庭の困りごとを知る・解決するメディア
庭図鑑について掲載情報と出典庭の相談
庭図鑑powered by NIWASAIDO庭と、緑のある暮らし。庭彩堂に相談
サルビア・ネモローサ

庭木図鑑 / 常緑

サルビア・ネモローサ

青紫の花穂が夏の庭を涼やかに彩る多年草

株が束状にまとまって直立する姿は、花壇の中央にも寄せ植えにも使えます。夏から秋にラベンダー色の花穂を何度も咲かせ、ミツバチやチョウも集めます。どんな場所が合い、花後に何をすればよいか、順に確かめていきましょう。

束状にまとまり直立する多年草

ミント科サルビア属の多年草(草本)で、株は束状にまとまり、直立して多数の茎を伸ばします。管理は容易とされています。 [1]

夏から秋に花穂を咲かせる

夏から秋(6〜9月)に、葉より上へ総状〜穂状の花序を伸ばし、赤紫色の苞を伴うラベンダー〜青紫色の小花が輪生状に密に並びます。花期は数回に分けて重なります。 [1]

昆虫を誘引する小さな花

花はミツバチ、チョウ、ハチドリを誘引します。花冠は唇形〜筒状で、花の大きさは約2.5cm未満。果実は4室に分かれる分果です。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

ミント科サルビア属の多年草(草本)で、ヨーロッパから中西部アジアが原産です。株は束状にまとまり、四角い茎が直立して多数伸びます。成熟株の草丈は約45〜90cm、幅は約15〜60cm。対生する葉は緑〜灰緑色の披針形〜長楕円形で、しわ状の表面を持ち、揉むと芳香を放ちます。

こんな希望には合いやすい

サルビア・ネモローサ

日照のある場所を選べる

1日6時間以上の直射日光が当たる全日射から、2〜6時間となる半日陰まで対応します。日中に当たる直射日光の時間を数え、6時間以上なら全日射、2〜6時間なら半日陰として場所を選びましょう。 [1]

サルビア・ネモローサ

乾燥しやすい場所にも向く

砂質や礫質の土を好む一方、排水の良い土壌ならほとんどの種類に適応し、乾燥した土壌も耐えます。よく乾く場所でも育てられます。 [1]

植える前に考えておきたいこと

サルビア・ネモローサ

水が溜まる場所は避ける

排水の良い土が必要です。雨水が根元に溜まりやすい低地や、湿り気が抜けにくい場所は避けてください。 [1]

サルビア・ネモローサ

草丈と幅を先に見積もる

成熟株は高さ約45〜90cm、幅約15〜60cmに達します。隣の草花との間隔を空けてから、植える位置を決めましょう。 [1]

サルビア・ネモローサ

樹木ではなく草本として扱う

束状に茎を出す草本であり、幹を育てる樹木ではありません。株全体の高さと広がりを見据えて、植える場所を選びましょう。 [1]

幅15〜60cmを見据える

株は束状にまとまり、成熟時の幅は約15〜60cm、草丈は約45〜90cmに伸びます。前後に低い植物を添えるなら、花穂が隠れない広さを確保しましょう。 [1]

サルビア・ネモローサ育て方をもう少し詳しく →

排水の良い土と日当たりを選ぶ

植える場所は全日射〜半日陰で、砂質・礫質など水はけのよい土が向きます。水が溜まりにくい場所を選び、乾燥に強い性質を活かしましょう。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで日照と水はけを相談できます。日照時間と土の状況を伝えて、植える場所を一緒に絞り込めます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

花が終わった後の茎の色や、葉のしわがいつもと違って見えると、心配になるかもしれません。サルビア・ネモローサは乾燥にも強い性質ですが、排水が悪い場所では根元が弱りやすいです。季節ごとの変化の見分け方と、水やり・切り戻しの目安が順に分かります。

サルビア・ネモローサ

花茎の色の変化

花が終わると茎が茶色くなります。葉より上の花穂と茎の色を比べながら、切り戻しのタイミングを見極めやすくなります。 [1]

