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カンアオイ(フタバアオイ含むウマノスズクサ科)

庭木図鑑 / 植物

カンアオイ

冬も緑の葉と斑紋を楽しむ常緑多年草

カンアオイを庭に迎えるか迷っていませんか。冬も緑の葉をつける常緑多年草で、雲紋状の斑の形はさまざまです。冬も残る葉の色、新葉の斑の形、10月~2月に咲く暗紫色の花を、それぞれ別の項目で確かめてみてください。

学名と扱い

東邦大学はカンアオイの学名をAsarum nipponicumとする。比較されるフタバアオイはAsarum caulescensの別種です。 [1] [2]

自生と葉の特徴

千葉・東京・神奈川以西の山地樹下に自生する常緑多年草で、冬も緑の葉をつける。 [1]

花の色と時期

東邦大学の記載では、10月~2月に暗紫色の花をつける。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

カンアオイは千葉・東京・神奈川以西の山地樹下に自生する常緑多年草です。根茎は地表近くを斜めに這い、節が多くて多肉質。短く分枝した茎の先に一葉一花をつけます。冬も緑の葉と斑紋は、江戸期から鑑賞されてきました。

こんな希望には合いやすい

カンアオイ(フタバアオイ含むウマノスズクサ科)

冬の緑を楽しめる

冬でも葉が緑を保ちます。和名は、冬も緑の葉でフタバアオイに似た葉形が由来とされています。 [1]

カンアオイ(フタバアオイ含むウマノスズクサ科)

斑紋の変化を鑑賞できる

葉には雲紋状の斑があり、形はさまざまです。江戸時代には斑紋鑑賞の手引書や名品宝鑑が出版された古典園芸植物です。 [1]

植える前に考えておきたいこと

カンアオイ(フタバアオイ含むウマノスズクサ科)

フタバアオイと見分けない

フタバアオイはAsarum caulescensの別種です。早春に2枚の葉を出す性質は、カンアオイには当てはめません。 [2]

カンアオイ(フタバアオイ含むウマノスズクサ科)

自生地から採取しない

山地の樹下に自生する種です。庭に迎えるものは入手元の分かりやすいものを使い、自生地での採取や移植は避けてください。 [1]

カンアオイ(フタバアオイ含むウマノスズクサ科)

根茎を傷めない扱い

根茎は地表近くを斜めに這い、節が多くて多肉質です。触ったり移動したりするときは、根茎を痛めないよう扱ってください。 [1]

木の下に近い落ち着いた場所を選ぶ

自生は千葉・東京・神奈川以西の山地の樹下です。庭では、木の下に近い落ち着いた環境を選びましょう。根茎が這う余地が保てる場所が向きます。自生環境は栽培適性の保証ではありません。 [1]

カンアオイ(フタバアオイ含むウマノスズクサ科)育て方をもう少し詳しく →

根茎を痛めない植え方

茎は短くよく分枝し、茎の先に一葉一花をつけます。根茎は地表近くを斜めに這うので、植えるときは折れないよう支えながら扱ってください。 [1]

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植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。自生地の特徴や根茎の広がりを伝え、候補の場所を一緒に整理できます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の斑や色の変化が気になるときは、いつの葉が変わったかを分けて見てみてください。雲紋状斑は形が多様なので、一枚だけで判断せず、新しい葉と前の葉を並べて比べましょう。急に変わった様子は、写真をそろえて専門家へ伝えましょう。

カンアオイ(フタバアオイ含むウマノスズクサ科)

冬の葉色

常緑のため冬も葉が緑です。前年の冬の葉色と比べると、いつから変化したかが見えやすくなります。 [1]

新葉の斑の形

雲紋状斑の形は多様です。新しい葉と前の葉を並べ、斑の出方と形の違いを確かめてください。 [1]

茎先の花

茎の先に一葉一花をつけます。10月~2月に暗紫色の花が見えたら、咲いていた場所を覚えておきましょう。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

冬に緑を保っているか

常緑のカンアオイは冬も葉をつける姿が普通です。前年同時期の様子と比べ、いつから変化したかを分けてみてください。 [1]

気になる葉をすぐ切らない

斑の形は一枚ごとにさまざまです。変化した葉だけでなく他の葉も見て、共通する点と違う点を分けてください。 [1]

花の時期を分けて見る

開花期は10月~2月で花は暗紫色。葉の変化と花の時期を分けて確認すると、経過を専門家に伝えやすくなります。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の斑や色の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の状態を相談できます。いつ頃から、どの葉がどう変わったかを伝えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

カンアオイは茎の短い多年草で、木のように枝を刈り込む剪定を前提にはしません。地表近くを這う根茎は多肉質で、扱いを間違えれば傷つきやすいものです。整えたいと感じたら、根茎と茎の状態を伝えて専門家に相談してください。

木の剪定は前提にしない

カンアオイは茎の短い多年草で、枝を刈り込むような剪定には向きません。整えたいと感じたら、根茎と茎の状態を伝えて作業してよいか専門家に相談しましょう。 [1]

カンアオイ(フタバアオイ含むウマノスズクサ科)

樹木の剪定対象か迷う

木のように枝を整える対象ではありません。剪定を頼む前に、多年草であることを伝え、扱い方を確認しましょう。 [1]

カンアオイ(フタバアオイ含むウマノスズクサ科)

根茎の扱いに不安がある

根茎は節が多く多肉質で、地表近くを這います。触る範囲を減らすため、作業前に専門家へ状態を相談してください。 [1]

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株を整えたいと感じたら

分枝した茎と根茎の見通しが立たないときは、自分で決めず、専門家に作業範囲を聞いてから進めましょう。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を頼みたいと感じる方でも、庭彩堂の公式LINEで扱い方を確認できます。カンアオイは多年草なので、樹木用の剪定と分けて作業範囲を相談できます。

04 特徴と育て方

カンアオイのことを、もう少し

東邦大学はカンアオイの学名をAsarum nipponicumとする。

カンアオイ(フタバアオイ含むウマノスズクサ科)

冬も葉がある期間

常緑なので冬も緑の葉をつける一方、花は10月~2月です。冬は葉と花を一緒に見られる季節になります。 [1]

カンアオイ(フタバアオイ含むウマノスズクサ科)

水やりは環境と状態で決める

決まった回数は設けず、庭の環境と株の状態を見て決めましょう。根茎が地表近くを這うため、土の様子を見ながら必要に応じて水やりを増やしてください。 [1]

カンアオイ(フタバアオイ含むウマノスズクサ科)

樹下に近い場所での管理

自生は山地の樹下です。木陰に近い場所を選んだあとは、葉の様子を見て管理を調整してください。自生環境は栽培の成功を保証するものではありません。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Asarum nipponicum

情報確認日:2026-10-18T03:02:46.893932+00:00

参考資料

  1. カンアオイ | 学校法人 東邦大学 薬学部付属薬用植物園カンアオイAsarum nipponicum一種に限定。フタバアオイAsarum caulescensは別種の比較説明のみ。
  2. フタバアオイ | 学校法人 東邦大学 薬学部付属薬用植物園カンアオイAsarum nipponicum一種に限定。フタバアオイAsarum caulescensは別種の比較説明のみ。