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ボタン

庭木図鑑 / 葉は互生で二回羽状に複葉になり、小葉は長さ5〜10cmで卵形、縁には大きな锯歯が3〜5個または浅く裂けて入ります。頂小葉は3裂し、上面は淡い緑、裏面は青みがかった緑色を帯びます。

ボタン

大きな花を咲かせる落葉低木

庭に木を植えたいのに、ボタンは木ではなく低木で、高さ2m近くまで伸びる点が気になりますよね。育てる前に知っておきたい性質と、葉や枝の見分け方をお伝えします。

落葉低木で、木ではありません

ボタンはボタン科ボタン属の落葉低木で、学名はPaeonia suffruticosaです。「ツツジボタン」という通称もありますが、実際には木ではなく低木です。 [1]

冬に地上部は枯れ込まない

木質の茎は冬に枯れ込まないため、毎年地面から地上部が再出芽するタイプのボタンとは育ち方が異なります。冬の株を見分けるときに、この点を手がかりにしてください。 [1]

高さ1.8〜2.4mに春の大輪

成熟した株の高さは1.8〜2.4mです。春には濃紅色から桃色、白色まで、径30cmに届く大きな花を咲かせ、八重咲きや半八重咲きが多いです。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

ボタンは、木ではなく「木のように見える低木」に近い落葉低木です。太い枝がまっすぐに立ち、姿はやや開き、成熟すると高さ1.8〜2.4mになります。木質の茎は冬に枯れ込まないため、毎年地面から地上部が再出芽するタイプとは育ち方が異なります。成長後の大きさに見合う場所選びが大切です。

こんな希望には合いやすい

ボタン

半日陰がよく合う

日向から半日陰まで育ちます。特に半日陰がよく合うので、午後の日当たりが強い場所では、日陰側を先に選んでください。 [1]

ボタン

水はけのよい土がある

水はけがよく、肥沃でややアルカリ性の土を好みます。水がたまりやすい低地は避け、植える前に土の水はけを確かめてください。 [1]

植える前に考えておきたいこと

ボタン

大きさを先に見越す

高さ1.8〜2.4mに達し、太い枝が直立しながらやや開きます。狭い場所では枝が重なりやすいので、周囲に余裕をもたせて置き場所を選びましょう。 [1]

ボタン

苗は高価になりやすい

品種は数百に上り、増殖は難しいとされます。そのため苗は高価になりやすい傾向があるので、入手前に希望の品種と大きさを決めておきましょう。 [1]

ボタン

台木の吸い芽を見分ける

台木側から出る吸い芽は、株本来の部分ではありません。根元付近から伸びる芽は、早めに見分けて取り除いてください。 [1]

広がる枝を見越した広さ

成熟株は高さ1.8〜2.4mで、太い枝がまっすぐに立ちながらやや開きます。隣の植物との間隔を保てる場所を選びましょう。 [1]

ボタン育て方をもう少し詳しく →

半日陰で水はけのよい土に植える

植える場所は、日向から半日陰まで、特に半日陰を選びましょう。水はけがよく肥沃でややアルカリ性の土が向いているので、植え付け前に土の水はけを確かめてください。 [1]

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植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。半日陰と水はけのよい土を、現在の庭の写真と一緒に伝えてください。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色や形、枝の伸び方に違和感があると、まずどこを見ればよいか迷いますよね。ボタンでは、葉の上面と裏面の色、小葉の縁の切れ方、冬に地上部が枯れていないかを分けて見て回ると、季節の変化と普段の状態を比べやすくなります。

ボタン

葉の表と裏の色

小葉の上面は淡い緑、裏面は青みがかった緑です。裏返して普段の色と比べてみてください。 [1]

小葉の縁の形

小葉は長さ5〜10cmの卵形で、縁に大きな鋸歯が3〜5個、または浅い裂片が入り、頂小葉は3裂します。葉を広げて、普段の形との違いを見てください。 [1]

冬に残る太い枝

木質の茎は冬に枯れ込まないため、太い枝がそのまま残ります。冬に全体が枯れていないかを確かめ、春の芽吹きと見比べてください。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉の色が気になるとき

葉の上面と裏面を交互に見て、淡い緑と青みがかった緑の違いを確かめてください。あわせて土の表面を触り、水はけを見てください。写真をそろえておくと、変化を伝えやすくなります。 [1]

日当たりが強すぎるとき

半日陰が特に合うので、午後に直射が当たる場所では、葉の上に影が落ちる位置を見ながら、日陰を作る方法を検討してください。 [1]

根元から別々の芽が出たとき

台木側から出た吸い芽は取り除く対象です。根元まで見に行って、どの芽がどこから出ているかを見分けてください。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。葉の上面と裏面、小葉の縁の形が分かる写真を送ってください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

剪定を考える前に、ボタンの木質の茎が冬に枯れ込まない点を押さえておきましょう。管理で目につくのは、台木側から出る吸い芽です。高さが伸びて枝がやや開くと、上部は手が届きにくくなります。残したい枝を決めてから剪定を検討してみてください。

吸い芽と高さを剪定前に見る

管理では、台木側から出る吸い芽を取り除きます。あわせて、1.8〜2.4mまで伸びた枝のうち、残したい枝を決めてから剪定を検討してください。 [1]

ボタン

台木から吸い芽が出た

台木側から出る吸い芽は、管理で取り除く対象です。根元付近に目立つ芽が出たら、どの範囲まで手を入れてもらうかを決めて、剪定を相談しましょう。 [1]

ボタン

枝が重なり始めた

太い枝が直立しながらやや開いた姿に育ちます。隣の枝が重なり始めたら、残したい枝を決めて剪定を検討してみてください。 [1]

ボタン

上部が手に届かなくなった

成熟株は高さ1.8〜2.4mに達します。上部の枝を整えるのが難しくなったら、身の高さで扱える範囲を基準に剪定を相談しましょう。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。吸い芽の位置と高さの悩みを、枝全体の写真とあわせて伝えてください。

04 特徴と育て方

ボタンのことを、もう少し

ボタン(ツツジボタン)は落葉低木で、木ではなく「木のように見える低木」という言い方のほうが適切です。冬に地上部が枯れ込むことはなく、太い枝を伸ばしながらやや開いた姿で立ち上がり、高さは1.8〜2.4mに達します。春には濃紅色から桃色、白色まで、径30cmに届く大きな花を咲かせます。

ボタン

冬も地上部が残ります

木質の茎は冬に枯れ込まないため、地上部は毎年同じ場所から春を迎えます。冬に全体が枯れていないか、太い枝が残っているかを見てください。 [1]

ボタン

水はけは土で確かめる

水はけのよい、肥沃でややアルカリ性の土を好みます。水やりの前に土の表面を触り、水がたまりやすい低地がないかを確認してください。 [1]

ボタン

吸い芽は根元から見分ける

管理では台木側から出る吸い芽を取り除きます。芽の出どころを根元から確かめておくと、剪定の相談時に状態を正確に伝えられます。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Paeonia suffruticosa

情報確認日:2026-10-17T17:34:59.095427+00:00

参考資料

  1. Paeonia suffruticosa — landscapeplants.oregonstate.edu特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。