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ヤマユリ

庭木図鑑 / 挺りのある分枝しない茎に、長さ9インチ(約23cm)までの槍形で濃緑色の葉がたっぷりとつく。花はその茎の先端に咲く。

ヤマユリ

夏に大輪の芳香を咲かせる日本原産のユリ

ヤマユリを庭に迎えるか迷っていて、日当たりや水やり、花が咲いた後の切り戻しを気にされている方へ。植える場所の選び方から、茎と葉の見分け方まで、順に見ていきましょう。

日本原産のユリ科の球根

ヤマユリは日本原産の球根で、ユリ科に属します。英名は golden-rayed lily または goldband lily と呼ばれます。 [1]

夏の半ばから後半に大輪の花

7〜8月、6枚の花被片からなるカップ形の花を咲かせます。白い花被片は反り、中央を金色の縦帯が走り、甘く芳香を放ちます。 [1]

茎と葉のつき方

挺りのある分枝しない茎に、長さ9インチ(約23cm)までの槍形で濃緑色の葉がたっぷりとつき、花は茎の先端に咲きます。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

ヤマユリは日本原産の球根で、60〜150cmまで伸びる多年草です。日向から半日陰までを好み、排水のよい中程度の湿り気のある土が向いています。理想は上部を日向に、根元を日陰にする配置で、球根には一年を通して湿り気が必要です。

こんな希望には合いやすい

ヤマユリ

背の高い花を楽しむ庭に合う

草丈は2〜5フィート(約60〜150cm)、幅は1〜2フィートに育ち、1株から6輪から30輪の花をつけます。奥まった場所の後ろなどに据えれば、花の高さを活かせます。 [1]

ヤマユリ

日向と半日陰がある庭に合う

日向から半日陰までを好みます。理想は上部を日向に、根元を日陰にする配置です。上部が日向に、根元が日陰になる場所を選びましょう。 [1]

植える前に考えておきたいこと

ヤマユリ

土の乾燥は避ける

球根は一年を通して十分な湿り気が必要です。排水のよい中程度の湿り気のある土を用意し、土の乾燥は避けてください。 [1]

ヤマユリ

根元は冷やして保つ

肥沃で有機質のローム土を好みます。株のまわりをマルチングすると、根元を冷やして保てます。 [1]

ヤマユリ

切り戻しは葉と茎の色を待つ

株を切り戻すのは、葉と茎が黄色くなるのを待ってからです。緑を保っているうちは、切り戻しを急がないでください。 [1]

高さ60〜150cm、幅は1〜2フィート

草丈は通常2〜5フィート(約60〜150cm)、張り出し幅は1〜2フィートに達します。花は茎の先端に咲くので、隣の植物との間隔を空けると大輪の花を邪魔しません。 [1]

ヤマユリ育て方をもう少し詳しく →

秋に球根を4〜6インチの深さで植える

球根の植え付けは秋に行い、4〜6インチ(約10〜15cm)の深さに植えます。鉢植えの苗なら春から秋までのいずれの時期にも植え付けできます。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日当たりと排水の状態を伝えれば、候補の場所を絞れます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

花が咲いたあとの茎の扱い、葉の色の変化、水やりの量など、育てているうちに気になることがあります。季節と土の乾燥を分けて考えれば、原因を決めつけずに、それぞれの状態で最初にできることが見えてきます。

ヤマユリ

咲いた花の数

1株に6輪から30輪の花がつくことがあります。何輪咲いたかを数えておくと、前年と比べやすくなります。 [1]

茎の挺りと葉の色

挺りのある分枝しない茎に、濃緑色の葉が密集します。茎が曲がっていないか、葉が黄ばんでいないかを確かめましょう。 [1]

咲き終わりの花の様子

花が咲き終わる頃、花被片の様子が変わります。咲き終わった花を確認したら、種子ができる前に摘み取ります。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉と茎が黄色くなったとき

葉と茎が黄色くなったら、切り戻しの時期です。まだ緑を保っているうちは切り戻さないでください。 [1]

花が咲き終わったとき

咲き終わった花は摘み取ります。種子ができるのを防げ、株の余計な負担を抑えられます。 [1]

土の乾燥が気になったとき

土が乾きそうになったら、水やりで湿り気を保ってください。球根は通年の水分を必要とし、マルチングで根元を冷やせます。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉や茎の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで変化した部分を相談できます。葉の色や花の数、変わった時期を伝えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

ヤマユリの手入れで迷いやすいのが、花を摘むタイミングと株を切り戻す時期です。まず花を摘んで種子ができるのを防ぎ、葉と茎が黄色くなるのを待ってから切り戻す、この順番です。花が咲き終わったあとは、この順に進めてください。

切り戻しは葉と茎が黄色くなるのを待つ

花が咲き終わったら、種子ができるのを防ぐため花を摘み取ります。株の切り戻しは、葉と茎が黄色くなるのを待ってから行います。 [1]

ヤマユリ

花が咲き終わったあと

咲き終わった花が茎の先端に残ります。種子ができるのを防ぐため、この花を摘んでおきましょう。 [1]

ヤマユリ

葉と茎が黄色くなったとき

葉と茎が黄色くなれば、切り戻してよい合図です。まだ緑を保っているうちは、切り戻しを後回しにしてください。 [1]

ヤマユリ

花を摘む場所に迷ったとき

花は分枝しない茎の先端に咲きます。摘むのは咲き終わった花だけで、茎と葉は黄色くなるまで残します。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

切り戻しの時期に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の相談ができます。葉と茎の色や花の残り方を伝えれば、今の状態に合う手入れを案内します。

04 特徴と育て方

ヤマユリのことを、もう少し

ヤマユリは日本原産の球根(Liliaceae ユリ科)の多年草で、英名は golden-rayed lily(ゴールデン・レイド・リリー)。高さ2〜5フィート(約60〜150cm)、幅1〜2フィートに育ち、7〜8月、6枚の花被片でなるカップ形の芳香の強い大輪の花を咲かせる。花被片は白く反り、ときどき斑点があり、各花被片の中央に金色の縦帯が走るのが特徴。

ヤマユリ

夏は花の季節

7〜8月に6枚の花被片からなるカップ形の花を咲かせます。花は6〜10インチ(約15〜25cm)と大きく、甘く芳香があります。 [1]

ヤマユリ

置き場所は上部が日向、根元が日陰

日向から半日陰までを好みます。理想は上部を日向に、根元を日陰にする配置で、排水のよい中程度の湿り気のある土を用意します。 [1]

ヤマユリ

水やりは乾かさない

球根は通年、十分な湿り気が必要です。土が乾燥しないよう水やりで湿り気を保ち、株のまわりをマルチングすると根元を冷やせます。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Lilium auratum

情報確認日:2026-10-17T23:33:39.954211+00:00

参考資料

  1. Lilium auratum特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。