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ラズベリー

庭木図鑑 / 常緑

ラズベリー

甘く赤い実をつける多年生の低木

庭に甘い実をつけたいけれど、低木のラズベリーは手入れが複雑なのか、どこに植えれば育ちやすいのか迷う方もいます。ここでは、実のつき方、葉と枝の見分け方、剪定を考える手がかりを一つずつ紹介します。

多年生の低木

ラズベリーはバラ科の多年生低木で、甘く赤い食用の果実をつけます。枝は弓状・直立・匍匐しななど、伸び方の型があります。 [1]

花と実のつき方

春から夏に白〜淡紅色の星形の花が円錐花序や総状花序に集まり、そのあと多数の小核果が中空の円錐状にまとまります。 [1]

葉のかたち

葉は落葉性〜半常緑性で、偶数羽状複葉の小葉は3〜5枚。縁に重鋸歯があり、裏面は表面より色が薄く毛深いのが特徴です。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

ラズベリーを育てるうえで先に押さえたいのは、日光と土の排水です。一日6時間以上の日光が当たる全日照が基本で、2〜6時間の半日陰にも対応します。土は粘土から砂まで幅広く使えますが、排水は良好であることが条件です。

こんな希望には合いやすい

ラズベリー

日当たりの場所を選びたい方へ

一日6時間以上の日光が当たる全日照を好みます。2〜6時間しか当たらない半日陰にも対応するので、庭の光の入り方を確かめて選びましょう。 [1]

ラズベリー

実を楽しむ株を増やしたい方へ

推奨される増やし方は分株と挿し木です。育てながら株を増やせるため、最初の一つから少しずつ広げられます。栽培品種は野生種より生産性が高い傾向があります。 [1]

植える前に考えておきたいこと

ラズベリー

水が溜まる場所は避ける

土は粘土・高有機質・ローム・砂に対応しますが、排水は良好であることが条件です。雨の後に水が残りやすい低地は避け、傾斜や高めの場所を選びましょう。 [1]

ラズベリー

土の酸度を確かめる

ラズベリーが好むpHは酸性(6.0未満)です。植える前に、庭の土が酸性かどうかを確かめましょう。 [1]

ラズベリー

棘のある枝に手を出さない

枝には棘(プリックル)があり、葉も触ると棘状の手触りです。収穫や手入れの際は手袋を用意し、素手で枝を触るのは避けましょう。 [1]

広がる枝を見越した広さ

樹形は弓状・直立・匍匐しなのどれかで、質感は粗く、生育速度は中程度です。隣の植物や通路との距離を保てる場所を選びましょう。 [1]

ラズベリー育て方をもう少し詳しく →

光が入り、水はけのよい場所に植える

植える場所は、一日6時間以上の日光が当たる全日陰にあたる全日照が基本です。光が半日だけでも2〜6時間あれば半日陰として扱えます。土は排水のよさと酸性であることを確かめましょう。 [1]

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植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日当たりと土の排水条件を、庭の写真と一緒に伝えてください。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色が薄くなった、実がつきにくくなった、枝が思いのほか広がった。そうした変化は、季節の移り変わり、土の乾き具合、場所の急な変化に分けて考えると見通しが立ちます。ここでは、まず何を確かめるとよいのかを紹介します。

ラズベリー

小葉の枚数と葉の縁

小葉が通常3〜5枚で羽状に分かれているかを見てみましょう。葉の縁が重鋸歯かも合わせると、本来の葉姿と比べやすくなります。 [1]

葉裏の色と毛の量

裏面は表面より色が薄く毛深いはずです。色の差が分かりにくい葉があれば、その時期の日当たりと土の状況を振り返りましょう。 [1]

枝の伸びる向き

弓状・直立・匍匐のどれに近いかを見てみましょう。匍匐して隣へ出る枝が増えていないか、通路近くは特に確かめておくと安心です。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉の変化を見つけたら

小葉が3〜5枚あるか、葉裏が薄色で毛深いかを一つずつ見比べましょう。前年と同じ時期の葉と比べると、違いが分かりやすくなります。 [1]

土の乾き具合が気になるとき

水が溜まりやすい場所は避けましょう。植え付けの場所が低くなっていないか、雨のあとに水が残らないかを確かめたうえで、数日後の葉の様子と見比べましょう。 [1]

季節の変わり目に葉が変わったとき

春から夏の花の時期と重なるなら、開花の状況も一緒に振り返りましょう。季節による変化か、日光と排水の条件によるものかを分けて考えると見通しが立ちます。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の状態を相談できます。小葉の枚数や葉裏の色など、見えている変化を添えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

枝を整えたいと思っても、ラズベリーは棘があり、弓状・直立・匍匐しなと伸び方がさまざまです。どの枝を残すかで株の姿が変わるため、切る前に枝の並びと通路との距離を確かめ、残す枝を決めてから剪定を相談しましょう。

どの枝を残すかを先に決める

枝は弓状・直立・匍匐しなと多様で、棘があります。残す枝と切り取る枝を先に分けると、無理に切りそろえずに済みます。枝の並びと希望する高さを添えてご相談ください。 [1]

ラズベリー

通路に枝がかかる

匍匐する枝が増えると、歩く場所や隣の植物に枝が届きます。まずどの枝がどこへ伸びているかを確かめましょう。 [1]

ラズベリー

棘で作業がしづらい

枝には棘があり、葉も触ると棘状の手触りです。収穫や手入れがしづらくなった枝があれば、その範囲を伝えて剪定を相談できます。 [1]

ラズベリー

樹形がばらばらに見える

弓状・直立・匍匐しなが混在し、質感が粗い樹形です。均一にしたい場所と希望する高さを添えてご相談ください。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の相談ができます。枝の伸び方と棘のある範囲を、希望する高さと一緒に伝えてください。

04 特徴と育て方

ラズベリーのことを、もう少し

バラ科 Rubus 属の多年生低木(シュラブ)で、甘く赤い食用果実をつける。落葉性〜半常緑性で、枝は弓状・直立・匍匐しなる。葉は互生の偶数羽状複葉で、小葉は3〜5枚、縁に重鋸歯がある。棘(プリックル)を備え、春から夏に白〜淡紅色の星形の花をつける。

ラズベリー

春から夏は花の季節

春から夏に白〜淡紅色の星形の花が円錐花序や総状花序に集まります。開花の始まりと終わりを記録しておくと、前年との違いを比べやすくなります。 [1]

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日光と排水を一緒に見る

日光は一日6時間以上を基本に選び、2〜6時間の半日陰でも対応できます。水が溜まりやすい場所では、水やりを増やす前に排水の状況を見直しましょう。 [1]

ラズベリー

剪定の前に樹形を伝える

棘のある枝を整えるときは、弓状・直立・匍匐しなのどれに当たるかを先に確かめましょう。この樹形と希望する高さを添えると、剪定の相談が具体的になります。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Rubus idaeus

情報確認日:2026-10-17T06:06:10.410584+00:00

参考資料

  1. Rubus idaeus — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。