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ナナカマド

庭木図鑑 / 落葉

ナナカマド

秋のオレンジの実と赤紫の葉を楽しむ落葉樹

丸い樹冠に初夏の白い花、秋にはオレンジ色の実と赤紫色に変わる葉。ナナカマドを庭に迎えるか迷っている方は、日当たりと土の条件から植える場所を選び、季節ごとに見ておきたい変化や剪定を考える目安まで、あわせて確かめてください。

高さ7〜10メートルの落葉樹

バラ科の落葉小〜中高木で、高さは7〜10メートルに達します。丸い樹冠に育ち、樹皮は褐色から銀灰色をしています。 [1]

羽状複葉は小葉11〜15枚

葉は羽状に分かれる複葉で、小葉は11〜15枚。葉身は20〜30センチ、裏面に青みがあり、縁には鋸歯があります。 [1]

初夏の白い花と秋の実

初夏に径1インチ未満の白い花が10〜15センチの房状に集まります。秋にはオレンジ〜赤色の実がなり、鳥の餌になります。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

ナナカマドを育てていると、葉の色や枝の伸び方で毎年表情が変わります。初夏の白い花から秋の実まで、季節ごとの見どころがあります。変化が気になったときは、前年と同じ角度から葉や枝を見比べてみてください。

こんな希望には合いやすい

ナナカマド

日向を好む木

1日6時間以上の直射日光が当たる全日照を好みます。庭の南側など、日が長く届く場所が向いています。 [1]

ナナカマド

水はけのよい酸性土

湿潤で酸性(pH6.0未満)、排水の良い土壌を好みます。粘土・ローム・砂質のいずれにも対応しやすい木です。 [1]

植える前に考えておきたいこと

ナナカマド

潮風には耐えられない

強い風には耐えますが、海からの潮風には耐性がありません。海沿いの風が直接当たる場所は避けてください。 [1]

ナナカマド

害虫と病害が出る

アブラムシ、ハバチ、カイガラムシなどが訪れ、細菌病で枝先の葉が焦げる、黒星病で葉が落ちることがあります。 [1]

ナナカマド

成木の高さを先に見る

成木では7〜10メートルに育ちます。電線や建物のすぐそばなど、広がりを確保しにくい場所は見合わせましょう。 [1]

枝が広がる余裕を確保する

高さ7〜10メートルに育ち、丸い樹冠が広がります。周囲の枝が当たる場所を避け、風の強い場所では潮風の当たり方も確かめましょう。 [1]

ナナカマド育て方をもう少し詳しく →

日向で、水はけのよい酸性土に植える

1日6時間以上の日光が当たる場所を選び、排水の良い酸性土を整えましょう。湿り気を保ちつつ水が滞らない土が向いています。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで日照と土の条件を相談できます。日当たりの状況や庭の広さを伝えていただければ、植える場所の選び方をご案内します。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色がいつもと違う、枝先だけ焦げて見えるといった心配な変化は、季節・土の乾燥・枝先の状態に分けて考えます。原因を決めつけず、まず確かめられる点から確認してみてください。

ナナカマド

小葉の数と裏の色

小葉が11〜15枚並び、裏面に青みが見られるのが通常です。枚数や色の違いを前年と同じ角度から比べてみましょう。 [1]

枝先の葉の焦げ

細菌病は枝先の葉を焦げさせることがあります。葉端の変化は枝先から順に見て、続く範囲を確かめましょう。 [1]

秋の葉色と実の付き方

秋は葉が深い紫色から赤色に変わり、オレンジ〜赤色の実がなります。着色の時期と実の量を比べておくとよいでしょう。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

枝先だけ焦げたとき

枝先の葉が焦げて見える範囲が続くようなら、写真を用意して剪定や処置を専門の業者に相談しましょう。 [1]

害虫が見えたとき

葉にアブラムシやカイガラムシらしき虫がいたら、葉の表と裏を見て、虫の様子を写真に残しておくと相談しやすくなります。 [1]

落葉が目立つとき

黒星病による落葉が起きることがあります。落ち葉の量と枝の状態を確かめ、整え方を剪定の業者に聞いてみましょう。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の状態を相談できます。変化が見られた場所を写真に添えていただければ、次に確かめる点をお伝えします。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

ナナカマドは高さ7〜10メートルに育つ落葉樹です。混み合う枝や高すぎる枝をいつ整えるか、樹形を崩さないために何を確かめるかを押さえておきましょう。高さが届かない枝の扱いは、業者に任せられる範囲を意識しておくと安心です。

混み合う枝と高すぎる枝を整える

剪定では、混み合う枝や高く伸びた枝を、丸い樹冠を崩さない範囲で整えます。7〜10メートルに育つため、高所の枝は業者に任せましょう。 [1]

ナナカマド

樹冠の内側が混み合ったとき

丸い樹冠の内側で枝が重なって見えるようなら、光の通り道を作る剪定を検討してみてください。 [1]

ナナカマド

枝先の焦げが続くとき

細菌病で枝先の葉が焦げた部分が続く場合は、どこまでを切るかを剪定の業者に相談しましょう。 [1]

ナナカマド

手が届かなくなったとき

7〜10メートルまで伸びた枝の手入れが難しい状態になったら、高所作業を業者に依頼してください。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の相談ができます。木の高さや枝の状況、希望する樹形を伝えていただければ、作業の範囲を一緒に整理します。

04 特徴と育て方

ナナカマドのことを、もう少し

バラ科の落葉小〜中高木。丸い樹冠と羽状複葉、初夏の白色の房状花、秋のオレンジ色の実と赤紫色に色づく葉が特徴で、日向で酸性の排水良好的土壌を好む。

ナナカマド

夏は土の乾きを見て水やり

湿潤を好みます。夏場は土の表面の乾きを確かめ、乾きが早いときは水やりを増やしましょう。 [1]

ナナカマド

冬は落葉後の枝ぶりを見る

落葉樹のため冬は葉がなく、丸い枝ぶりが見えます。枝や幹の傷みがないか、この時期に確かめておきましょう。 [1]

ナナカマド

風が強い場所での手入れ

強い風に耐えますが潮風には弱いため、風が強い場所では日当たりの条件と合わせて植える場所を選びましょう。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Sorbus commixta

情報確認日:2026-10-17T02:46:36.949063+00:00

参考資料

  1. Sorbus commixta — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。