庭の困りごとを知る・解決するメディア
庭図鑑について掲載情報と出典庭の相談
庭図鑑powered by NIWASAIDO庭と、緑のある暮らし。庭彩堂に相談
タムシバ

庭木図鑑 / 葉は互生で単葉、長さ約12cm・幅約5cmほどの狭い楕円形から槍のような形をしています。先端はとがり、縁はすらっと滑らかで、上側はつやのない濃い緑、下側は淡い緑色。やわらかくつぶすと、アニスやレモンバーベナのような香りが立ちます。

タムシバ

春に葉へ先立って白い花が咲く香り高い落葉樹

大きさや日照が気になる庭に、タムシバは合うのでしょうか。春の白い花と香りのある葉を楽しめる木の性質から、植える前に確かめたい点を一緒に見てみましょう。

属名と英名

学名はMagnolia salicifolia、モクレン科マグノリア属。英名はWillowleaf MagnoliaとAnise Magnoliaです。 [1]

落葉樹で樹高6〜9m

広葉の落葉性の木で、樹高は6〜9m、まれに15mに達し、狭い円すい形から幅広の円すい形に整います。 [1]

葉に先立って咲く白い花

花は白色で香り高く幅は7.5〜10cmほど。春に葉が展開するより先に咲き、6枚の花被片でできています。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

タムシバはモクレン科マグノリア属の落葉樹で、狭い円すい形から幅広の円すい形に整います。春には葉に先立って径7.5〜10cmほどの白く香り高い花を咲かせます。日当たりのよい場所から半日陰までを好み、やや湿り気があり酸性の土でよく育つ点が目安です。

こんな希望には合いやすい

タムシバ

早春の花を楽しみたい方へ

春、葉に先立って白く香り高い花が咲くため、開花の様子を楽しみたい庭に向いています。花は径7.5〜10cmほど、6枚の花被片で構成されます。 [1]

タムシバ

半日陰の場所に植えたい方へ

日当たりのよい場所から半日陰までを好みます。やや湿り気があり酸性の土で特に良好に育つため、そうした条件がそろう場所に植えたい方に向いています。 [1]

植える前に考えておきたいこと

タムシバ

大きさを十分に見込む

樹高は6〜9m、まれに15mに育ちます。建物や他の木が近い場合は、成長後の広がりを見越して余裕をもって配置してください。 [1]

タムシバ

水はけと湿り気を確かめる

やや湿り気があり酸性の土で特に良好に育ちます。水が長くたまる場所や乾きすぎる場所は避け、土の状態を植える前に確かめましょう。 [1]

タムシバ

冬に葉を落とす点

広葉の落葉性の木なので、冬には葉を落とします。落ち葉が見込まれる場所は、秋冬の掃除のしやすさも踏まえて配置を決めてください。 [1]

樹高6〜9mを見込む広さ

全体は狭い円すい形から幅広の円すい形に整い、樹高6〜9m、まれに15mに育ちます。隣の木や壁との距離を空けて配置しましょう。 [1]

タムシバ育て方をもう少し詳しく →

半日陰と湿り気のある土を選ぶ

植える場所は、日当たりのよい場所から半日陰までから選びましょう。やや湿り気があり酸性の土で特に良好に育つため、土の状態を確かめてから植えましょう。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日照の当たり方と土の状態を伝えれば、候補場所を一緒に絞れます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色や形が前年と違う、枝が伸びて隣との距離が気になるというときは、タムシバ本来の葉の特徴と照らし合わせて見てみましょう。タムシバの葉は互生で狭い楕円形から槍状、上側はつやのない濃い緑、下側は淡い緑色です。葉をやわらかくつぶすとアニスやレモンバーベナを思わせる香りが立ちます。

タムシバ

葉の形と大きさ

葉は互生で単葉、長さ約12cm・幅約5cmほど。狭い楕円形から槍状で先端がとがり、縁は滑らかです。前年との違いを比べるときは、この形や大きさを目安にしてみてください。 [1]

葉の裏と表の色

表面はつやのない濃い緑、裏面は淡い緑色です。両面の色の差が薄く見える葉が増えたら、日当たりの状態と土の湿り気を別々に確かめてみてください。 [1]

つぶした葉の香り

葉をやわらかくつぶすとアニスやレモンバーベナを思わせる香りが立ちます。香りが立ちにくい葉が増えたときは、前回の様子と比べてみましょう。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉が小さく見えるとき

土の湿り気を手で確かめ、やや湿り気がある状態かどうかを見てください。水がたまったままの場所と乾きすぎた場所を分けて判断しましょう。 [1]

葉色が薄く見えるとき

葉の表面と裏面を交互に見て、つやのない濃い緑と淡い緑の差が保たれているかを確かめましょう。日照の当たり方も一緒に見てください。 [1]

枝が隣に近づくとき

どの枝を残したいかを先に決め、手の届く範囲の枝だけを候補にしてください。高所や太い枝は自分で触らず、業者への依頼を検討しましょう。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。葉の写真と植え場所を添えて、変化の見方を一緒に確かめられます。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

剪定は、狭い円すい形から幅広の円すい形へ整う樹形を保つ目的で考えるものです。タムシバは樹高6〜9m、まれに15mまで育つため、手の届く範囲の枝はご自身で整えられますが、高所や太い枝は業者への依頼が安全です。切り時期をその場で決めず、業者への相談を検討してみてください。

樹形を保つ範囲で剪定する

剪定は狭い円すい形から幅広の円すい形という樹形を保つ目的で考えます。手の届く範囲の枝はご自身で整えられますが、高所や太い枝は業者に依頼しましょう。 [1]

タムシバ

高所の枝に届かない

樹高6〜9m、まれに15mに育つため、上部の枝は手の届く高さを超えます。無理に登らず、業者への依頼を検討してください。 [1]

タムシバ

周囲への張り出しが気になる

幅広の円すい形へ整う樹形でも、伸びた枝が通路や隣地に近づくことがあります。どの枝を残すか決めてから剪定を検討してみてください。 [1]

タムシバ

太い枝の手入れ

太い枝を切る作業は落下や怪我の危険を伴います。作業前に、切りたい枝の位置と太さを業者へ伝えましょう。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。樹高と届きにくい枝の位置を伝えれば、作業の範囲を相談できます。

04 特徴と育て方

タムシバのことを、もう少し

モクレン科マグノリア属の落葉樹で、樹高6〜9m(ときに15m)に育ち、全体は狭い円すい形から幅広の円すい形の樹形をつくります。春、葉に先立って径7.5〜10cmほどの白く香り高い花が咲き、6枚の花被片で構成されます。果実は5〜7.5cmで、ローズピンクが褪せて鈍い褐色となり、中には朱色の種が入ります。日本固有で、本州・四国・九州の山地に自生しています。

タムシバ

春の花と秋の実が目印

春には葉に先立って白く香り高い花が咲きます。果実は5〜7.5cmでローズピンクから鈍い褐色へ変わり、中には朱色の種が入ります。 [1]

タムシバ

湿り気を保てる場所と水やり

日当たりのよい場所から半日陰までを好みます。やや湿り気がある土で特に良好に育つため、表面が乾いて見えたら水やりを増やしましょう。 [1]

タムシバ

剪定は枝ぶりが見える時期に

落葉樹のため、葉が落ちると狭い円すい形から幅広の円すい形の枝ぶりが見えます。全体を眺めてから、剪定を考える範囲を決めましょう。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Magnolia salicifolia

情報確認日:2026-10-17T17:31:10.192348+00:00

参考資料

  1. Magnolia salicifolia — landscapeplants.oregonstate.edu特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。