庭の困りごとを知る・解決するメディア
庭図鑑について掲載情報と出典庭の相談
庭図鑑powered by NIWASAIDO庭と、緑のある暮らし。庭彩堂に相談
フヨウ

庭木図鑑 / 葉は明るい緑色で、互生に配置されます。形は楕円形から広卵形で、掌状の葉脈が放射し、縁には鋸歯状の細かいギザギザがあります。葉の長さと幅はいずれも3〜6インチほど。冬には落葉する落葉樹です。

フヨウ

白から濃いピンクへ、花色が変わる大型低木

庭に大きな花を咲かせたいとフヨウを考えたとき、背丈の大きさや冬の落葉、剪定の時期が気になりませんか。育てる場所の選び方から、葉と花の見分け方、剪定のタイミングまでを、順に確かめていきましょう。

中国と台湾原産の大型低木

フヨウはマルバーウ科(アオイ科)に属し、中国と台湾が原産の大型低木または小さな多幹の小高木です。 [1]

白から濃いピンクへ変わる花

花は咲きはじめは白く、成熟するにつれて濃いピンクへと色を変えます。種小名 mutabilis は「変化する」を意味します。 [1]

冬に落葉する落葉樹

葉は明るい緑色で互生し、楕円形〜広卵形に掌状の葉脈と鋸歯状の縁を持ち、冬には落葉します。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

フヨウは中国原産で、まっすぐに立ち上がる姿の背の高い低木です。一日6時間以上の日光を好み、有機物に富んだ湿り気のある土でよく育ちます。粘土質・ローム質・砂質いずれの土にも対応でき、ときどき水がたまる状態にも耐えます。挿し木で簡単に増やせて、管理の手間は少なめです。

こんな希望には合いやすい

フヨウ

日向で花色を楽しめる方へ

一日6時間以上の日光を好むため、開けた日向に置くと、白からピンクへの花色の変化を毎年楽しめます。 [1]

フヨウ

大きな花を長く見たい方へ

夏から秋に径3〜6インチのソーサー型の花をほぼ単生で咲き、チョウやハチドリも惹きつけます。 [1]

植える前に考えておきたいこと

フヨウ

背丈と張りの大きさ

背丈は10〜12フィート、張りは8〜10フィートに達します。周囲の樹木や建物との距離を先に測ってから位置を決めましょう。 [1]

フヨウ

成長の速さ

成長は速く、葉の質感は粗めです。隣の樹との間隔を空け、伸びた枝が当たらない位置を確保しておきましょう。 [1]

フヨウ

冬の落葉

冬には落葉します。葉が落ちて枝の姿が見えるこの季節は、剪定の相談にも使いやすい時期です。 [1]

6〜12フィートの余白を確保する

植える場所には6〜12フィートの余裕を見込んでください。背丈と張りの大きさに見合った広さで、隣の樹の日照も遮らない配置を選びましょう。 [1]

フヨウ育て方をもう少し詳しく →

日向と肥沃な湿り気のある土に植える

日当たりのよい場所を選び、有機物に富んだ湿り気のある土を用意しましょう。粘土質・ローム質・砂質いずれの土でも育ちます。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日照の広さと土の状態を、写真と一緒に送れます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色が薄くなった、枝が細く伸びてきた。そんな変化は、季節・土の乾燥・置く場所の光の量に分けて考えてみてください。フヨウは冬に落葉する木なので、葉が落ちること自体は自然な変化です。花の色づきや新枝の伸び方は、前年と同じ時期に比べてみましょう。

フヨウ

花の色の変化

白く開いた花がやがて濃いピンクへ変わる様子を見比べると、その木の開花の進み具合が分かります。 [1]

新しく伸びた枝

翌季の花は新しい枝に咲きます。今年伸びた枝を覚えておくと、来年の花つきを予想できます。 [1]

葉の大きさと縁取り

葉は長さ・幅ともに3〜6インチで、縁に細かいギザギザがあります。前年より小さい葉が続くかを見ておきましょう。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉の色が薄いとき

日当たりと土の湿り気を分けて確認しましょう。光不足が疑わしければ日向へ移し、水はけと有機物の量も合わせて見直してみてください。 [1]

株がひょろひょろ伸びたとき

細く伸びた枝が目立ったら、冬に地面近くまで強く刈り込んで、樹勢の回復を図りましょう。 [1]

花が咲かないとき

前年の花がついた枝と今年の新枝を比べましょう。土と日照に、伸びを妨げている要因がないか見直してみましょう。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。葉の付き方と新枝の伸び方を写真で伝えられます。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

剪定は秋の花が終わったあとの冬に行います。翌季の花は新しく伸びた枝に咲くため、花を損なわずに間引けます。株がひょろひょろと細く伸びたときは、地面近くまで強く刈り込むと樹勢を回復できます。張りが広がりすぎた株も、この季節に整えましょう。

秋の花が終わったあとの冬に剪定する

剪定の時期は秋の花が終わった後の冬です。翌季の花は新しく伸びた枝に咲くため、開花を損ないずに間引けます。 [1]

フヨウ

株が下まで細く伸びた

地面近くまでひょろひょろとした株は、冬に思い切って刈り込むと樹勢を回復できます。 [1]

フヨウ

張りが広がってきた

張りが8〜10フィートに近づき、通路や隣の樹の日照が狭くなったときは、剪定を検討してください。 [1]

フヨウ

秋の花が終わった

秋の花が咲き終われば、冬の剪定に取りかかれる時期です。新枝に花が咲く性質を踏まえて間引いてください。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を頼みたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。株の高さと広がり、秋の花の終わり具合を伝えられます。

04 特徴と育て方

フヨウのことを、もう少し

フヨウはマルバーウ目アルテア科に属する、背の高い低木、あるいは小さな多幹の小高木です。中国原産で、まっすぐに立ち上がる姿を見せます。夏から秋にかけ、径3〜6インチの大きなソーサー型の花をほとんど単生で咲かせ、開花はじめは白、やがて濃いピンクへと色を変えるのが特徴です。日当たりのよい場所を好み、水はけのよい肥沃な土でよく育ちます。

フヨウ

夏から秋に花が続く

夏から秋にかけて径3〜6インチの大きな花が次々と開きます。日向で育てると、花色の変化を楽しめます。 [1]

フヨウ

湿り気を保つ水やり

有機物に富んだ湿り気のある土を好み、ときどき水がたまる状態にも耐えます。土が乾きすぎたときに水やりを増やしましょう。 [1]

フヨウ

冬は落葉して剪定の時期

冬には葉が落ち、枝が見えやすくなります。秋の花が終わったあとに剪定する流れを意識し、来季の花を確かめながら間引いていきましょう。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Hibiscus mutabilis

情報確認日:2026-10-17T17:34:05.907326+00:00

参考資料

  1. Hibiscus mutabilis — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。