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トキワサンザシ(ピラカンサ)

庭木図鑑 / shinyな濃緑色の葉は互生で単葉、狭い楕円形〜披針形〜卵形、長さは1〜2.5インチほど。葉の裏側は表面より淡く、毛があります。常緑〜半常緑で、年中葉をつけています。

トキワサンザシ(ピラカンサ)

とげと実が美しい、常緑の目隠し低木

秋の実を楽しみたい一方で、とげの多さや伸び方に迷っていませんか。ここでは植える場所、葉の見方、剪定の順番を、庭で確かめられる点から順に案内します。

バラ科の常緑〜半常緑低木

バラ科に属する低木で、学名はPyracantha coccinea。直立してかたい樹形で、高さ6〜18フィート、幅もほぼ同じ程度に伸びます。 [1]

とげと実が名の由来

属名はギリシャ語のpyr(火)とakantha(とげ)に由来し、とげある枝と鮮やかな紅色の実を表しています。 [1]

春の花、秋の実

春から初夏に白色の小花が密に咲き、秋に橙紅色の実が熟して冬まで残ります。果実は鳥に好まれ、種が運ばれます。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

春には光沢のある濃緑の葉とともに白い花が密に咲き、秋には橙〜赤い実が目立ちます。直立してかたい樹形で高さと幅がほぼ同じ程度に伸びるため、置く場所と広がり方を先に知っておくと安心です。

こんな希望には合いやすい

トキワサンザシ(ピラカンサ)

目隠しと境界に植える

密生する生垣として目隠しや区画の境界に使え、壁やフェンスに誘引して仕立てる向きもあります。茎の鋭いとげのため鹿も避ける傾向です。 [1]

トキワサンザシ(ピラカンサ)

日なたから半日陰が向く

日なたから半日陰を好み、乾燥からほどよく湿った、水はけのよい土で育ちます。粘土質の土や乾燥、暑くて乾燥した条件にも耐えます。 [1]

植える前に考えておきたいこと

トキワサンザシ(ピラカンサ)

茎の鋭いとげ

茎には鋭いスパーとげがあり、剪定は扱いにくいとされます。枝に触れる作業では長袖と手袋を用意し、通路や目線の高さに当たる枝は配慮して扱ってください。 [1]

トキワサンザシ(ピラカンサ)

移植が難しい

この低木は移植が難しいとされます。幅がほぼ同じ程度に広がることを踏まえ、日なたから半日陰の置き場所は最初に決めておくと安心です。 [1]

トキワサンザシ(ピラカンサ)

寒い風が当たる場所

寒冷な気候では、冷たい風から木を守ることが推奨されます。冬に乾いた冷たい風が強く当たる場所は避け、必要なら保護を検討してください。 [1]

高さも幅も広がる前提で余白を

高さ6〜18フィート、幅もほぼ同じ程度に伸び、成長は速く、樹形は崩れやすいため定期的な剪定が必要です。隣木や壁までの距離を、伸びる方向から見当てるといいでしょう。 [1]

トキワサンザシ(ピラカンサ)育て方をもう少し詳しく →

水はけのよい土に植える

植える場所は日なたから半日陰にし、酸性から中性で水はけのよい土を選びましょう。乾燥には耐えますが、水がたまりやすい場所は避けてください。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日照、水はけ、広がる幅の条件を伝えれば、候補の場所を比べられます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の光沢が落ちたり、枝が混み合ったりすると心配になりますよね。ここでは季節の変化、土の乾燥と排水、急に伸びる枝を分けて考え、確かめることから順に案内します。

トキワサンザシ(ピラカンサ)

葉の色と光沢

有光沢の濃緑の葉は年中つき、裏面は表面より淡く毛があります。表と裏を見比べると、いつもの状態との違いが分かりやすくなります。 [1]

新枝とスパー枝の出方

成長は速く、直立しながら開いた樹形を取ります。まっすぐ伸びる枝と、短いスパー(とげのある枝)がどこに出たかを覚えておくと役立ちます。 [1]

花と実の付き方

花は前年の枝のスパー上に密に咲きます。春に花のあった枝に、秋に実がつくかどうかを比べてみると、翌年の剪定の判断材料になります。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉の色や光沢が落ちたとき

葉の色が薄くなったときは、まず土の表面と排水を確かめてください。乾燥には耐えますが、水が滞る条件は好ましくありません。 [1]

枝が混み合ってきたとき

まっすぐ伸びた枝と、花や実をつけるスパー枝を見分けてから剪定にとりかかりましょう。とげがあるため、長袖と手袋を用意してから向き合ってください。 [1]

冬に寒風が当たるとき

冷たい風が強く当たる場所に植えている場合、厳しい地域では木を守る方法を早めに考えておくと安心です。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の状態を相談できます。葉の色、裏側の様子、新枝の伸び方を写真と一緒に伝えられます。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

とげがあるため剪定は扱いにくいとされますが、放っておくと樹形は崩れやすくなります。花を咲かせた前年の枝と翌年の実の付き方を踏まえ、残す枝を先に決めておきましょう。

花後すぐの強い切り詰めは避ける

翌年の花は古い枝にしか咲かないため、開花後すぐの強い切り詰めは実つきを妨げます。刈り込むことはできますが、実を残したい枝を見極めてから調整してください。 [1]

トキワサンザシ(ピラカンサ)

樹形が崩れてきた

放っておくと崩れやすく、定期的な剪定が必要です。広がりすぎた枝をどこまで戻すか、まず全体の形を確かめてから手を入れましょう。 [1]

トキワサンザシ(ピラカンサ)

生垣として密に仕立てたい

目隠し用に密にしたい場合は、刈り込む前提でまず枝を見極めましょう。とげがあるため、作業する範囲を絞ってから始めると扱いやすくなります。 [1]

トキワサンザシ(ピラカンサ)

秋の実を残したい

秋の実を楽しみたいなら、開花直後の強い切り詰めは避けてください。花が咲いた前年の枝を残すことで、実の付き方を損ないにくくなります。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の相談ができます。とげの多さや、実を残したい希望をあらかじめ共有できます。

04 特徴と育て方

トキワサンザシ(ピラカンサ)のことを、もう少し

トキワサンザシ(Pyracantha coccinea)は、バラ科に属する常緑〜半常緑の低木です。直立してかたい樹形で、高さ6〜18フィート、幅もほぼ同程度に広がります。春には光沢のある濃緑の葉とともに白い花を密に咲かせ、秋には茎のとげとともに橙〜赤い実が目立ち、冬まで残ります。

トキワサンザシ(ピラカンサ)

春から初夏の花

白色で5弁、直径およそ1/3インチの花が、前年の枝のスパー上に2〜3インチの集まりで咲きます。花には多くの昆虫が訪れます。 [1]

トキワサンザシ(ピラカンサ)

秋の実と冬の過ごし方

秋に橙紅色の実が熟し、冬まで枝に残ります。鳥が実を好んで種を運ぶため、冬季も枝の様子を見ておくと生きものの動きも楽しめます。 [1]

トキワサンザシ(ピラカンサ)

水やりと排水の目安

乾燥や暑くて乾燥した条件に耐える一方、水はけのよい土を好みます。水やりの前に土の表面を確かめ、水がたまらないようにしてあげてください。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Pyracantha coccinea

情報確認日:2026-10-17T17:32:22.170312+00:00

参考資料

  1. Pyracantha coccinea — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。