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アケビ(木通)

庭木図鑑 / 葉は互生の掌状複葉で、ふつう小葉は5枚(3〜4枚のこともある)。小葉は倒卵形〜楕円形で長さ4〜7.5cm、先端には浅い切れ込みがあり、上表面は青みがかった緑色、裏は白く粉をふいたように見えます。冷え込むと裏側が紫色を帯びます。

アケビ(木通)

伸びの早い木質つるで、花と実を楽しむ

庭にアケビを植えるか迷っている方へ。伸びが早く旺盛な木質のつるで、春に香り高い花、秋に紫色の実をつけます。どんな場所に合うのか、育てる前に知っておきたい点を分けてご案内し、開花後の剪定もあわせて見ていきます。

クラチツバナ科の木質つる

アケビはクラチツバナ科に属する、多年生の木質つるです。茎は細く巻きついて伸び、若い緑色の茎は成長とともに茶色になります。 [1]

原産地と種の広がり方

原産地は中国中部から韓国、日本にかけてです。鳥が果実を食べて種を運ぶため、庭の外へ種子が広がることがあります。 [1] [2]

旺盛に伸びるつる

成長すると高さ約12mに達し、周囲の低木を覆うほどに伸びます。伸びが早く旺盛なため、手入れをていねいに行うことが大切です。 [1] [2]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

アケビはクラチツバナ科の木質つるで、細い茎が巻きついて伸びます。日向から半日陰まで対応し、排水のよい土を好みます。伸びが早く旺盛なため、最初に植える場所と支える先を決めておくと、その後の手入れが考えやすくなります。

こんな希望には合いやすい

アケビ(木通)

日向から半日陰まで楽しめる

半日以上の日当たりから、深い日陰まで好みます。光の入り方を選べる庭でも育つため、庭の環境に合わせて置き場所を選びましょう。 [2] [1]

アケビ(木通)

水はけのよさがあれば土質を選ばない

粘土、シルト、砂いずれの土質にも適し、排水は良好なものを好みます。湿潤からときどき乾燥する程度の水分を想定できます。 [1]

植える前に考えておきたいこと

アケビ(木通)

つるの伸びが旺盛です

成熟すると高さ約12mに達し、低木を覆うほど広がります。支える場所と切り戻す範囲は、植える前に決めておきましょう。 [1] [2]

アケビ(木通)

種子が鳥で広がります

鳥が果実を食べて種を運ぶため、実をつけた後は周囲へ種子が広がることがあります。隣地との距離も考えて場所を選びましょう。 [1]

アケビ(木通)

実の食感は好みが分かれます

果肉は甘く食べられます。ただし、ねばねばした質感を好まない人も多いようです。実を食べるか迷う方は、この食感もあわせて考えてください。 [1]

つるを支える広さと光を先に確保する

成熟すると高さ約12mに達し、周囲の低木を覆うほどに伸びます。日向から半日陰まで対応するため、光の入り方と、つるが絡む先までの距離を分けて確かめましょう。排水のよさもあわせて見ると、植える場所を絞りやすくなります。 [1] [2]

アケビ(木通)育て方をもう少し詳しく →

半日陰で水はけのよい場所に植える

植える場所は、日向から半日陰で、排水のよい場所を選びましょう。粘土やシルト、砂いずれの土にも適き、湿潤からときどき乾燥する程度の水分を想定できます。植える前に土が水たまりにならないかを確かめてください。 [1]

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植える場所の条件に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日当たりの入り方や土の状態を伝えれば、候補を比べやすくなります。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色や数、つるの伸び方を見ると、今の状態を把握できます。上表面は青みがかった緑色で、小葉はふつう5枚。冷え込むと裏側が紫色を帯びます。季節による変化と、日当たりや土の乾燥に関わる変化を分けて見てみましょう。

アケビ(木通)

