庭の困りごとを知る・解決するメディア
庭図鑑について掲載情報と出典庭の相談
庭図鑑powered by NIWASAIDO庭と、緑のある暮らし。庭彩堂に相談
ノウゼンカズラ

庭木図鑑 / 落葉

ノウゼンカズラ

夏から秋、橙色のラッパ状の花を咲かせるつる植物

夏に鮮やかな花を咲かせたいのに、つるが伸びすぎてしまいそうだと迷っていませんか。ノウゼンカズラは気根で登る落葉性の多年生つる植物で、日向と支柱の準備が育てやすさを分けます。

気根で登るつる植物

気根で樹木や構造物に登る落葉性の多年生つる植物で、秋には2翼の種子が風で飛びます。 [1]

花は夏から秋へ

夏に伸びた枝先に6〜8輪のラッパ状の花をつけるので、開花は夏から秋にまたがります。 [1]

成熟時の広がり方

成熟時の高さは約4〜9m、幅は約1.8〜2.7m。支柱がないと地上を這って広がる性質があります。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

ノウゼンカズラは、気根で支柱や壁、樹木に登って広がる落葉性の多年生つる植物です。夏から秋にかけて頂生の集散花序に橙〜赤色のラッパ状の花をつけ、完全な日向で育てるのが基本になります。庭に迎える前に、支柱を用意できるか、つるの伸びる範囲を先に確かめておきましょう。

こんな希望には合いやすい

ノウゼンカズラ

日なたに支柱を用意できる

一日6時間以上の直射日光が当たり、支えとなる壁や柵がある場所に植えられます。日陰は苦手です。 [1]

ノウゼンカズラ

夏の花をゆっくり楽しみたい

定植に数年を要してから花を咲かせることもあるため、年単位で育てるつもりで迎えられます。 [1]

植える前に考えておきたいこと

ノウゼンカズラ

つるの広がりを先に想定する

生長は速く、成熟すると幅約1.8〜2.7mに届きます。隣地や通路までの余裕を先に確かめてください。 [1]

ノウゼンカズラ

日陰は避ける

光条件は完全な日向が基本で、日陰は耐えられません。半日陰の場所では花も育ちにくくなります。 [1]

ノウゼンカズラ

肥沃な土では広がりやすい

特に肥沃な土壌では地下の走枝から株分けして広がるため、隣の植物との距離を取って植えましょう。 [1]

日向で、水はけのよい土に

粘土・ローム・砂質のいずれの土質でも扱え、pHは酸性・中性・アルカリ性を問いません。排水良好で湿り気のある土を選びましょう。 [1]

ノウゼンカズラ育て方をもう少し詳しく →

支柱を先に用意する

ひねりながら登る性質で、支えがないと地上を這います。植える場所に支柱や柵を立て、つるを誘導できるようにしておきましょう。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日照時間と、支柱を設置できる幅を伝えれば候補を絞れます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色や枚数、つるの伸び方がいつものと違って見えると、育て方に不安が湧きます。ノウゼンカズラは夏に伸びた新枝に花をつけ、春の新芽は晩霜で傷むこともあります。季節の変化、土の乾燥、急な霜を分けて考えられるよう、葉と枝の見きわめ方と、状態ごとに最初にできる対応を紹介します。

ノウゼンカズラ

小葉の枚数と縁の形

対生の羽状複葉で1葉に7〜9枚の小葉があります。小葉が楕円形から卵形で、縁に粗い鋸歯があるかを確かめましょう。 [1]

新しく伸びた枝

開花は夏に伸びた新枝で起こります。どの枝が新しく伸びたかを分けておくと、花を咲かせる枝を選びやすくなります。 [1]

つるの伸びる方向

支柱がないと地上を這い、枝から根をつくります。つるが想定外の方向へ伸びていないか、こまめに目を配ってください。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

花が咲かないとき

暑い夏が必要で、定植に数年を要することもあります。まず日照時間が十分か、完全な日向になっているかを確かめてください。 [1]

つるが範囲外へ伸びるとき

成熟した株は春に剪定して範囲を制御できます。どこまで残すかを決めてから、剪定を検討してみてください。 [1]

春の新芽が傷んだとき

新芽は晩霜で傷むことがあります。寒さの予報があるときは新芽の保護を考え、被害のようすを前年と比べてみてください。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉のようすを相談できます。小葉の形や枚数、つるの伸びる方向を伝えられます。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

つるが思い通りの範囲を越えて伸びたり、実に養分が回って新花が減ったりすると、剪定を考える時期です。ノウゼンカズラは成熟すると春に剪定してつるの範囲を制御でき、花後の摘花は次の花を増やす助けになります。ここでは剪定を考えるきっかけを紹介し、作業を業者に頼みたいときの伝え方も案内します。

春の剪定と、花後の摘花

成熟した株は春に剪定してつるの範囲を制御します。花が終わった後は摘花して実への養分転流を避け、新しい花の形成を促してください。 [1]

ノウゼンカズラ

つるが壁や柵からはみ出す

生長は速く、支柱がないと地上を這います。伸びたつるが想定の範囲を超えたときは春の剪定を検討しましょう。 [1]

ノウゼンカズラ

実に養分が回っている

花後は実の形成にエネルギーが回ります。新花を楽しみたいときは、摘花を検討してください。 [1]

ノウゼンカズラ

株元の枝が混み合う

枝から根をつくって広がる性質があります。混み合ったつるは、残す方向を決めてから手を入れてください。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の相談ができます。残したい範囲と高さを伝えると相談が具体的になります。

04 特徴と育て方

ノウゼンカズラのことを、もう少し

中国東部から日本を原産地とする、気根で樹木や構造物に登り広がる落葉性の多年生つる植物。夏から秋にかけて頂生の集散花序に6〜8輪のラッパ状の橙〜赤色の花を咲かせ、熟した果実からは翼のある種子が風で飛ぶ。

ノウゼンカズラ

夏から秋の開花期

開花は夏から秋にまたがり、夏に伸びた新枝で花をつけます。秋には長さ3〜5インチの果実が下がり、熟すと種子が風で飛びます。 [1]

ノウゼンカズラ

湿り気と排水を両立する

排水良好で湿り気のある土を好みます。水がたまる場所は避け、土の湿り気を確かめながら水やりを加減してください。 [1]

ノウゼンカズラ

晩霜と冬の落葉

落葉性のため冬には葉を落とします。春の新芽は晩霜で傷むことがあるので、寒さの予報があるときは保護を検討してください。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Campsis grandiflora

情報確認日:2026-10-17T03:09:00.778311+00:00

参考資料

  1. Campsis grandiflora — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。