブソテツは強い日光でフロンドが白く褪色することがあり、光をよく受けると葉の色は淡く変化します。続いて土も見て、有機物に富んだ湿り気のある土と、水はけの良さを両立させてください。

ヤブソテツ

葉の色の変化

ピンナの色は金黄色から灰色、緑まで幅があります。光をよく受ける部分は淡く変化するので、日陰の葉と見比べてみてください。 [1]

白く褪れたフロンド

日光が強すぎるとフロンドが白く褪色することがあります。白っぽくなった葉が増えたなら、日当たりの量を確かめてください。 [1]

株の高さと広がり

株は直立に伸び、背丈1〜2フィート、幅1〜1.5フィートほどです。隣にかかってきたら高さを測っておくと、前との違いを比べやすくなります。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

白く褪色した葉が気になる

強い日光が関係していることがあります。直射日光が当たる位置を避け、半日陰から深い日陰の場所へ移すことを検討してください。 [1]

葉の色が薄く感じる

光をよく受けると葉の色は淡く変化します。同じ株でも日当たりの違う葉を見比べると、光の量による色の違いが分かります。 [1]

水やりと土を確かめる

有機物に富んだしっとりした土を好みます。表土の乾き具合を見て水の量を調整し、水が溜まる状態は避けてください。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の色や白い褪色が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の状態を相談できます。いつから、どの葉から変化したかを伺い、場所の選び方を案内します。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

ヤブソテツの株は直立してまとまり、背丈は1〜2フィート、幅は1〜1.5フィートが目安です。フロンドがどこまで届き、周囲の植栽にかかっているかを見て、残す範囲を決めてから剪定を検討してみてください。

残すフロンドの範囲を決めてから

株は直立してまとまり、背丈は1〜2フィート、幅は1〜1.5フィートです。周囲にかかっている部分と残したい葉を見ながら範囲を決め、剪定を検討してみてください。 [1]

ヤブソテツ

白く褪れた葉が目立つ

日光が強すぎるとフロンドが白く褪色します。褪色した葉が株の見栄えを損なってきたら、残す葉を選びながら剪定を検討してください。 [1]

ヤブソテツ

隣の植栽にかかってきた

幅は1〜1.5フィートが目安です。隣に届いて日陰を作り始めたら、かかる範囲を決めて剪定を検討してみてください。 [1]

ヤブソテツ

高さや幅を揃えたい

株はやや直立に伸びる性質です。全体の高さをそろえたいときは、どこまで残すかを伝えて剪定を相談できます。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。背丈と幅、周囲の植栽との重なりを伝えれば、作業の範囲を検討できます。

04 特徴と育て方

ヤブソテツのことを、もう少し

Japanese Holly Fern とも呼ばれる、ポリポディウス科の常緑・多年生シダ。東ヒマラヤから朝鮮、インドシナにかけてが原産で、株はやや直立に伸び、背丈1〜2フィート、幅1〜1.5フィートほどにまとまります。深い木陰でも育ち、やわらかなフロンドで縁取りのような景色を作ります。

ヤブソテツ

場所は半日陰から深い日陰

木漏れ日、半日陰、深い日陰のいずれでも育ちます。直射日光がほぼない環境でも問題ありません。場所選びは日光の量を基準にしてください。 [1]

ヤブソテツ

土はしっとり、排水はよく

有機物に富んだ湿り気のある肥沃な土を好みます。一方で水はけの良さが根腐れを防ぐうえで不可欠です。湿り気を保ちつつ、水が溜まらない状態を保ってください。 [1]

ヤブソテツ

剪定は株の状態を見て

常緑で株は背丈1〜2フィートにまとまります。周囲との重なりや褪色した葉を見て、残す範囲を決めてから剪定を検討してみてください。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Cyrtomium fortunei

情報確認日:2026-10-17T18:24:32.593831+00:00

参考資料

  1. Cyrtomium fortunei — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。