小葉の枚数と先端の切れ込み

掌状複葉の小葉はふつう5枚で、先端に浅い切れ込みがあります。3〜4枚になることもあり、枚数の違いを前年と比べてみましょう。 [1] [2]

葉の裏の色の変化

上表面は青みがかった緑色、裏は白く粉をふいたように見えます。冷え込むと裏側が紫色を帯びるため、季節による変化と分けて確認してください。 [1]

茎の色と巻きつき方

若い緑色の茎は成長すると茶色になり、細い茎が巻きついて伸びます。つるがどこへ伸び、何に絡んでいるかを確かめましょう。 [1] [2]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉の変化が季節なら

冷え込みで裏側が紫色を帯びる場合があります。まず気温との関係を見比べ、前年同時期の様子を写真で残しておくと違いを確かめやすくなります。 [1]

水やりが気になるとき

乾燥には強い性質があります。葉の変化が土の乾燥と重なるときは、土の状態を確認してから水の量を調整してください。 [1]

急に広がりすぎたとき

旺盛に伸びて低木を覆うことがあります。まず絡んでいる場所を切り分け、開花後の剪定を検討してみてください。 [1] [2]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。小葉の枚数や葉の裏の色、変化が始まった時期を伝えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

花は前の年に伸びた枝に咲くため、開花後の剪定が目安になります。切り戻しても素早く回復するつるで、年1回の剪定が効果的とされています。どこまで戻すか、どの高さにしたいかを決めてから、剪定を業者に任せる場合の相談も進めやすくなります。

花が終わってから前年の枝を切る

香り高い花は前の年に伸びた枝に咲くため、開花後に剪定します。年1回の剪定が効果的で、地面まで切り戻しても素早く回復します。切り戻す高さは、つるが絡む場所を残すか地面付近かで決めてください。 [1] [2]

アケビ(木通)

開花が終わってすぐ

花が終わった後が、前の年の枝を切る目安です。開花した位置を確かめてから、残す枝と切る枝を分けてください。 [1]

アケビ(木通)

つるが伸びて隣を覆ってきた

成熟すると低木や周囲の植物に覆いかぶさるように広がります。覆われた範囲を確かめ、開花後の剪定で整えましょう。 [1] [2]

アケビ(木通)

株元まで切り戻したいとき

地面まで切り戻しても素早く回復する性質があります。年1回の剪定が効果的なため、希望する高さを決めて相談できます。 [1] [2]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の希望を相談できます。開花後に切りたい高さや、つるが絡む場所を伝えてください。

04 特徴と育て方

アケビ(木通)のことを、もう少し

アケビはクラチツバナ科に属する木質のつるで、細い茎が巻きついて伸び、若い緑色の茎はやがて茶色になります。春には下垂する総状花序に紫褐色の香り高い小さな花を寄せ、秋にはソーセージ状の紫色の果実が割れて白い果肉と黒い種を見せる、実の美しいつる性の植物です。落葉から半常緑で、伸びが早く旺盛なため、手入れをていねいに行うことが大切です。

アケビ(木通)

春の花は前の年の枝に咲く

植いたつるは春に、下垂する総状花序へ紫褐色の香り高い小花を寄せます。花は前の年に伸びた枝につくため、前年の枝の残し方で春の姿が変わります。 [1]

アケビ(木通)

置き場所は日向から半日陰

半日以上の日当たりから深い日陰まで好みます。乾燥には強い一方、排水は良好なものを選んで、湿り気と乾燥のバランスを見てください。 [1] [2]

アケビ(木通)

秋の実は割れて種を見せる

長さ6〜10cmの紫色の果実は秋に割れ、白い果肉と黒い種が出ます。鳥が種を運ぶため、実がつく時期は周囲への広がりも見ておきましょう。 [1] [2]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Akebia quinata

情報確認日:2026-10-17T14:46:33.852627+00:00

参考資料

  1. Akebia quinata — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。
  2. Akebia quinata — Oregon State University特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。