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サルナシ(猿梨・ベビーキウイ)

庭木図鑑 / 落葉(単葉・対生、楕円〜広楕円形で鋸歯縁)

サルナシ(猿梨・ベビーキウイ)

1年で9 m伸びる、実るつる性の木

つる植物を庭に迎えるか迷うとき、まず気になるのは育つ速さと場所の広さではないでしょうか。サルナシは春の花と秋の果実を楽しめますが、1年で約9 m伸びる性質があります。

1年で約9 m伸びます

庭では1年間で約9 m伸びる速い成長で、原生地では全長30 mに達することもあります。 [1]

成木の大きさ

成木は高さ7.5〜9 m、幅2〜6 mが目安です。茎は螺旋状に巻きつけて幹や枝を登ります。 [1]

実には雄株と雌株が必要です

果実を実らせるには雄株と雌株の両方が必要です。花は春に緑白色で、ほのかな芳香があります。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

サルナシはツタ科サルナシ属の食用つる性木本で、巻きひげではなく幹や枝を巻きつけて登ります。葉は対生の単葉で楕円〜広楕円形、縁に鋸歯があり、春の花を経てブドウ大の果実をつけます。庭では1年で約9 m伸びる速い成長です。

こんな希望には合いやすい

サルナシ(猿梨・ベビーキウイ)

日なたから半日陰までを好みます

日当たりは完全な日向から半日陰までを好みます。庭の光の当たり方を決めやすいつる性植物です。 [1]

サルナシ(猿梨・ベビーキウイ)

水はけと湿り気を両立できる土

水分保持と良排水の両方を備えた土が向いています。粘土・腐植質の土・ローム・砂まで幅広く対応します。 [1]

植える前に考えておきたいこと

サルナシ(猿梨・ベビーキウイ)

伸びる速さを先に見込む

1年で約9 m伸び、幅も2〜6 mに広がります。つるを登らせる壁や支柱との距離は、植える前にあらかじめ空けておきましょう。 [1]

サルナシ(猿梨・ベビーキウイ)

雄株と雌株の組み合わせ

果実を食べたい場合は雄株と雌株の両方が必要です。1株だけでは果実は実りません。 [1]

サルナシ(猿梨・ベビーキウイ)

水はけの悪い場所は避けましょう

排水の良さが求められます。水が溜まりやすい低地は避け、土に適度な湿り気を保てる場所を選びましょう。 [1]

植える前に広がる余白を測る

成木の目安は高さ7.5〜9 m、幅2〜6 mです。1年で約9 m伸びる速さもあるため、つるを登らせる面と周囲の余白を植える前に測っておきましょう。支柱の置く位置も同時に決めておくと安心です。 [1]

サルナシ(猿梨・ベビーキウイ)育て方をもう少し詳しく →

日なたから半日陰、水はけのよい土に植える

植える場所は、日なたから半日陰までで、水はけがよい土地を選びましょう。土は水分を保ちつつ排水の良い状態が向いており、粘土・腐植質の土・ローム・砂に対応します。広がる余白も確かめてから植えましょう。 [1]

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植える場所に迷ったら、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。光の当たり方と水はけ、支柱の置く位置を一緒に確認できます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色や枝の長さが前年と違うと、少し心配になりますよね。サルナシの葉は暗緑色で葉柄は赤色を帯び、対生に並ぶ楕円形の葉が基本の姿です。ここでは、葉と枝の変化を見分ける手がかりと、気になる状態ごとに最初にできる対応をご紹介します。

サルナシ(猿梨・ベビーキウイ)

対生に並ぶ葉の形

葉は対生の単葉で楕円〜広楕円形、縁に鋸歯があります。左右に揃う並びと葉の形を手がかりに、健やかな葉を見分けられます。 [1]

赤みを帯びた葉柄

葉身は暗緑色で長さ5インチ以内、葉柄は赤色を帯びます。葉柄の色と葉の大きさを前年と比べてみてください。違いに気づきやすくなります。 [1]

夏の枝の伸び

茎は螺旋状に巻きつけて登り、成長は速く、夏には枝が長くなります。伸びた枝の先端がどこまで届いたかを見ておくと、広がり具合を確かめやすくなります。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

枝が伸びすぎたら

夏に伸びすぎた枝は、制御するため適宜剪定します。長くなりすぎた枝を選び、切り戻す位置を確かめてから整えましょう。 [1]

冬の剪定に備える

冬は各枝を8〜10個の芽まで戻します。芽の数を数えながら枝を選ぶと、切り戻しの目安を決めやすくなります。 [1]

実を楽しみたいとき

果実を実らせるには雄株と雌株の両方が必要です。自庭の株がどちらの性別かを確かめ、足りない方の株を補いましょう。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。葉の形と色、枝の伸び方を伝えて相談の材料にしてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

伸びすぎたつるをどう整えるか迷う方へ、剪定の時期と目安をご案内します。冬は各枝を8〜10個の芽まで戻し、夏には長くなりすぎた枝を制御します。ご自身で手を入れる範囲と、庭彩堂にお任せいただく範囲を分けてお選びいただけます。

冬に8〜10個の芽へ戻し、夏は伸びすぎた枝を整える

剪定は冬に各枝を8〜10個の芽まで戻します。夏にも、伸びすぎた枝を制御するため適宜行います。成木は高さ7.5〜9 m、幅2〜6 mまで広がるので枝の量は増えがちです。芽の数を確かめながら、切る枝を決めてから手を入れてください。 [1]

サルナシ(猿梨・ベビーキウイ)

長さが制御しづらくなった

1年で約9 m伸びる速さがあり、夏には長くなりすぎた枝が出ます。制御のための剪定を検討してみてください。 [1]

サルナシ(猿梨・ベビーキウイ)

幅が2〜6 mに広がってきた

成木の幅は2〜6 mが目安です。周囲の樹や通路に枝がかかる状態なら、冬に各枝を8〜10個の芽まで戻す剪定をおすすめします。 [1]

サルナシ(猿梨・ベビーキウイ)

冬の切り戻しの時期を迎えた

冬は各枝を8〜10個の芽まで戻す時期です。残す枝を先に決めておくと、切り戻しを迷わず進められます。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。冬の切り戻しと夏の枝整理について、庭の状況を伝えて相談できます。

04 特徴と育て方

サルナシ(猿梨・ベビーキウイ)のことを、もう少し

ツタ科サルナシ属の食用つる性木本(落葉の蔓性木)。日本・韓国・中国・ロシア原産で、巻きひげではなく幹や枝を巻きつけて登る。葉は対生の単葉で楕円〜広楕円形、縁に鋸歯がある。春に開く緑白色でかすかな香りのある小花を経て、ブドウ大で滑らかな皮の食べられる果実をつける。

サルナシ(猿梨・ベビーキウイ)

春に緑白色の花が咲く

春に長さ約19 mmの緑白色の小花が1〜7輪の集散状に開き、芳香があります。花の咲き方は季節の目印になります。 [1]

サルナシ(猿梨・ベビーキウイ)

秋に果実が実る

果実はブドウ大で緑〜褐紫色、滑らかな皮のまま丸ごと食べられます。収穫期は秋で、長さ幅ともに25〜75 mmです。 [1]

サルナシ(猿梨・ベビーキウイ)

湿り気を保ち、排水はよく

土は水分保持と良排水の両方が要です。日なたから半日陰まで対応できるので、植える場所は光の当たり方と水はけで選びます。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Actinidia arguta

情報確認日:2026-10-17T01:06:25.928532+00:00

参考資料

  1. Actinidia arguta — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。