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フキ

庭木図鑑 / 長い葉柄から出る、縁に浅い歯のある腎臓形の葉。緑色で非常に大きく、裏側は白い綿毛に覆われています。根元から広がる葉が重なり合って、しとやかな茂みをつくります。

フキ

大きな葉で、しとやかな茂みをつくる

庭の日陰や水辺に大きな葉の茂みをつくりたいのに、どこまで広がり、日当たりはどのくらい必要なのか迷っていませんか。フキの広がり方と日当たりの条件を、植える前に押さえておきましょう。

キク科の多年草

フキ(Petasites japonicus)はキク科の多年草で、英名は butterbur、fuki、sweet coltsfoot。観賞と食用の両方で親しまれます。 [1]

原産は韓国・中国・日本

原産地は韓国・中国・日本で、日本では湿った林床の川沿いの斜面に自生しています。 [1]

大きな根出葉の茂み

成熟した株の背丈は2〜3フィート、張りは2〜5フィートに達し、根出葉の茂みは高さ3フィート・幅5フィートほどになります。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

フキはキク科の多年草で、湿った林床や川辺に自生します。根茎を伸ばし、春は葉に先立って香りのある黄白色の花が咲きます。その後、大きな根出葉が重なり合って茂みをつくります。

こんな希望には合いやすい

フキ

半日陰から深い日陰の場所

置き場所は半日陰から深い日陰に向いています。強い日陰でも育つ性質があります。 [1]

フキ

湿り気のある場所

湿り気を保つ土なら幅広い土壌に適応します。水辺、池の縁、川岸、沼地での栽培に向いています。 [1]

植える前に考えておきたいこと

フキ

完全な日向は避ける

完全な日向に置くと、暑い日に葉がよくしおれます。できるだけ半日陰から深い日陰に置きましょう。 [1]

フキ

根茎が旺盛に広がる

根茎による広がりが旺盛で、放っておくと制御しにくくなります。広がりを抑えたいときは、大型の容器を泥に埋めるか、容器内で育てましょう。 [1]

フキ

水が切れる場所は合わない

水分が一定に保てない乾燥しやすい場所は、フキの性質に合いません。湿り気のある土を選びましょう。 [1]

茂みは幅5フィートほど

成熟した株の根出葉の茂みは、高さ3フィート・幅5フィートほどになります。隣の植物との間隔を十分に取り、植える場所を決めましょう。 [1]

フキ育て方をもう少し詳しく →

半日陰で、湿り気のある土に植える

半日陰から深い日陰で、湿り気の保たれた土に植えます。水辺や湿り気のある場所が向いています。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。お住まいの地域と、庭の日当たり・土の湿り気を教えてください。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

日向に置くと暑い日に葉がしおれやすく、根茎は旺盛に広がります。葉の変化や広がりが気になったときは、置き場所と土の水分から見直してみましょう。

フキ

葉のしおれ方

完全な日向にあると、暑い日に葉がしおれることがあります。しおれが続く場合は、置き場所を半日陰へ見直してください。 [1]

葉柄と葉の広がり

長い葉柄から出る大きな葉が、根元から広がって重なり合います。重なりが増え始めたら、広がりを抑える方法を早めに検討してみてください。 [1]

裏側の白い綿毛

葉の裏は白い綿毛に覆われています。表と裏を比べると、葉の状態をつかみやすくなります。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

しおれた葉があるとき

暑い日にしおれた葉を見つけたら、置き場所を半日陰に変えましょう。土の湿り気も併せて確かめてください。 [1]

広がりが思ったより大きいとき

根茎の広がりを抑えたいときは、大型の容器を泥に埋めるか、容器内で育てる方法を検討してみてください。 [1]

水分が切れている疑いがあるとき

土の湿り気が保てないときは、水やりを増やして湿り気を保ってください。乾燥しやすい場所は避けてください。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉のしおれや広がりが気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。置き場所の日当たりと、土の湿り気が分かる範囲で教えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

フキの手入れでは、根茎の広がりと葉の状態を分けて考えます。花後に伸びる花茎やしおれた葉は、取り除いて整えましょう。

花後に伸びる花茎を整える

春に葉に先立って咲いた花が終わると、花茎はその後も伸びます。枯れた花茎やしおれた葉を見つけたら、取り除いて整えましょう。 [1]

フキ

花茎が目立ってきた

開花期は4月で、花が終わると花茎が伸び続けます。混み合ってきたら取り除いて整えましょう。 [1]

フキ

茂みが隣まで迫ってきた

根茎が広がって茂みの張りが大きくなったときは、大型の容器を泥に埋めるか、容器内で育てる方法を検討してみてください。 [1]

フキ

しおれた葉が重なってきた

暑い日にしおれた葉が重なって茂みが不規則になったら、置き場所を半日陰に直してから、しおれた葉を取り除きましょう。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。フキの位置と花茎・茂みの状態が分かると、手入れの範囲を具体的に案内できます。

04 特徴と育て方

フキのことを、もう少し

日本、中国、韓国が原産のキク科の多年草で、湿った林床や川辺に自生します。根茎を伸ばして、大きな根出葉の茂みを作ります。春には葉に先立って、香りのある黄白色のデイジー状の花がまっすぐな花茎の先に集まって開きます。日本では葉柄が食用のフキとして親しまれています。

フキ

春は葉に先立って花が咲く

春には葉に先立って、香りのある黄白色の花が花茎の先に集まります。花が終わっても花茎は伸び続けるので、前年と比べてみてください。 [1]

フキ

日陰でも水分が保てる場所

日陰を忍ぶ性質を持ちますが、土には一定の水分が必要です。水辺や湿り気のある林床に似た場所を選びましょう。 [1]

フキ

広がりを抑えながら育てる

根茎で広がる性質があるため、広がりを抑えたいときは大型の容器を泥に埋めるか、容器内に収めて育てます。土には一定の水分が必要です。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Petasites japonicus

情報確認日:2026-10-17T23:31:02.932805+00:00

参考資料

  1. Petasites japonicus特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。