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フウチソウ

庭木図鑑 / 常緑

フウチソウ

半日陰の地被に、弓状に下がる明るい緑

庭の日陰にフウチソウを植えるか迷っていませんか。湿り気のある土を好む性質と、葉の変化への備えを分けてご説明します。

禾本科の多年生草本

フウチソウは禾本科に属する多年生の草本で、地被・観賞用の多年草として扱われます。日本が原産で、属名は日本にある箱根山に由来します。 [1]

弓状に下垂する茂み

株は密に集まり、弓状に外へ広がり下垂する茂み状になります。成熟時の高さは約30〜45cm、幅は約30〜60cmで、地被として地面を覆います。 [1]

秋の紅葉と冬の枯れ

秋には葉に赤からピンクの色づきが現れ、冬季には地上部が枯れて越冬します。花は夏の半ばから終わり頃に開き、葉に隠れやすく目立ちません。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

フウチソウは日本中央部の湿潤な山地に自生する禾本科の多年草で、弓状に外へ広がる茂みが地面を覆う地被になります。明るい緑の線形〜披針形の葉は紙様で、茎は細くしっかりしています。半日陰から深い日陰を好むため、木陰や建物の脇に向きます。

こんな希望には合いやすい

フウチソウ

半日陰の地被に植える

部分遮光から全日陰までを好むため、建物の北側や木陰など直射日光が当たりにくい場所に向きます。夏の強い日差しを避けると葉の色合いを保ちやすくなります。 [1]

フウチソウ

湿り気のある土で育てる

肥沃で常に湿り、排水の良い土を必要とします。湿り気がありつつ水はけのよい庭の場所は、フウチソウを地被として広げるのに向いています。 [1]

植える前に考えておきたいこと

フウチソウ

排水の悪い土は避ける

排水不良の土、重い粘土、非常に乾燥した土では育ちません。雨上がりに水がたまる低地は避け、植える前に水はけを確かめておきましょう。 [1]

フウチソウ

水分が不均一だと葉が焦げる

水分が一定でないと暑さで葉焼けが起きることがあります。土の湿り具合を葉の様子と合わせて確かめ、乾きやすい時期は水やりを増やすようにしてください。 [1]

フウチソウ

夏の直射日光に注意する

特に夏の暑い時期は、強い直射日光を避けると葉の色合いを保ちやすいです。葉焼けの条件を重ねないためにも、真夏に日中ずっと当たる場所は避けましょう。 [1]

幅30〜60cmを見込んだ広さ

成熟時の高さは約30〜45cm、幅は約30〜60cmに達します。弓状に下垂する葉が重なるくらいを想定し、隣の株との間隔を決めておいてください。 [1]

フウチソウ育て方をもう少し詳しく →

半日陰で水はけのよい場所に植える

植える場所は、半日陰で水はけのよい土を選びましょう。肥沃で常に湿り気のある土が向いているので、植え穴の土が水を抱えすぎないかも確かめてから植えましょう。 [1]

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植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。半日陰の範囲や土の湿り気を、庭の写真と一緒にお知らせください。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色が変わったり先端が乾いたりすると、植えた場所や水のやり方を見直したくなります。秋に現れる赤からピンクの色づき、冬に地上部が枯れる姿、そして水分が不均一なときに起きる葉焼けを、それぞれ分けて考えていきましょう。

フウチソウ

葉の色の変化を季節で分ける

秋に葉が赤からピンクへ色づくのは季節の変化です。春から夏の明るい緑の時期と比べ、いつ頃から色が変わったかを確かめましょう。 [1]

葉先の乾きと土の湿り気

葉の先端が乾いて見えるときは、水分の均一さを確かめてみてください。土の表面だけでなく下の湿り気にも指を入れ、水やりの間隔を直しましょう。 [1]

株の中心と株の間の葉

株は密に集まり、弓状に外へ広がります。中心部まで葉が揃っているか、株の間に地面が見えているかを見て、地被の進み具合を確かめてください。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉が乾いて見えるとき

暑い時期に葉が乾いて見えるときは、土の湿り気を確かめてから水やりを増やしましょう。水分が一定を保つことが葉焼けを防ぐ助けになります。 [1]

日当たりが強すぎるとき

夏の日中によく直射日光が当たるなら、植える場所を半日陰へ見直すか、日差しを和らげる方法を検討してみてください。 [1]

増えすぎたと感じるとき

茂みを広げたり株を分けたりしたいときは、春の株分けが適しています。株の外周から掘り起こし、根元のまとまりを崩さずに分けてください。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。いつ頃から色が変わったか、土の乾き具合を添えてお知らせください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

フウチソウの切り戻しは、株形を無理に整える作業ではありません。冬季に地上部が枯れるため、晩冬から早春に葉を地際まで切り、春の芽出しに備えるのが基本です。増やしたいときは春の株分けが適しています。

晩冬から早春に地際まで切り戻す

手入れでは、晩冬から早春にかけて葉を地際まで切り戻します。冬季に地上部は枯れるので、新しい葉が伸びる前のこの時期に株元まで整えておきましょう。 [1]

フウチソウ

冬に枯れた葉が株元に残る

冬季には地上部が地面まで枯れます。枯れた葉がそのまま株元に残る状態が続くなら、晩冬から早春に切り戻しを検討してみてください。 [1]

フウチソウ

垂れた葉が下に長く残る

弓状に伸びた葉が下へ長く垂れる状態が続くなら、株元を整えるタイミングを考えましょう。晩冬から早春の切り戻しが目安になります。 [1]

フウチソウ

株の間を埋めたい

地被としての面積を広げたいときは、切り戻しと春の株分けを一緒に考えます。植える場所の広さから必要な株数を確かめてから進めてください。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

切り戻しを任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。株の高さと冬に枯れた葉の状態を、写真で見せてください。

04 特徴と育て方

フウチソウのことを、もう少し

日本中央部の湿潤な山地に自生する禾本科の多年生観賞草。弓状に下垂する茂み状の株型で、明るい緑の線形〜披針形の葉を地被として展開する。半日陰〜深い日陰と、湿り気があり排水の良い土壌を好む。

フウチソウ

秋の紅葉と冬の枯れ

秋に赤からピンクの色づきが出て、冬季には地上部が枯れます。冬の枯れは越冬の姿で、晩冬から早春に切り戻せば春は明るい緑の葉が伸びます。 [1]

フウチソウ

湿り気を保ち、水はける土に

土は肥沃で常に湿り、排水の良い状態が必要です。乾燥した土や重い粘土は避け、湿り気が保たれつつ水が抜ける場所を選びましょう。 [1]

フウチソウ

夏は日射と乾燥に注意

夏の暑い時期は強い直射日光を避けると葉の色合いを保ちやすいです。水分が不均一になりやすい季節なので、土の乾き具合をこまめに確かめましょう。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Hakonechloa macra

情報確認日:2026-10-17T03:50:33.711045+00:00

参考資料

  1. Hakonechloa macra — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。