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ヒガンバナ

庭木図鑑 / 灰緑色の葉は根元から放射状に広がり、細長い帯状でやや肉厚。秋に芽吹いて冬も緑を保ち、春になると枯れ込みます。

ヒガンバナ

花茎だけが先に立つ、夏の終わりの球根

夏の終わりに赤い花だけが立ち上がるヒガンバナは、秋に芽吹いて冬も緑を保ち、春に一度枯れ込むまで、姿が大きく変わります。これから植える方も、今ある株の変化が気になる方も、季節ごとの姿と管理のポイントを押さえておきましょう。

夏の終わりの花の咲き方

夏の終わりから初秋にかけて、葉のない高さ30〜60cmの花茎に、赤い花が傘状に集まります。 [1]

秋に芽吹き春に枯れ込む葉

灰緑色の細長い葉は根元から放射状に広がり、秋に芽吹いて冬も緑を保ち、春に枯れ込みます。 [1]

草姿と原産の環境

高さと幅ともに約30〜60cmに達します。原産は中国・日本・朝鮮半島・ネパールで、日陰の湿った斜面や岩場付近に自生します。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

アマリリス科の球根多年草で、夏の終わりから初秋にかけて、葉のない花茎の先に赤い花を傘状に咲かせます。花弁は外へ強く反り、雄蕊はクモの脚のように長く飛び出します。原産は中国・日本・朝鮮半島・ネパールで、日陰の湿った斜面や渓流沿いの岩場付近に自生します。

こんな希望には合いやすい

ヒガンバナ

半日陰で花を見られる場所

全日光から半日陰まで対応でき、最も良い開花は半日陰で得られます。日照が強すぎる場所より半日陰の場所が向いています。 [1]

ヒガンバナ

湿り気と水はけのある土

有機質を含み、湿り気があり水はけのよい土が向いています。子球で自然に群れをつくり、長く生き続ける性質です。 [1]

植える前に考えておきたいこと

ヒガンバナ

休眠期に水のやりすぎを避ける

休眠期は土をかなり乾いた状態に保ちます。水のやりすぎは根腐れの原因になるため、湿りすぎたままにしないでください。 [1]

ヒガンバナ

鉢植えは根域を十分に取る

花を咲かせるには広い根群が必要です。鉢植えでは鉢の大きさを十分に取り、根が詰まらないようにしましょう。 [1]

ヒガンバナ

球根は有毒とされています

球根は有毒とされています。扱ったあとは手を洗い、口に入らないように注意してください。 [1]

幅30〜60cm、株間15〜30cm

高さと幅ともに約30〜60cmに達します。植え付けの間隔は15〜30cmが目安で、群れになったときにも広がりを保てます。 [1]

ヒガンバナ育て方をもう少し詳しく →

球根の首を出して植える

球根の首を地面に出して植え、株の間隔を15〜30cmに空けます。有機質を含み、湿潤で水はけのよい土を選びましょう。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。中国地方5県で、日照と水はけの見極めから植栽まで承ります。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

花が咲いた後に葉が出る、冬も緑が残る、春に一度枯れ込む。ヒガンバナは季節ごとに見える部分が違うため、株の様子が気になりやすいものです。まず季節と土の状態を分けて確かめてください。

ヒガンバナ

秋に芽吹く葉の出そろい

10月ごろ、根元から灰緑色の葉がロゼット状に出始めます。一株ごとの葉の出そろいを比べてみてください。出が悪い株は、球根の位置と土の状態を確かめましょう。 [1]

冬も緑を保つ葉

冬を通じて葉は緑を保ちます。緑が保てない箇所は、水がたまる場所と乾きすぎる場所に分けて、土の状態を見分けましょう。 [1]

春に枯れ込む葉

春になると葉は自然に枯れ込みます。この推移は季節によるものです。枯れ始めたあと水を控え、乾いた土で夏へつなげます。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

花が咲かないとき

花茎が立たないときは、根域が十分かを確かめてみましょう。花には広い根群が必要なので、鉢植えなら鉢を大きくし、根が詰まらないようにします。 [1]

葉の色が気になるとき

葉の色や張りが気になるときは、まず土の乾き具合を見分けましょう。休眠期に湿りすぎると根腐れの原因になるため、乾いた状態を保ちます。 [1]

群れを分けたいとき

子球のふくらみで広がった株は、分株で増えられます。株元の子球を確かめてから、群れの端を選んで分けましょう。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の出方が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の変化を相談できます。秋の芽吹きから春の枯れ込みまでの見分け方を具体的にお伝えします。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

ヒガンバナは枝を詰めるような剪定よりも、季節に合わせた葉の扱いと休眠期の水管理が大切です。春に枯れ込む葉をどう扱うか、混み合った群れを分株で整えるか、迷いやすいところから押さえていきます。

休眠期の管理を優先する

花茎は夏の終わりに立ち上がり、葉は春に枯れ込みます。枝を詰める剪定よりも、休眠期に土を乾いた状態に保つことを優先してください。 [1]

ヒガンバナ

花が終わった時期

花茎が立ち上がる季節が終わると、球根は休眠期へ向かいます。この時期は水を控えめにし、土をかなり乾いた状態に保ちます。 [1]

ヒガンバナ

株元が混み合ったとき

子球が増えて株元が混み合ってきたら、分株で整えましょう。分けたあとは株間を15〜30cmに保ちます。 [1]

ヒガンバナ

春の枯れ葉が残るとき

春に枯れ込む葉は季節による自然な変化です。枯れ始めたあとは水を控え、乾いた土のまま夏の休眠期へつなげます。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

株元の整理を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。中国地方5県で、植栽や剪定などの庭仕事に対応しています。

04 特徴と育て方

ヒガンバナのことを、もう少し

アマリリス科の球根多年草で、夏の終わりから初秋にかけて、葉のない花茎の先に赤い花を傘状に咲かせます。花弁は外へ強く反り、雄蕊は Spider の脚のように長く飛び出し、日本の夏の終わりの風景になじむ姿です。原産は中国・日本・朝鮮半島・ネパールで、日陰の湿った斜面や渓流沿いの岩場などに自生します。

ヒガンバナ

休眠期の水は乾かし気味に

花が咲いたあとの休眠期は、土をかなり乾いた状態に保ちます。水は控えめにし、湿りすぎを避けてください。 [1]

ヒガンバナ

葉の季節は湿り気と水はけ

秋に芽吹いてから春の枯れ込みまでは葉の期間です。有機質を含み、湿潤で水はけのよい土を保ちましょう。 [1]

ヒガンバナ

半日陰が開花に良い

全日光から半日陰まで対応しますが、最も良い開花は半日陰で得られます。自生地は日陰の湿った斜面や岩場付近です。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Lycoris radiata

情報確認日:2026-10-17T17:33:19.284602+00:00

参考資料

  1. Lycoris radiata — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。