
庭木図鑑 / 落葉
クワ(桑・マグワ)
庭に迎えるクワ。育て方と剪定の要点
庭にクワを植えるか迷っていませんか。クワは中庸な大きさの落葉樹で、日当たりや土の条件が幅広い木です。成木の大きさ、葉の見分け方、剪定の時期まで、知っておきたい点をご案内します。
01 植えるか迷っている方へ
わが家の庭に合う?
クワは、丸い樹形と短くねじれた幹をもつ落葉する開花樹です。生長は速いものの比較的寿命が短く、根系は浅いのが特徴。日当たりと土の条件が幅広く、初めて木を植える庭でも検討しやすい木です。
成木の広がりを考えて場所を選ぶ
成木は高さ約9〜18m、幅も約9〜15mに広がります。日当たりの確保だけでなく、隣との間隔や屋根・電線との距離も含めて、余裕のある場所を選びましょう。 [1]
育て方をもう少し詳しく →日当たりと水はけのよい場所を選ぶ
好適な光は1日6時間以上の全日照から、2〜6時間の半日陰まで。好適な土は豊かで湿り気があり排水のよい土です。粘土質・ローム・砂質にも適応します。 [1]
分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。
植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日当たりと土の状態、将来の樹冠の広がりをお伝えください。
02 葉や枝が気になる方へ
葉の変化が気になったら
同じ株でも葉の形が変わること、枝先が急に枯れることなど、クワならではの特徴があります。虫や病気の名前だけで慌てず、季節・土の乾燥・枝の変化を分けて見てみてください。次にすることを決めやすくなります。

葉の形の変化
互生の単葉は、非分裂・手袋形・3ホウ形など形の変異が多く、縁はクルミ鋸歯から鋸歯です。同じ株でも葉形が違うことがあります。 [1]
葉のつや
葉の上面は通常つやがあり無毛です。このつやつやした質感は、同じクワ属の赤クワとの識別点になります。 [1]
枝先と樹皮の状態
細菌性枝枯れ病では葉や枝が枯れ、コーラルス팟類の樹皮えそでは枝先が枯死することがあります。葉の枯れと枝先の変化を分けて見てください。 [1]
葉の変化に気づいたら、まずここから
急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。
葉や枝の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで写真を送って相談できます。葉の形やつや、枝先の状態を分かる範囲でお知らせください。
03 剪定・依頼を考えたい方へ
切る前に、剪定の考え方を知る
剪定で特に気をつけたいのは、切り口から乳白色の樹液が滲むことです。生長期は流出が起きやすいため、時期は晩秋から冬季に選びましょう。樹形が崩れた枝や枯れた枝は、切り出す範囲を決めてから剪定しましょう。
晩秋から冬季に剪定する
剪定は乳白色の樹液の流出を避けるため、晩秋から冬季に行うのがよいとされています。生長が速く、『Unryu』などは低木に剪定できるため、樹形に合わせて時期と範囲を決めてください。 [1]
相談するときに伝えること
木全体の写真大きさや形が分かるもの
困っている場所枝が当たる場所など
希望する仕上がり残したい形や枝ぶり
剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。木の大きさと、気になる枝の位置をお伝えいただくとスムーズです。
04 特徴と育て方
クワ(桑・マグワ)のことを、もう少し
クワ科クワ属の落葉する開花樹で、丸い樹形と短くねじれた幹をもつ中庸な大きさの樹木。原産は中国で、若い枝を折ると乳白色の樹液を出す。春に黄緑色の小さな花を別株につけ、雌株は6月に甘く食用になる黒いキイチゴ状の果実をつける。互生の単葉は鋸歯があり、3ホウ形や手袋形の変異が多く、表面はつやつやしている。
画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。
基本情報・参考資料を見る
Morus alba
情報確認日:2026-10-17T00:39:27.784276+00:00
参考資料
- Morus alba — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。













