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アキギリ

庭木図鑑 / 植物

アキギリ

秋に紫の花を咲かせる、木陰の多年草

秋に紫の花を咲かせるアキギリ、庭に迎えるか迷っていませんか。山の木陰に生える多年草という性質を手がかりに、置く場所の目安と、葉や枝の変化を見るポイントをご案内します。

牧野植物園の同定

牧野植物園はアキギリをSalvia glabrescensとしています。 [1]

分類と自生環境

日本の本州(北陸~近畿)に分布する多年草で、山の木陰に生えます。当初はキバナアキギリの変種として発表され、牧野富太郎が1907年に独立種としました。 [1]

花の姿と名の由来

花は紫色で、花筒の内面に広く毛があります。和名は、秋にキリに似た花を咲かせることに由来します。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

アキギリは本州の北陸から近畿に分布する多年草で、山の木陰に生えます。花は紫色で、花筒の内面に広く毛があります。和名は、秋にキリに似た花を咲かせることによる由来です。庭で育てるときは、この木陰に生える性質を置き場所の目安にしてください。

こんな希望には合いやすい

アキギリ

半日陰に置ける場所がある方

山の木陰に生える性質があるため、直射の強い場所ではなく半日陰を用意できる方に向いています。 [1]

アキギリ

秋の花を間近で楽しみたい方

秋に紫色の花を咲かせ、花筒の内面に広く毛がある姿を、花の内部まで間近で見られます。 [1]

植える前に考えておきたいこと

アキギリ

品種の条件を種全体と混ぜない

半日陰と、湿り気と水はけの両立した土という条件は、品種Shi Hoに限る栽培資料のものです。アキギリ全体の必要条件として扱わないでください。 [3]

アキギリ

キバナアキギリとの見分け

花の色だけではキバナアキギリと区別できない場合があり、花冠内部の毛が決め手になります。購入時は花の内部を見てください。 [2]

アキギリ

越冬の見込みを広げない

穏やかな冬を越えても多年草として残るのは、品種Shi Hoの米国栽培資料での記載です。日本の耐寒性の目安にはしません。 [3]

木陰に近い場所を選び、株元を見やすくする

山の木陰に生える性質があるため、半日陰の場所を選びましょう。株元の土と葉を見渡せる余白を残すと、変化に気づきやすくなります。 [1]

アキギリ育て方をもう少し詳しく →

半日陰で、土の湿り方を分けて植える

植える場所は、山の木陰に似た半日陰を選びましょう。土は、湿り気が残りすぎない状態を確かめてください。品種Shi Hoの資料では、湿り気と水はけの両立が条件とされています。 [1] [3]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。半日陰の当たり方や土の状態を、庭の写真と一緒に伝えてください。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色や株の見え方が前と違うと、土の乾き方か、日当たりか、季節の移り変わりか、気になるものです。原因を一つに決めず、木陰を好む性質を手がかりに、土の湿り気、日当たり、急な変化の順に分けて確かめてください。

アキギリ

花の色と花筒の内面

紫色の花で、花筒の内面に広く毛があるかを見てください。色だけではキバナアキギリと分けにくく、内部の毛が見分けの決め手になります。 [1] [2]

開花の時期

秋に花を咲かせる性質があるため、前年より早く咲いたか、遅く咲いたかを見比べてみましょう。翌年の見頃の見通しに役立ちます。 [1]

葉の見え方と日当たり

木陰に生える性質があるため、葉の色や茂り方を、日が当たる時間帯と一緒に見てください。同じ株でも時間で印象が変わります。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉の様子がいつもと違うとき

まず土の表面の乾き方を確かめましょう。湿り気と水はけの両立が条件なのは、品種Shi Hoに限る栽培資料のものです。アキギリ全体の条件ではない点に注意してください。 [3]

日中の当たりが強そうなとき

葉が元気そうでないときは、日中の当たり時間を確認し、木陰に近い場所へ移せるか検討してください。山の木陰に生える性質があります。 [1]

秋の花を見送ったあと

花が咲き終わったあと、株の丈と枝ぶりを確認しておきましょう。翌年の開花時と見比べられるよう、写真を残しておくと変化を追いやすくなります。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。いつからどう変わったかを、写真とあわせて伝えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

アキギリの剪定は、秋の花を終えたあとの株の姿を見ながら考えるのが先です。多年草のため、樹木のような強い切り戻しを前提にせず、まず丈と枝ぶりを確認してください。ご相談の際は、花後の株の写真を用意いただくと確かです。

花後の株姿を見てから決める

アキギリは多年草で、秋に花を咲かせます。花を終えたあとの丈や枝ぶりを見て、混み合う部分がないかを確認したうえで、切りそろえるかをご相談ください。 [1]

アキギリ

秋の花が終わったあと

秋の花を終えたあとの株が目立つほど高くなったと感じたら、丈と枝ぶりを確認し、剪定を検討してみてください。 [1]

アキギリ

葉が重なって株元が見えないとき

株のまわりで葉が重なり、土や株元が見えなくなったら、木陰に生える性質も踏まえて剪定を相談しましょう。 [1]

アキギリ

越冬したあとの株の丈

品種Shi Hoでは穏やかな冬に多年草として越冬します。越冬後の丈が揃わないと感じたら、切りそろえる前に相談してください。 [3]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。どこを切りそろえたいかと、株の写真を伝えてください。

04 特徴と育て方

アキギリのことを、もう少し

牧野植物園はアキギリをSalvia glabrescensとする。

アキギリ

木陰を好む環境を保つ

山の木陰に生える性質があるため、直射の強い場所より木陰を選びましょう。季節ごとに葉の見え方を比べられます。 [1]

アキギリ

湿り気と水はけ(品種Shi Ho)

品種Shi Hoに限る栽培資料では、少なくとも半日陰と、湿り気と排水の両立した土が条件です。水やりのあとの土の状態を分けて確かめてください。 [3]

アキギリ

冬越しの見方(品種Shi Ho)

穏やかな冬に多年草として越冬するのは品種Shi Hoの記録です。冬の終わりに株元を見て、越冬できたかを確かめましょう。 [3]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Salvia glabrescens

情報確認日:2026-10-18T03:02:43.919616+00:00

参考資料

  1. アキギリ(シソ科) | 見ごろの植物牧野植物園が和名アキギリと同定する日本の植物。園芸品種・別種のキバナアキギリは除く。種の本文は同定・自生環境・形態に限定し、品種Shi Hoの栽培例を別記。未取得の繁殖施肥水管理手順は作らない。
  2. 重井薬用植物園 | おかやまの植物事典牧野植物園が和名アキギリと同定する日本の植物。園芸品種・別種のキバナアキギリは除く。種の本文は同定・自生環境・形態に限定し、品種Shi Hoの栽培例を別記。未取得の繁殖施肥水管理手順は作らない。
  3. Salvia glabrescens 'Shi Ho' | Chicago Botanic Garden牧野植物園が和名アキギリと同定する日本の植物。園芸品種・別種のキバナアキギリは除く。種の本文は同定・自生環境・形態に限定し、品種Shi Hoの栽培例を別記。未取得の繁殖施肥水管理手順は作らない。