
庭木図鑑 / 葉は厚く、つやのある暗い緑色で、やや光沢のある革のような手ざわり。葉身は単葉で楕円形から披針形、縁には細かな鋸歯があります。葉は枝先に密に集まり、春の新芽は淡い緑から銅色、ブロンズ色にほどけます。冬も葉を落とさない常緑の葉姿です。
ヤブコウジ
日陰の地面を彩る、赤い実の常緑低木
日陰の地面に低く群れる緑と、秋の赤い実。ヤブコウジを庭に迎えるか迷っている方へ。日当たりと土、広がり方の目安を押さえて、植える場所を決められます。
01 植えるか迷っている方へ
わが家の庭に合う?
背丈は20〜30cmほどに収まり、地下茎を伸ばしながら徐々に群れをつくる常緑の低木です。春の新芽は淡緑から銅色、夏には白から淡い桃色の星形の花を咲かせ、秋には赤い実が実ります。日陰の地表をやわらかく覆う姿を長く楽しめます。
横30〜90cmの広がりを見込む
成熟株の高さは約20〜30cm、幅は約30〜90cmです。地下茎で広がるため、周囲に3〜6フィート(約90〜180cm)の余裕があると安心です。 [1]
育て方をもう少し詳しく →半日陰で水はけのよい酸性土に植える
植える場所は、直射日光2〜6時間の部分的な日陰か、より深い日陰を選びましょう。酸性(pH6.0未満)で有機物に富み、水はけのよい土が向きます。踏み固められた足あとと水のたまる場所は避けてください。 [1]
分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。
植える場所に迷ったら、庭彩堂の公式LINEで植栽について相談できます。日陰の深さや土の水はけなど、候補の場所を伝えてご相談ください。
02 葉や枝が気になる方へ
葉の変化が気になったら
葉の色や実のつき方に違和感があるときは、まず日当たりと土の乾き方を見分けてみてください。強い日差しが続くと葉焼けを起こし、水のたまりや乾燥にも弱いため、日当たりと足元の土の状態から原因を考えられます。

春の新芽の色と葉のつき方
春に伸びる新芽は淡緑色から銅色、ブロンズ色にほどけます。葉は枝先に密に集まるので、芽の色と葉の集まり方を確かめてみましょう。 [1]
夏の花と秋の実のつき方
7〜8月に新葉の下へ星形の花が密集し、9月に実がつき、10〜11月に赤く熟します。冬まで実が残ることもあります。 [1]
葉の艶と光の当たり方
厚くつやのある暗い緑の葉が基本です。日差しが強い場所では葉焼けを起こすので、葉の色と光の当たり方をあわせて見てみましょう。 [1]
葉の変化に気づいたら、まずここから
急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。
葉の色や実のつき方が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。葉の写真と日当たりの状況を伝えていただければ、確認の目安をご案内します。
03 剪定・依頼を考えたい方へ
切る前に、剪定の考え方を知る
ヤブコウジは地下茎を伸ばして群れをつくる性質のため、剪定は広がった範囲を整えたいときに検討するとよいでしょう。常緑の葉や秋に残る実を楽しみながら、はみ出した枝先を少しずつ整えます。
広がりすぎた枝先を少しずつ整える
剪定は、群れの範囲を整えたいときに検討しましょう。地下茎で広がるため、隣の場所へ出てきた枝先を選び、内側の葉や秋の実を残しながら少しずつ切り揃えます。 [1]
相談するときに伝えること
木全体の写真大きさや形が分かるもの
困っている場所枝が当たる場所など
希望する仕上がり残したい形や枝ぶり
剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。群れの広がりと、整えたい範囲をお伝えください。
04 特徴と育て方
ヤブコウジのことを、もう少し
ヤブコウジは、中国・日本・韓国・台湾の混交林や竹林に原産する、ごく低く這うように広がる常緑の低木です。背丈は小さく、地下茎(ランナー)から次第に群れをつくり、日陰の地面をやわらかく覆います。夏には小さな白から淡い桃色の星形の花を、秋には真っ赤な小さな実をつけ、実は冬まで枝に残るのも楽しみのひとつ。日陰や半日陰に育ち、酸性で水はけのよい土を好みます。
画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。
基本情報・参考資料を見る
Ardisia japonica
情報確認日:2026-10-17T18:25:18.650808+00:00
参考資料
- Ardisia japonica — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。













