
庭木図鑑 / 落葉
ネムノキ
羽のような葉と、夏の桃色の花を楽しむ落葉樹
庭に大きな木を植えるか迷っていませんか。ネムノキは、夏に香りのある桃色の花を咲かせる落葉樹です。樹高は6〜12mに育ち、枝は強風や雪に弱いという面もあります。植える場所の選び方から、葉を見てできること、剪定の目安まで、順にご案内します。
01 植えるか迷っている方へ
わが家の庭に合う?
ネムノキは豆科に属する落葉樹で、低木から高木まで育ちます。多幹から開広な壺形の枝ぶりになり、成長は速く平均寿命は30年ほどです。大きく育つ前提で、背の高さも含めて合う庭かを見極めていきましょう。
6〜12mの高さと広がりを先に見る
ネムノキは樹高約6〜12m、幅約6〜15mに育ち、多幹から開広いたちの形の枝ぶりになります。隣の樹木や建物までの距離を測り、大きくなった姿を想像してから植える位置を決めてください。 [1]
育て方をもう少し詳しく →全日照から半日陰、土は幅広く対応
植える場所は、一日6時間以上の全日照を基本に、2〜6時間の半日陰まで選べます。土は粘土・ローム・砂に対応し、排水が良くても湿潤でも育ちます。水が溜まりやすい場所かどうかを見ながら、植える位置を決めてください。 [1]
分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。
植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日照の時間と隣の樹木との間隔を伝えて、候補を比べられます。
02 葉や枝が気になる方へ
葉の変化が気になったら
葉の変化が気になるときは、ネムノキの性質と分けて見てください。羽のように繊細な葉を持ち、小葉は触れたり夜間に閉じます。この閉じ方と、風や雪で傷みやすい枝を見分けたうえで、次にできることを選びましょう。

小葉が閉じているか
小葉は触れたり夜間に閉じる性質があります。日中の葉と比べ、夜や触れた直後の閉じ方を見分けると、変化を追いやすいです。 [1]
小葉の数と並び
各小葉柄に10〜20個、長さ約1cmの小葉が並びます。葉軸に沿って並びがそろっているか、小葉が抜けていないかを見てみてください。 [1]
枝先の傷み
枝は弱く、強風や雪・氷で傷みやすい木です。風のあとに折れ枝や裂けた箇所がないか、幹の下から見てください。 [1]
葉の変化に気づいたら、まずここから
急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。
葉の様子が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の変化を相談できます。小葉が閉じる時間帯や気になる枝の高さを伝えられます。
03 剪定・依頼を考えたい方へ
切る前に、剪定の考え方を知る
剪定は、枝の弱さと再芽の性質を踏まえて考えます。ネムノキは切り戻すと再び芽を出し、管理の手間は多い木です。傷んだ枝と、樹形のために整える枝を分けて、無理に一度で仕上げず少しずつ切る範囲を決めていきましょう。
切り戻すと再び芽が出る
切り戻すか被害を受けると再び芽を出し、管理の手間は多い木です。枝の先だけでなく樹形全体のバランスを見ながら、切る範囲を少しずつ決めるのがおすすめです。 [1]
相談するときに伝えること
木全体の写真大きさや形が分かるもの
困っている場所枝が当たる場所など
希望する仕上がり残したい形や枝ぶり
剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。傷んだ枝の位置と、切り戻したい範囲を伝えられます。
04 特徴と育て方
ネムノキのことを、もう少し
豆科(Fabaceae)に属する落葉性の木本で、低木から高木まである。細く羽のような葉を持ち、夏に香りのある桃色の綿毛状の花を多数つける。若い茎は緑色で、樹皮は淡褐色から灰白色で滑らか。強風に弱く、切り戻すと再び芽を出す。
画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。
基本情報・参考資料を見る
Albizia julibrissin
情報確認日:2026-10-17T03:02:53.166044+00:00
参考資料
- Albizia julibrissin — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。













