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トチノキ

庭木図鑑 / 葉は対生で掌状複葉をなし、小葉は5~7片。小葉の形は倒卵状長楕円形で、掌状に開く姿がよく知られています。

トチノキ

掌状の葉と大粒の実を楽しむ落葉高木

庭に大きな木を植えるか迷うとき、トチノキは掌状に開く葉や5~6月の花、秋の大粒の実を楽しめる落葉高木です。大きさや置き場所の選び方から、葉を見たときの見分け方まで、順にご案内します。

掌状に開く葉

葉は対生で掌状複葉をなし、小葉は5~7片あります。小葉の形は倒卵状長楕円形で、掌状に開く姿がよく知られています。 [1]

初夏に直立する花

花は5~6月に咲き、直立する円錐花序を立てます。花の色は帯紅色です。 [1]

秋に3裂するさく果

果実は倒卵状円形で直径5cmほど。厚い果皮は10~11月に熟して3裂し、赤褐色で光沢のある径4cmほどの種子を落とします。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

トチノキはムクロジ科トチノキ属の落葉高木で、学名は Aesculus turbinata です。冬に葉を落とし、春に掌状に開く葉を戻します。北海道、本州、四国、九州に分布し、多少湿気のある肥沃な土地を好むため、土の湿り気を保てる場所が向いています。同じトチノキ属には、マロニエの名で知られる西洋トチノキがあります。

こんな希望には合いやすい

トチノキ

街路樹や庭園樹として親しまれている

トチノキは街路樹や庭園樹として使われ、材は家具材にもなります。東京都霞が関の官庁街や熊本県庁内にも並木があり、庭の景色をつくる木として親しまれています。 [1]

トチノキ

湿気を好む土地に向いている

多少湿気のある肥沃な土地を好むため、土に湿り気が残りやすい場所と相性がよい木です。庭では土の状態を確かめやすい場所を選びましょう。 [1]

植える前に考えておきたいこと

トチノキ

冬に葉を落として姿が変わります

落葉高木で冬には葉を落とすため、季節によって姿が大きく変わります。落ち葉が集まる場所も含めて、置き場所を選びましょう。 [1]

トチノキ

大粒の種子が落下します

さく果が3裂すると、赤褐色で光沢のある径4cmほどの種子が落ちます。1個あたり約10gあるため、通路や車の置き場の真下は避けましょう。 [1]

トチノキ

土地の条件で成長に差が出ます

多少湿気のある肥沃な土地を好む一方、実験林内のものは成長がわるいと記録されています。植える前に土の状態を確かめてください。 [1]

湿り気のある土と、実が落ちる広さ

多少湿気のある肥沃な土地を好むため、土に湿り気が残りやすい場所を選びましょう。さく果が熟して種子が落ちる範囲も、あわせて見おきください。 [1]

トチノキ育て方をもう少し詳しく →

湿気のある肥沃な土を選ぶ

植える前に土の状態を確かめ、湿り気が残りやすく肥沃な場所を選びましょう。冬に葉を落とした姿や、秋に種子が落ちる位置も含めて、余裕のある場所が向いています。 [1]

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植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。湿り気のある土と、実が落ちる広さを一緒に考えます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色や形が前年と違うと、少し心配になりますよね。トチノキの葉は対生で掌状複葉、小葉は5~7片です。まずこの形を基準に、今の葉がどこが違うのかを見分けてみてください。季節による変化と、土の乾燥など環境の変化を分けて考えられます。

トチノキ

小葉の枚数と広がり

葉は対生で掌状複葉です。小葉が5~7片あるかどうかを確かめ、掌状に開く形が保たれているかを見ましょう。 [1]

5~6月に立つ花序

初夏になると直立する円錐花序が立ち、帯紅色の花をつけます。花序の立ち方を前年と比べると、変化に気づきやすくなります。 [1]

10~11月のさく果

秋に倒卵状円形のさく果が熟して3裂します。実の付き方と種子の落ちる場所を見てみてください。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

冬に葉が落ちたとき

トチノキは冬に葉を落とす落葉高木です。葉がなくなると枝がよく見えるため、この時期に樹形と枝の張りを確かめてみてください。 [1]

葉に違和感があるとき

小葉が5~7片ある通常の状態と比べ、枚数や葉の広がりがどう違うのかを見てみてください。そのうえで、土の乾燥や季節の変化を分けて考えられます。 [1]

実や種子が気になるとき

10~11月にさく果が3裂して大粒の種子が落ちます。種子が落ちる範囲を見て、通路などに影響しないか確かめてみてください。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の状態を相談できます。小葉の枚数や掌状に開く具合を具体的に伝えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

剪定を頼む先に迷うときは、木の姿と周囲の環境を確かめておくと相談が伝わりやすくなります。トチノキは冬に葉を落とす落葉高木なので、枝がよく見える時期に樹形を見てみてください。秋に実が熟して落ちる場所への配慮も、あわせて伝えると安心です。

樹形と周囲の環境を伝えて相談する

トチノキは落葉高木で冬に葉を落とすため、枝がよく見える時期に全体の姿を確かめられます。整えたい場所と、周囲の建物や通路との距離を具体的に伝えれば、樹形に合わせた剪定を相談できます。 [1]

トチノキ

枝や葉が周囲に近づいてきた

掌状に開く葉や枝が、建物や通路に近づいてきたと感じたら、剪定を検討する目安にできます。周囲との距離を測って伝えると相談が伝わります。 [1]

トチノキ

冬に樹形を見直したい

冬は葉が落ちて枝の姿が見えるため、全体の樹形を確かめやすい時期です。気になった枝を決めてから相談しましょう。 [1]

トチノキ

実の落下範囲に配慮したい

秋にさく果が熟して3裂し、大粒の種子が落ちます。種子の落ちる位置に影響しそうな枝を決めて伝えましょう。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を頼みたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。樹形と枝の張り、周囲との距離を伝えましょう。

04 特徴と育て方

トチノキのことを、もう少し

ムクロジ科トチノキ属の落葉高木。5~6月に直立する円錐花序を立て、帯紅色の花をつけます。10~11月には倒卵状円形のさく果が熟して3裂し、赤褐色で光沢のある大粒の種子を落とします。分布は北海道、本州、四国、九州で、多少湿気のある肥沃な土地を好み、街路樹や庭園樹として親しまれています。

トチノキ

5~6月は花を楽しむ時期

直立する円錐花序が立ち、帯紅色の花をつけます。花序の様子を写真に残しておくと、翌年との違いを比べやすくなります。 [1]

トチノキ

10~11月は実が熟す時期

厚い果皮のさく果が熟して3裂します。種子は赤褐色で光沢があり、径4cmほどの大粒です。種子が落ちる範囲もあわせて確かめてみてください。 [1]

トチノキ

湿り気を保つ配慮を

多少湿気のある肥沃な土地を好むため、土の乾燥が気になるときは、根元の土に湿り気があるかを確かめ、乾いていたら水やりを増やしましょう。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Aesculus turbinata

情報確認日:2026-10-17T22:25:44.662407+00:00

参考資料

  1. トチノキ — www.ffpri.go.jp特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。