葉の形と香り

葉は対生し、緑〜灰緑色の披針形〜長楕円形で、しわ状の表面と鋸歯があります。葉を揉んで芳香がするか確かめましょう。 [1]

茎の立ち方と株の広がり

複数の茎が直立して束状に伸びます。株元から茎が集まる様子と、周囲へ広がる幅を見ながら、植える位置を調整できます。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

茎が茶色くなったとき

開花が終わり茎が茶色くなった段階で、基部の葉まで切り戻してください。新しい花茎が出て、再び花を咲かせます。 [1]

乾燥が気になるとき

乾燥に強い性質ですが、土の表面が乾いてきたら水を与えてください。水が溜まりにくい土づくりを先に整えておきましょう。 [1]

株を増やしたいとき

種子か茎の挿し木で増やせます。開花後にできる4室の分果から種子を集め、または茎を挿し木にして育てましょう。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉や茎の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の状況を相談できます。葉の色やしわ、株元の土の乾き具合を伝えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

花が終わり茎が茶色くなった段階で基部の葉まで切り戻すと、新しい花茎が出て再び咲きます。枯れた花穂を切り落とすことで、年に何度も花を咲かせるように導ける性質です。茶色くなった茎の位置と株の高さを手がかりに、ご自身で行う場合と、業者に任せる場合の分け目が見分けられます。

花後の切り戻しで再び咲く

枯れた花穂を切り落とすことで、年に何度も花を咲かせるように導けます。茎が茶色くなった時点で基部の葉まで戻すのが目安です。 [1]

サルビア・ネモローサ

花穂が茶色くなったとき

花が終わり茎が茶色くなったなら、切り戻しの段階です。基部の葉まで戻すと新しい花茎が出ます。 [1]

サルビア・ネモローサ

株の間が狭くなったとき

株は束状にまとまり、幅が広がります。隣の株や草花との間が埋まり始めたら、刈り込む範囲を決めて間隔を空けましょう。 [1]

サルビア・ネモローサ

今年もう一度花を楽しみたいとき

花期は夏から秋に数回重なります。枯れた花を切り戻すことで、追加で花茎を出せる性質があります。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

花後の切り戻しを任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。茶色くなった茎の位置と株の高さを伝えると、切り戻しの範囲を具体的にご案内できます。

04 特徴と育て方

サルビア・ネモローサのことを、もう少し

ミント科(Lamiaceae)サルビア属の多年草(草本)。ヨーロッパから中西部アジア原産で、株は束状にまとまり、直立して多数の茎を伸ばす。成熟時の草丈は約45〜90cm、幅は約15〜60cm。葉は単葉で対生し、緑〜灰緑色の披針形〜長楕円形の葉身に鋸歯があり、しわ状の表面で揉むと芳香を放つ。茎は四角い。夏から秋にかけて、葉より上に出る輪生状に密に並ぶ穂状〜総状花序に、ラベンダー〜青紫の唇形の小さな花を咲かせ、ミツバチ・チョウ・ハチドリを誘引する。果実は4室に分かれる分果。全日射〜半日陰と排水の良い土壌を好み、乾燥にも強い。開花後の切り戻しで再度花茎を出せる。

サルビア・ネモローサ

夏から秋の花期の見どころ

夏から秋(6〜9月)に花が数回重なります。日照が十分な場所では花穂が目立ち、ミツバチやチョウも集まります。 [1]

サルビア・ネモローサ

水やりは乾きに合わせて

湿り気があり排水の良い土を好みますが、乾燥にも強いです。水が溜まる場所を避け、土が乾いてきたら与える程度で十分です。 [1]

サルビア・ネモローサ

全日射と半日陰の使い分け

1日6時間以上の全日射でも、2〜6時間の半日陰でも育ちます。土の乾きやすさに合わせて水やりの頻度を見直しましょう。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Salvia nemorosa

情報確認日:2026-10-17T01:09:20.957297+00:00

参考資料

  1. Salvia nemorosa — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。