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アイビー

庭木図鑑 / 常緑

アイビー

日陰に添える常緑のつる、範囲を保つ手入れ

日陰でも育つと聞くと、庭に敷いてみたい気持ちになります。でも、伸びる速さと剪定の手間は先に知っておきたいところです。

広葉の常緑つる性多年草

アイビーは広葉の常緑・木質・つる性の多年草で、地被、観葉植物、有毒植物、雑草として扱われることがあります。 [1]

伸びる幅と高さ

伸びる速さは高さ20〜80フィート、幅3〜50フィートに達し、地被としては高さ15〜20cmのつるになります。 [1] [2]

幼年期と成木期の二段階

幼年期は付着巻きと不定根で登り、成木期は灌木状になって初秋に緑白色の花を付け、青黒く有毒な果実を実らせます。 [1] [2]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

アイビーは日当たりから深い日陰まで対応する常緑のつるで、地被としては高さ15〜20cmになります。肥沃で湿潤、有機質を含み排水のよい土を好み、耐乾性も強いです。植える場所と、広げてよいかの境目を先に決めておきましょう。範囲を保つにはかなりの剪定が必要なつるだからです。

こんな希望には合いやすい

アイビー

日陰にも置きやすい

光は日当たりから深い日陰まで対応し、上面が暗緑色で光沢のある葉を長く楽しめます。日が不足しやすい場所でも候補になります。 [1] [2]

アイビー

有機質で排水のよい土向き

肥沃で湿潤、有機質を含む排水のよい土を好み、酸性・アルカリ性どちらにも耐えます。適度な湿り気を保てる場所が向いています。 [1] [2]

植える前に考えておきたいこと

アイビー

広がりは大きく剪定が要る

高さ20〜80フィート、幅3〜50フィートまで広がることがあり、範囲内に保つにはかなりの剪定が必要です。 [1] [2]

アイビー

樹木や木造物へ登る

つるは付着巻きと不定根で樹木や木造物へ登ります。登った先の木や建造物は傷むことがあるので、つるを離して管理してください。 [1] [2]

アイビー

果実は有毒

成木期にできる青黒いベリー状の果実は有毒です。十分な水やりで旺盛に育てる株は結実しにくくなり、鳥による種子拡散の心配も低くなります。 [1] [2]

地被としては高さ15〜20cm

地被としては高さ15〜20cmのつる性になり、幅は大きく広がります。どこまで広げてよいか決められるよう、境目の分かる場所から始めましょう。 [1] [2]

アイビー育て方をもう少し詳しく →

排水のよい土を選ぶ

植える場所は、肥沃で湿潤、有機質を含む排水のよい土を選びましょう。酸性・アルカリ性どちらにも耐えます。一方で、水が長く溜まる場所は避けてください。 [1] [2]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日当たりと排水の条件を伝えれば、候補を絞れます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の形や色、つるの伸び方の変化は、季節・土の乾き・置き場所の違いを分けて見ると見えてきます。急に変わったときは、水が溜まりすぎていないか、光がどう当たっているかの順に見て、まずできる対応を選んでみてください。

アイビー

葉の裂れ方の変化

幼葉は3〜5裂で、開花枝の上の成葉は卵形〜菱形に変わります。葉形が変わった枝は、成木期に入った合図です。 [1] [2]

つるの伸びる方向

幼年期の茎は付着巻きと不定根で登り、非開花の茎には厚く光沢のある緑葉が付きます。壁や木へ向かうつるは、伸びた先を確認して早めに手をかけてください。 [1]

花と実の付き方

花は小さく緑黄色で5裂し、成熟した枝にのみ着きます。黒いベリー状の果実が目立つ果房になったら、成木期の枝と区別して見てください。 [1] [2]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉が急に変わったとき

まず土の乾き具合を確かめましょう。湿潤で有機質を含む土を好みますが、耐乾性もあるため、水が溜まりすぎていないかもあわせて見てください。 [1] [2]

つるが期待より伸びたとき

樹木や木造物からつるを離し、手の届く範囲で剪定を検討してみてください。範囲を保つにはかなりの剪定が必要です。 [2]

日当たりが弱いとき

日当たりから深い日陰まで対応するため、光が弱い場所でも候補に残ります。葉の色とつるの伸び方を見ながら、置き場所を比べてみてください。 [1] [2]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。いつから変わったかと置き場所を伝えられます。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

旺盛な生育のため、範囲内に保つにはかなりの剪定が必要です。樹木や木造物からつるを離して剪定すると、被害を避けながら形を整えられます。どこまで切るか迷うときは、任せられる範囲を相談してみましょう。

樹木や木造物からつるを離す

旺盛な生育を範囲内に保つには相当の剪定が必要です。樹木や木造物からつるを離して剪定すると、木や建造物の被害を避けながら形を整えられます。 [2]

アイビー

つるが建物に触れた

樹木や木造物に触れ出したつるは、早めに、つるを離す剪定を検討してみてください。 [2]

アイビー

決めた範囲を超えた

幅や高さが決めた境目を超えて広がったら、剪定を検討しましょう。 [1] [2]

アイビー

成木期の枝が乱れた

成木期の茎は登らず灌木状に広がるため、形が乱れたら剪定を考える頃です。 [1] [2]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。つるの範囲と木や建物との距離を伝えられます。

04 特徴と育て方

アイビーのことを、もう少し

種(species)としてのアイビー(Hedera helix)は、広葉の常緑につる性の多年草で、幼年期は地面を這う地被または壁面・樹木へ登るつるとして生育し、成木期に入ると灌木状の非つる性の枝に緑白色の小さな花と黒いベリー状の果実をつける。地被としては高さ15〜20cm。日当たりから日陰まで対応し、肥沃・湿潤・有機質で排水のよい土壌を好むが耐乾性もある。旺盛な生育を範囲内に保つには相当の剪定が必要で、分株・根挿し・種子・挿し木で増える。栽培品種は多く、種より穏やかに育つものもある。

アイビー

日向から深い日陰まで置ける

光は日当たりから深い日陰まで対応します。葉が暗緑で光沢を保つ場所を、日が当たる時間帯を確かめて選びましょう。 [1] [2]

アイビー

耐乾性があり、湿り気は土で見る

肥沃で湿潤、有機質を含む排水のよい土を好みます。耐乾性もあるため、水やりは土の乾きを見て加減できます。 [1] [2]

アイビー

旺盛な株は結実しにくい

十分な水やりで旺盛に育てる株は結実しにくく、鳥による種子拡散も低くなります。水やりを惜しまず、剪定もあわせて取り入れてください。 [2]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Hedera helix

情報確認日:2026-10-16T23:34:25.029363+00:00

参考資料

  1. Hedera helix — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。
  2. Hedera helix — Oregon State University特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。