
庭木図鑑 / 葉は単葉で、初年度は茎を出さずに地際に低く密なロゼットをつくり、表面は灰白色の毛に覆われて絹のような手ざわり。葉身は長さ6インチを超え、葉脈が目立つほど凹み、縁には鈍い鋸歯がある。形はへら形〜披針形〜卵形で、二年目の茎につく葉は互生になり、茎へ向かうほど葉柄も葉身も小さくなる。
ジギタリス
二年目に花茎を立てる、有毒な二年生草花
二年目にならないと花を見られない、と迷っていませんか。ジギタリスは一年目に地表近くへ低く密なロゼットをつくり、二年目に花茎を立てる草花です。性質と植える場所、一年目と二年目の見方を順に解説します。
01 植えるか迷っている方へ
わが家の庭に合う?
一年目は地表近くに低く密なロゼットをつくり、二年目に中心から背の高い花茎が立ち上がります。成熟時の高さは60〜150cm、幅は30〜75cm。光は1日6時間以上の全日照から部分的日陰までをとれ、とくに午後陰を好みます。
幅30〜75cmを見据えて選ぶ
成熟時の高さは60〜150cm、幅は30〜75cmで、叢生して直立します。隣の草花との間隔を取り、背の高さを隠さない位置を選びましょう。 [1]
育て方をもう少し詳しく →半日陰と水はけのよい土に植える
1日6時間以上の全日照から半日陰までとれ、とくに午後陰を好みます。有機質が多く水はけが良く、適度な湿り気のある土に植えましょう。 [1]
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植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。午後に日が当たる時間と土の水はけを伝え、候補の場所を絞り込めます。
02 葉や枝が気になる方へ
葉の変化が気になったら
葉の大きさや茎の出方には、一年目と二年目で見分けがあります。一年目のロゼットが小さい、土が乾きやすい、置き場所が変わった——こうした違いを分けて考えると、次にできる対応が見えてきます。

地表に広がるロゼットの大きさ
一年目は茎を出さずに地表近くへ低く密なロゼットをつくります。葉身は長さ6インチを超え、表面は灰白色の毛で絹のような手ざわりです。 [1]
花が片側に並ぶ様子
二年目のスパイクでは、花が片側に密に並びます。筒状の花は下向きに下がり、内側に白と紫の斑紋が入ります。 [1]
茎に向かって小さくなる葉
二年目の茎につく葉は互生になり、茎へ向かうほど葉柄も葉身も小さくなります。葉脈が深く凹み、縁には鈍い鋸歯があります。 [1]
葉の変化に気づいたら、まずここから
急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。
葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の状態を写真で相談できます。いつ頃からロゼットが小さくなったか、土の乾き具合も伝えてください。
03 剪定・依頼を考えたい方へ
切る前に、剪定の考え方を知る
ジギタリスで茎を整える作業は、主に花後の枯れ花取りです。苗が過度に増えるのを防げますが、群落を残すには一部の花に実をつけさせる必要があります。残す範囲を先に決めてから取りかかりましょう。
枯れ花は花後に取り除く
開花後は枯れ花を取り除くと、苗が過度に増えるのを防げます。群落を保ちたい場合のみ、一部の花に実をつけさせる範囲を残してください。 [1]
相談するときに伝えること
木全体の写真大きさや形が分かるもの
困っている場所枝が当たる場所など
希望する仕上がり残したい形や枝ぶり
枯れ花の扱いに迷う方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の範囲を相談できます。残したい花の数と株の広がりを伝え、どこまで取り除くか決められます。
04 特徴と育て方
ジギタリスのことを、もう少し
和名ジギタリス。西ヨーロッパとモロッコ原産のヒメハギ科の草本で、二年生(ときどき一年草や多年草のように振る舞う)。一年目は地面に接したロゼットのみ、二年目に背の高い花茎が中心から立ち上がり、片側に花を密に並べた総状花序に大きな筒状の花をつける。高さは約60〜150cm、幅は30〜75cmほどで、叢生して直立する。全草に強い毒性をもつ。
画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。
基本情報・参考資料を見る
Digitalis purpurea
情報確認日:2026-10-17T17:31:11.449638+00:00
参考資料
- Digitalis purpurea — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。













