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ハマナス

庭木図鑑 / 落葉

ハマナス

棘と皺の葉、赤い実を楽しむ日向の低木

ハマナスを庭に植えるか迷っていませんか。棘の多さや茂りやすさ、花と実を楽しめる期間まで、植える前に知っておくと判断しやすくなります。

東アジア原産の落葉低木

バラ科に属する落葉性の低木で、中国東北部・日本・朝鮮半島・シベリア東南部が原産です。秋には葉を落とします。 [1]

吸枝で茂みを広げます

根元から吸枝を出して増え、密生した茂みを形成します。周囲の植物を覆いやすいので、余白のある場所が向いています。 [1]

高さと幅は4〜6フィート

成熟時の高さと幅はいずれも4〜6フィート程度です。立ち上がりから弧状に伸びる多幹で、丸い茂り型の姿になります。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

ハマナスは、東アジア原産のバラ科に属する落葉性の低木です。香り高い桃色〜白色の花のあと、赤〜橙色のローズヒップが晩夏まで実ります。乾燥や塩害には耐えますが、日当たりと排水のよさで表情が変わります。どこで育てるか迷ったら、まず日当たりと水はけを確かめてください。

こんな希望には合いやすい

ハマナス

一日6時間以上の日向がある

完全な日向を好みます。一日6時間以上の直射日光が当たる場所なら、花と実をどちらも楽しめます。 [1]

ハマナス

乾燥や塩害にゆるやかに耐える

乾燥と塩害に耐性があり、痩せた土壌にも耐えます。海風が届く庭や、水やりを控えめにしたい場所に向いています。 [1]

植える前に考えておきたいこと

ハマナス

水がたまる場所は避ける

水がたまりやすい場所は向いていません。湿った土を避け、排水のよい土を用意してください。 [1]

ハマナス

隣の草花を覆いやすい

吸枝で密生した茂みを作り、周囲の植物を覆いやすいです。隣の草花との距離を取れる場所を選びましょう。 [1]

ハマナス

茎に棘を多くつける

茎には0.25インチほどの細く直進する棘を多く付けます。通路のそばは避け、作業しやすい余白を残しましょう。 [1]

幅ぶんの余白を確保する

高さと幅はいずれも4〜6フィート程度です。茂り型に丸く広がるため、隣の植物との間に幅ぶんの余白を確保してください。 [1]

ハマナス育て方をもう少し詳しく →

日向と水はけのよい土に植える

植える場所は、一日6時間以上の日光が当たる完全な日向を選びましょう。湿潤で酸性〜中性、排水の良い土が向いています。完全日向と風通しがよい場所が最も病気に強くなるので、風の通り道も合わせて確かめてください。 [1]

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植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日当たりと排水の条件、隣の植物との距離を伝えて確認できます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

育て始めて気になるのは、棘の多さや茂りの速さではないでしょうか。ハマナスは吸枝で根元から増えやすく、密生した茂みは周囲の植物を覆いやすいです。葉の表面の光沢や皺、株元から出る吸枝を見ながら、乾燥や湿り、日当たりの違いを分けて考えましょう。

ハマナス

葉の光沢と皺

小葉は5〜9枚で濃緑色の光沢があり、表面は皺のように波打ちます。いつもと違う様子が出たら日付をメモして、前年と比べてみてください。 [1]

株元から出る吸枝

根元から吸枝が出ていないか、株元の土際を定期的に見てみてください。増える向きが分かると、茂り具合を予想できます。 [1]

花が実に変わる様子

初夏から夏に花がつき、晩夏までに赤〜橙色のローズヒップに熟します。開花の間隔と実の色の変化を日付と一緒に見ておき、前年と比べてみてください。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

土の湿り気が続くとき

土の表面が乾いてから水をやり、根元に水が溜まらないよう排水を確かめてください。株元の湿り気が続くときは、水の量を調節してください。 [1]

葉の光沢が落ちたとき

葉の表面と裏を順に見て、変化が始まった時期を確かめましょう。まず日当たりと風通し、土の乾き方を点検してください。 [1]

周囲の草花が近づくとき

吸枝が隣の植物に近づいてきたら、株元に目印を立てて広がる向きを確認し、残す範囲を決めてから手を入れてください。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。いつ頃から、どの葉に、どう変わったかを伝えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

剪定はいつ行うか、どこまで切るかで迷いやすいところです。ハマナスは太い棘を多く持つため、作業を始める前に棘の位置を確かめてから手を入れましょう。高さと幅はいずれも4〜6フィート程度で、株は丸い茂り型です。通路との距離や保ちたい株形を決めてから、剪定する範囲を選びましょう。

棘を避けながら株形を整える

茎は太くまばらに枝分かれし、細い棘を多く付けます。手を入れる際は棘の位置を確かめ、立ち上がり〜弧状に伸びる枝の形を崩さない範囲で整えてください。 [1]

ハマナス

茂みが周囲に広がってきた

吸枝で密生して周囲の植物を覆い始めたら、剪定を検討してみてください。先に残す幹と取り除く範囲を決めておきましょう。 [1]

ハマナス

丸い株形が見えにくい

多幹の立ち上がり〜弧状の枝が混雑し、株の丸い姿が見えにくくなったら、剪定を検討してみてください。 [1]

ハマナス

通路に枝が伸びてきた

棘の多い茎が通路側へ伸びて触れにくくなったら、剪定を検討してみてください。作業しやすい幅を保てます。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

棘を避けて剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。高さや幅の希望、通路との距離を伝えると相談が進みます。

04 特徴と育て方

ハマナスのことを、もう少し

バラ科の落葉性・吸枝性の低木。東アジア原産で、太い棘と皺のある奇数羽状複葉、香り高い桃色〜白色の花、赤〜橙色のアプリコット状の実(ローズヒップ)を特徴とする。明るい日向を好み、塩害や乾燥にも耐える。

ハマナス

初夏から夏に花が続く

花期は初夏から夏にかけてで、霜が降りるまで断続的に開花します。長く花を楽しめる木なので、日当たりのよい場所で迎えましょう。 [1]

ハマナス

晩夏の実が冬まで残る

ローズヒップは晩夏までに赤〜橙色に熟し、冬まで樹上に残ります。収穫や観賞のタイミングは実の色で判断できます。 [1]

ハマナス

水やりは土の乾きで調節

乾燥には耐えますが湿った土は避けます。完全日向で風通しがよい場所では最も病気に強くなるので、水やりは土の乾きを見て調節してください。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Rosa rugosa

情報確認日:2026-10-17T03:23:53.201293+00:00

参考資料

  1. Rosa rugosa — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。