
庭木図鑑 / 葉は対生で掌状複葉をなし、小葉は5~7片。小葉の形は倒卵状長楕円形で、掌状に開く姿がよく知られています。
トチノキ
掌状の葉と大粒の実を楽しむ落葉高木
庭に大きな木を植えるか迷うとき、トチノキは掌状に開く葉や5~6月の花、秋の大粒の実を楽しめる落葉高木です。大きさや置き場所の選び方から、葉を見たときの見分け方まで、順にご案内します。
01 植えるか迷っている方へ
わが家の庭に合う?
トチノキはムクロジ科トチノキ属の落葉高木で、学名は Aesculus turbinata です。冬に葉を落とし、春に掌状に開く葉を戻します。北海道、本州、四国、九州に分布し、多少湿気のある肥沃な土地を好むため、土の湿り気を保てる場所が向いています。同じトチノキ属には、マロニエの名で知られる西洋トチノキがあります。
湿り気のある土と、実が落ちる広さ
多少湿気のある肥沃な土地を好むため、土に湿り気が残りやすい場所を選びましょう。さく果が熟して種子が落ちる範囲も、あわせて見おきください。 [1]
育て方をもう少し詳しく →湿気のある肥沃な土を選ぶ
植える前に土の状態を確かめ、湿り気が残りやすく肥沃な場所を選びましょう。冬に葉を落とした姿や、秋に種子が落ちる位置も含めて、余裕のある場所が向いています。 [1]
分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。
植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。湿り気のある土と、実が落ちる広さを一緒に考えます。
02 葉や枝が気になる方へ
葉の変化が気になったら
葉の色や形が前年と違うと、少し心配になりますよね。トチノキの葉は対生で掌状複葉、小葉は5~7片です。まずこの形を基準に、今の葉がどこが違うのかを見分けてみてください。季節による変化と、土の乾燥など環境の変化を分けて考えられます。

小葉の枚数と広がり
葉は対生で掌状複葉です。小葉が5~7片あるかどうかを確かめ、掌状に開く形が保たれているかを見ましょう。 [1]
5~6月に立つ花序
初夏になると直立する円錐花序が立ち、帯紅色の花をつけます。花序の立ち方を前年と比べると、変化に気づきやすくなります。 [1]
10~11月のさく果
秋に倒卵状円形のさく果が熟して3裂します。実の付き方と種子の落ちる場所を見てみてください。 [1]
葉の変化に気づいたら、まずここから
急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。
葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の状態を相談できます。小葉の枚数や掌状に開く具合を具体的に伝えてください。
03 剪定・依頼を考えたい方へ
切る前に、剪定の考え方を知る
剪定を頼む先に迷うときは、木の姿と周囲の環境を確かめておくと相談が伝わりやすくなります。トチノキは冬に葉を落とす落葉高木なので、枝がよく見える時期に樹形を見てみてください。秋に実が熟して落ちる場所への配慮も、あわせて伝えると安心です。
樹形と周囲の環境を伝えて相談する
トチノキは落葉高木で冬に葉を落とすため、枝がよく見える時期に全体の姿を確かめられます。整えたい場所と、周囲の建物や通路との距離を具体的に伝えれば、樹形に合わせた剪定を相談できます。 [1]
相談するときに伝えること
木全体の写真大きさや形が分かるもの
困っている場所枝が当たる場所など
希望する仕上がり残したい形や枝ぶり
剪定を頼みたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。樹形と枝の張り、周囲との距離を伝えましょう。
04 特徴と育て方
トチノキのことを、もう少し
ムクロジ科トチノキ属の落葉高木。5~6月に直立する円錐花序を立て、帯紅色の花をつけます。10~11月には倒卵状円形のさく果が熟して3裂し、赤褐色で光沢のある大粒の種子を落とします。分布は北海道、本州、四国、九州で、多少湿気のある肥沃な土地を好み、街路樹や庭園樹として親しまれています。
画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。
基本情報・参考資料を見る
Aesculus turbinata
情報確認日:2026-10-17T22:25:44.662407+00:00
参考資料
- トチノキ — www.ffpri.go.jp特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。













