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ヒメヒオウギズイセン

庭木図鑑 / 植物

ヒメヒオウギズイセン

夏に橙赤色の花をつける多年草

花は夏、葉は根元から伸び、草丈は0.5〜1m。庭に植えるか迷っている方は、ヒメヒオウギズイセンの性質と見どころ、手入れの要点から確認できます。

交雑由来の園芸種

Crocosmia aureaとC. pottsiiの交雑に由来し、1879年にフランス・ナンシーでVictor Lemoineが交配しました。 [1]

多年草で草丈0.5〜1m

多年草で草丈は0.5〜1m。茎は分枝して湾曲することが多く、葉は根生の披針形で幅5〜35mmです。 [2]

花期は6〜8月

花期は6〜8月。穂状花序に直径約3cmの橙赤色の花を2列につけ、蒴果は球形でつぶれたような凹凸があります。 [2]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

ヒメヒオウギズイセンは、日なたから半日陰まで日照を選べる多年草です。湿り気があり水はけのよい腐植質の土を好みます。草丈は0.5〜1mで茎は分枝して湾曲し、葉は根元から披針形に伸びます。夏に橙赤色の花を咲かせる姿が楽しみです。

こんな希望には合いやすい

ヒメヒオウギズイセン

日なたから半日陰まで

日なたから半日陰まで、日照条件を選べます。半日陰なら、足元まで光が届く場所が向きます。 [1]

ヒメヒオウギズイセン

湿り気と水はけを両立する土

湿り気があり水はけのよい腐植質の土を好みます。根元が乾きすぎず、水たまりも起きない土が向いています。 [1]

植える前に考えておきたいこと

ヒメヒオウギズイセン

水たまりが起きる場所

水はけのよい土を好むため、雨水が溜まりやすい低地は避けたほうが安心です。植える前に土の抜けを確かめてください。 [1]

ヒメヒオウギズイセン

庭の外へ広がる性質

日本では人家周辺や林内、道沿いなどで野生化しています。庭の縁や通路近くでは、株が広がりすぎないか注意してください。 [2]

ヒメヒオウギズイセン

放置すると株が混む

球茎は2〜3年ごとに掘り上げて分けます。手入れを抜くと株が混み、勢いを保ちにくくなります。 [1]

広がりと高さを見計らう

草丈は0.5〜1mで茎は分枝して湾曲します。隣の株との間隔がとれ、根元から伸びる葉に余裕がある場所なら、後の混み具合を抑えられます。 [2]

ヒメヒオウギズイセン育て方をもう少し詳しく →

湿り気のある水はけのよい土を用意する

植える場所には、日なた〜半日陰で湿り気のある腐植質の土が向きます。根元に水が溜まらないよう、植える前に土の水はけを確かめてください。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷ったら、庭彩堂の公式LINEで植栽について相談できます。日照が日なたか半日陰か、土の水はけを伝えてください。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉や茎に変化が出てきたら、何を見ればよいか分からない方へ。葉は根元から披針形で幅5〜35mm、茎は分枝して湾曲し、草丈は0.5〜1m。花期は6〜8月で、穂状花序に直径約3cmの橙赤色の花を2列につけます。気になる変化は、葉・茎・花の三点から確認し、状態に合わせた対応へつなげられます。

ヒメヒオウギズイセン

茎の分枝と湾曲

茎が分枝して湾曲していれば、この種らしい伸び方です。株の中心からどの方向へ伸びたかを比べてみてください。 [2]

根元から出る葉の広がり

葉は根生の披針形で幅5〜35mm。葉の幅と本数を確かめると、株の混み具合を見極められます。 [2]

6〜8月の穂状花序

花期は6〜8月に穂状花序へ直径約3cmの橙赤色の花を2列につけます。花の付き方の違いは前年との比較に役立ちます。 [2]

葉の変化に気づいたら、まずここから

株が混み始めたとき

葉が根元から密に伸びてきたら、球茎を2〜3年ごとに掘り上げて分ける目安です。まず株の周囲の広がりを確かめてください。 [1]

掘り上げる時期を見極めたいとき

球茎の掘り上げと分割は2〜3年ごとが目安です。株の大きさと、前年6〜8月の花期の開花ぶりを見比べてから、掘り上げる時期を決めてください。 [1] [2]

植え場所を選び直したいとき

湿り気と水はけ、日なた〜半日陰という条件に当てはまるか、今いる場所の土と日照を見比べてから選びましょう。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉や株の変化が気になるときは、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を伝えられます。葉の幅、株の混み方、花期との違いをお伝えいただけます。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

木の幹を剪る庭木とはちがい、この種は多年草です。手入れの中心は、株の勢いを保つための球茎の掘り上げと分割で、2〜3年ごとが目安です。これから手入れを考える方は、株を見る目安を押さえておくと判断しやすくなります。

手入れは球茎の掘り上げが中心

多年草のため、木の幹を剪る作業ではなく球茎の掘り上げと分割が中心です。株の勢いを保つために、2〜3年ごとに掘り上げて分けます。 [1]

ヒメヒオウギズイセン

株の勢いが落ちてきた

花の付き方や葉の伸び方が以前に比べて弱まったら、球茎を掘り上げて分けることを検討してみてください。 [1]

ヒメヒオウギズイセン

株が混み合ってきた

根元の葉が重なり合うほど混んできたら、分割で株を整理する段階です。掘り上げ前に株の広がりを確かめましょう。 [1]

ヒメヒオウギズイセン

茎が広がって障りになる

茎は分枝して湾曲することが多い性質です。伸びた茎が通路や隣の植物にかかるようなら、手入れを検討してください。 [2]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

株の手入れを任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで株分けや庭木の剪定を相談できます。中国地方5県で、植栽や剪定などの庭仕事を承ります。

04 特徴と育て方

ヒメヒオウギズイセンのことを、もう少し

Crocosmia aureaとC. pottsiiの交雑に由来する。

ヒメヒオウギズイセン

花期は6〜8月の夏

夏に穂状花序へ橙赤色の花を2列につけます。開花前の株の様子を覚えておくと、花期の違いを比べやすくなります。 [2]

ヒメヒオウギズイセン

日照は日なた〜半日陰

日なたから半日陰まで選べます。葉は根元から伸びるため、足元まで光が届く場所かどうかを確かめておきましょう。 [1]

ヒメヒオウギズイセン

土は湿り気と水はけを両立

湿り気があり水はけのよい腐植質の土が条件です。植えた土に湿り気が保たれているか、水がたまりすぎていないかを見ておきましょう。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Crocosmia × crocosmiiflora

情報確認日:2026-10-18T03:03:00.881351+00:00

参考資料

  1. Crocosmia - Crocosmia x crocosmiiflora | North Carolina Extension Gardener Plant Toolboxヒメヒオウギズイセンという交雑分類群。属全体や別品種を混ぜない。
  2. ヒメヒオウギズイセン | 熊本大学薬学部薬用植物園 薬草データベースヒメヒオウギズイセンという交雑分類群。属全体や別品種を混ぜない。