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ナツメ(棗)

庭木図鑑 / 落葉

ナツメ(棗)

トゲのある枝に、褐色の実がなる落葉樹

庭にナツメを植えてよいのか、実を楽しむにはどのくらいの空間が必要なのか、迷う方も多いはずです。ここでは、樹形・日当たり・土の好みから、葉や枝を見て手入れを考えるまでを、順を追ってご案内します。

落葉性の木または大型の低木

ナツメは落葉性の木または大型の低木で、東南ヨーロッパから中国までの地域を原産とします。 [1]

樹高は約4.5〜9メートル

樹高は約4.5〜9メートル、幅も約3〜9メートルに達する大きさの木です。 [1]

果実は熟すとしわ寄りになる

果実は核果で、熟すと褐色〜紫色にしわ寄り、ナツメの形になります。核には2粒の種子があります。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

ナツメは落葉性の木または大型の低木で、東南ヨーロッパから中国までの地域が原産です。樹高は約4.5〜9メートルに達し、幅も広がるため、成長後の大きさを先に見込んでおくと安心です。成長速度は中程度で、円形から花瓶状の樹形にまとまります。

こんな希望には合いやすい

ナツメ(棗)

日当たりのよい場所を用意できる

日向(1日6時間以上の直射日光)から半日陰までで育ちます。温かくやや乾燥した気候を好むため、日当たりのよい場所が合います。 [1]

ナツメ(棗)

水はけのよい土がある

土は水はけのよいものを好みます。貧瘠な土壌にも耐え、アルカリ性土壌には非常に強い点も、庭植えでは扱いやすい性質です。 [1]

植える前に考えておきたいこと

ナツメ(棗)

トゲのある枝が伸びる

枝には通常トゲがあります。人の動線や目線の高さに枝が伸びる予定がないか、植える前に確かめておくと安心です。 [1]

ナツメ(棗)

大きな木に育つ

樹高は約4.5〜9メートル、幅も広がります。壁や隣地との距離を先に測り、成長後の空間を残しておきましょう。 [1]

ナツメ(棗)

水が溜まる場所は避ける

水はけのよい土を好むため、雨水が溜まりやすい低地は避けてください。一方で湿り気のある土も好むとされるため、乾きと水はけの両方を見て植え場所を選びましょう。 [1]

成長後の幅まで考えておく

ナツメは高さ約4.5〜9メートル、幅約3〜9メートルに達します。隣地や建物との距離を先に測り、枝が広がる余裕を残してください。 [1]

ナツメ(棗)育て方をもう少し詳しく →

日向で、土の水はけを確かめてから植える

植える場所は、1日6時間以上の直射日光が当たる日向を選びましょう。土が水はけのよい状態かを確かめてから植えます。 [1]

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植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日当たりと水はけの条件、成長後の広がり幅を添えてお伝えください。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色や枝の様子に違和感を感じたら、まず季節と、土の表面の乾き方を見比べてみてください。ナツメは乾燥に耐えますが、水が溜まる場所は得意ではありません。葉は単葉で互生、基部に3条の目立つ脈があるのが正常な姿です。

ナツメ(棗)

葉の色と3条の脈

葉は単葉で互生、長さ幅ともに約2.5〜7.5センチ。基部には3条の目立つ脈があるのがナツメの葉の特徴です。 [1]

枝の下垂とトゲの位置

枝はトゲを持ち、下垂して見えることがあります。どの方向に伸びているか、通り道側に向かう枝がないかを見てみてください。 [1]

遅春から初夏の花

葉腋に径約5ミリの白色〜黄緑色の小花が咲きます。花のあとに果実が付き、熟すと褐色〜紫色にしわ寄ります。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉の色が薄いとき

まず土の表面の乾き方を確かめてください。ナツメは乾燥に耐えますが、水はけが悪いと根元に水が溜まります。湿り気と水はけは別のこととして、分けて見てください。 [1]

枝が下垂してきたとき

トゲのある枝が建物や通り道に近づいていないかを確かめましょう。接触する状態が続くなら、剪定を検討してみてください。 [1]

実の付き方を見極めたいとき

遅春から初夏に花が咲いた葉腋に果実が付きます。未熟時は緑色、熟すと褐色〜紫色に変わる色を見て確かめましょう。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉や枝の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで様子を相談できます。葉の色、トゲのある枝の位置、見つけた季節を伝えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

ナツメの枝には通常トゲがあり、外観として下垂することもあります。トゲのある枝が通り道に近づいてきたときや、樹形が崩れてきたときに剪定を考えましょう。残したい枝を決めてから作業に入ると安全です。

トゲと樹形を見て枝を選ぶ

枝には通常トゲがあり、下垂することもあるため、触れる位置を避けたうえで残す枝を決めてから作業に入ると安全です。 [1]

ナツメ(棗)

通り道にトゲが届く

枝にトゲがあるため、人の動線に枝がかかる状態は早めに整えたいところです。どの枝が当たるのかを確かめてみてください。 [1]

ナツメ(棗)

円形や花瓶状の樹形が崩れた

ナツメは円形から花瓶状の樹形を持ちます。枝が混み合い形が崩れてきたら、剪定を検討してみてください。 [1]

ナツメ(棗)

複幹の内側が混み合う

直立性で複幹になることがあります。幹の間や内側に枝が重なるなら、光の通り道を見ながら残す枝を選びましょう。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定をお任せしたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。トゲのある枝の位置と、整えたい範囲を具体的にお知らせください。

04 特徴と育て方

ナツメ(棗)のことを、もう少し

落葉性の小樹または大型の低木で、ナツメ科に属する。樹高は約4.5〜9メートルに達し、円形から花瓶状の樹形を持つ。枝にはトゲがあり、やや下垂することがある。葉は互生で単葉、やや光沢のある緑色。花は葉腋に小さな黄白色の花を咲かせ、果実はドゥルプ(核果)で、熟すと褐色〜紫色にしわ寄りナツメ状となる。

ナツメ(棗)

遅春から初夏は花と実の時期

遅春から初夏にかけて葉腋に小花を咲かせ、その後に果実が育ちます。花の位置を知っておくと、枝を切る判断がしやすくなります。 [1]

ナツメ(棗)

温かく乾燥した環境を好む

ナツメは温かくやや乾燥した気候を好み、乾燥にも耐えます。水やりは土の表面を見て、湿り気と水はけの両方を確かめてから行いましょう。 [1]

ナツメ(棗)

落葉後の樹形を確かめる

落葉性の木なので、葉が落ちると枝の流れが見えます。トゲの位置や枝の重なりを確かめ、翌季の剪定で切る枝を選ぶ目安にしましょう。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Ziziphus jujuba

情報確認日:2026-10-17T02:45:02.460940+00:00

参考資料

  1. Ziziphus jujuba — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。