庭の困りごとを知る・解決するメディア
庭図鑑について掲載情報と出典庭の相談
庭図鑑powered by NIWASAIDO庭と、緑のある暮らし。庭彩堂に相談
コバギボウシ

庭木図鑑 / 葉は狭いまっさげ形で長さは15cmほど。中央はやや緑色で、縁に細い白い縁取りが入ります。

コバギボウシ

白い縁取りの葉で半日陰を彩る宿根草

白い縁取りの葉を、半日陰の庭で楽しみたい方へ。どんな場所が向くのか、植えたあとにどこを見るのか、気をつけたい点を分けてご案内します。

宿根草としての分類

学名はHosta sieboldiiで、宿根草として扱われます。英名にはSiebold's plantain lilyがあり、小柄で締まった株をつくります。 [1]

狭いまっさげ形の葉

葉は狭いまっさげ形で長さは15cmほど。中央はやや緑色で、縁に細い白い縁取りが入ります。 [1]

夏に咲くラベンダー色の花

夏の中旬から下旬に、長さ60cmまでの茎にラベンダー色の漏斗状の花が咲きます。背丈は0.5〜1mが最大の目安です。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

コバギボウシは、半日陰と湿り気のある水はけのよい土を好む宿根草です。小柄で締まった株をつくり、2〜5年かけて仕上がります。庭に植える前に、日当たりと風の通り方、土の水はけを順に確かめてください。

こんな希望には合いやすい

コバギボウシ

半日陰の場所を活かせます

北面・東面・西面いずれの半日陰に適し、風の守られた環境を好みます。建物の陰や木の足元など、半日陰の一角が植える場所の候補になります。 [1]

コバギボウシ

下草や地被りに向く小柄な株

小柄で締まった株をつくり、株の張りは0.1〜0.5m。木の足元や石の間など、狭い場所の下草として育てられます。 [1]

植える前に考えておきたいこと

コバギボウシ

冷たい乾燥した風が当たる場所

冷たい乾燥した風が当たる場所は避けましょう。風が抜けやすく、風守りのない場所も向いていません。 [1]

コバギボウシ

水がたまり続ける土

土は湿り気がありながら水はけの良い状態が向きます。水がたまり続ける場所は避けて、植える前に水はけを確かめてください。 [1]

コバギボウシ

仕上がりに2〜5年かかる株

仕上がりまで2〜5年かかります。植えた直後に大きく広がらなくても、数年をかけて株の張りは0.1〜0.5mに近づきます。 [1]

背丈と株張りの目安

背丈は0.5〜1m、株の張りは0.1〜0.5mが最大です。隣の植物との間は株張りで考え、花茎は60cmまで伸びるため上方向にも空けてください。 [1]

コバギボウシ育て方をもう少し詳しく →

半日陰で水はけのよい土に植える

肥沃で湿り気があり水はけの良い土を、半日陰で植えましょう。酸性から中性のクレイ質やローム質が向いています。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。半日陰の当たりと土の状態を伝えると候補を絞れます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の中央がやや緑色で縁が細く白いのが、この株の標準の姿です。前年と比べて葉の色や数、株元の様子が違うと感じたら、季節・土の乾燥・環境の急変に分けて見てみましょう。原因を決めつけず、最初にできる対応から始められます。

コバギボウシ

葉の白い縁取り

中央がやや緑色で縁が細く白いのが標準の姿です。前年より縁取りが目立たなくなった葉が増えないか、同じ角度から比べてみてください。 [1]

花茎の数と開花時期

夏の中旬から下旬に60cmまでの茎が立ち、ラベンダー色の花をつけます。茎の数と開花した時期を覚えておくと、前年との違いを比べやすくなります。 [1]

生育期の終わりの葉の変化

落葉性のため、生育期の終わりに葉が枯れて休眠に入ります。枯れ始めた時期が前年より変わっていないか、葉の色とともに見ておきましょう。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉に穴や傷が出たら

葉に穴や傷が出たら、先に葉の裏と土の表面を見てみてください。ナメクジやカタツムリがいないかを確かめてから、次にとる手を決めましょう。 [1]

土の表面が乾いたら

湿り気を保つ土を好むため、表面が乾いてきたら水やりを増やしましょう。水はけのよい状態を保ち、水がたまり続けるようなら土を見直しましょう。 [1]

生育期が終わったら

枯れて落ちた葉を清掃し、必要に応じて使い終わった葉を取り除きましょう。株元をすっきりさせてから、休眠期に入ります。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の相談ができます。いつ頃からどう変わったかを伝えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

コバギボウシの手入れは、使い終わった葉を取り除き、生育期の終わりに枯れて落ちた葉を清掃することが中心です。株全体を刈り込む作業ではありません。葉や花茎の様子を見て、どこまでを取り除くかを決めてください。

枯葉と使い終わった葉を取り除く

必要に応じて使い終わった葉を取り除き、生育期の終わりに枯れて落ちた葉を清掃します。株の形を保てる範囲で、取り除く量を決めてください。 [1]

コバギボウシ

枯れた葉が株元に残る

生育期の終わりに葉が枯れて落ちます。落ちた葉が株元に残り始めたら、清掃の時期です。株元をすっきりさせましょう。 [1]

コバギボウシ

花後に傷んだ葉が目立つ

花が終わったあと、傷んだ葉が目立つようなら必要に応じて取り除いてください。取り除く範囲は株全体の形を見ながら決められます。 [1]

コバギボウシ

葉や花茎が隣に重なる

株の張りは0.1〜0.5m、花茎は60cmまで。周囲の植物と葉や茎が重なるなら、間隔を見ながら手を入れる範囲を検討してみてください。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の相談ができます。枯れた葉を取り除く範囲と希望を伝えられます。

04 特徴と育て方

コバギボウシのことを、もう少し

小柄で締まった株をつくる宿根草で、和名はコバギボウシ、英名はシーボルツのツルコケモモ属(シーボルツのプラントインライリー)とも呼ばれます。夏のころ、60cmほどの茎にラベンダー色の漏斗状の花を咲かせます。

コバギボウシ

夏の中旬から下旬の見どころ

60cmまでの茎にラベンダー色の漏斗状の花が咲きます。開花のあとにも、狭いまっさげ形の葉と白い縁取りを楽しめます。 [1]

コバギボウシ

半日陰で風の守られた場所

北面・東面・西面いずれの半日陰が適し、冷たい乾燥した風を避けます。風が守られた一角を選びましょう。 [1]

コバギボウシ

水やりと剪定の補足

表面が乾いたら水を増やし、水がたまり続ける状態は避けましょう。剪定の中心は、必要に応じた葉の取り除きと枯葉の清掃です。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Hosta sieboldii

情報確認日:2026-10-17T23:29:49.601997+00:00

参考資料

  1. Hosta sieboldii特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。