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ナツヅタ(ツタ)

庭木図鑑 / 落葉

ナツヅタ(ツタ)

吸盤で登り、秋に赤紫へ色づく落葉つる

壁やフェンスを緑にしたいけれど、つるの勢いが心配ではありませんか。ナツヅタは吸盤状の付着体で登り、秋には葉が赤紫へ色づきます。育てる場所の選び方と剪定の目安を見ていきましょう。

ブドウ科の落葉つる

ナツヅタはブドウ科に属する落葉性の木質つるで、中国と日本が原産地です。冬には葉を落とします。 [1]

吸盤で登るつる

分岐した巻きひげの先端に吸盤状の付着体があり、これを使って岩や構造物に付いて登ります。 [1]

成熟後の広がり

成熟時のサイズは高さ30〜60フィート、幅5〜10フィートに達し、伸びる速さも速い性質です。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

ナツヅタは、巻きひげの先端にある吸盤状の付着体で岩や構造物を登るブドウ科の落葉つるです。成熟すると高さ30〜60フィート、幅5〜10フィートに達します。日当たりのよい場所から日陰まで育ち、手入れは少なめです。

こんな希望には合いやすい

ナツヅタ(ツタ)

日当たりから日陰まで対応

全日照から半日陰まで、日当たりのよい場所から日陰までよく育ちます。強風や汚染にも耐えるため、置き場所の選択肢が広いのが特徴です。 [1]

ナツヅタ(ツタ)

手入れを少なくしたい方へ

手入れは少なく、乾燥した土壌にも耐えます。岩石質から多有機質まで幅広い土に適応するため、庭の条件に合わせやすいつるです。 [1]

植える前に考えておきたいこと

ナツヅタ(ツタ)

樹勢の速さを先に考える

樹勢が速く、放っておくと範囲を広げます。定期的に切り詰める前提で、登らせたい場所を決めましょう。 [1]

ナツヅタ(ツタ)

付着先の仕上がりに注意

吸盤状の付着体で岩や構造物に登るため、塗り壁や窓まわりなど、広がり先の材質と清掃のしやすさを先に確かめてください。 [1]

ナツヅタ(ツタ)

秋のベリーと鳥

秋に暗い青黒いベリーが実り、秋から冬にかけて鳥の食べ物になります。窓辺や駐車場など、落ち葉や実の落ちそうな場所は避けて植えると安心です。 [1]

高さと幅の見込みを確保

成熟すると高さ30〜60フィート、幅5〜10フィートに達します。登る面の高さと、足元が広がる範囲を先に見込んでおきましょう。 [1]

ナツヅタ(ツタ)育て方をもう少し詳しく →

日照と土の水はけを選ぶ

植える場所は、全日照から半日陰を選びましょう。水はけのよい土を好みますが、岩石質から多有機質まで、pHの幅も広く対応します。適度な湿り気から時々の乾燥まで耐えるため、過湿が続く場所だけ避けてください。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

壁やフェンスを登らせたい方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日照の向きと水はけ、登らせたい面積をお伝えください。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色や形、つるの伸び方に気づくと、戸惑うことがあります。ナツヅタの若葉は3小葉でブロンズ色の色合いを帯び、成長すると光沢のある濃緑の3裂葉になり、秋には赤紫へ変色します。季節による変化と、先に手をかけたい兆しを分けて考えましょう。

ナツヅタ(ツタ)

若葉の形と色

若葉はまばらに掌状複葉で3小葉になり、ブロンズ色の色合いを帯びます。葉は二形性で、若葉と成長後の葉で形が変わります。 [1]

葉の表と裏の違い

葉は互生で、上面は光沢のある無毛の濃緑、裏面の脈には毛があります。表裏を見比べると、葉の状態をつかみやすくなります。 [1]

秋の色づきと落葉

葉は緑から赤紫へ変色し、黄〜金黄色や赤の紅葉色も現れます。色づいたあとに落葉する流れを踏まえて、冬の仕上がりも見ておくとよいでしょう。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

つるが範囲を超えそうなとき

範囲内に保つには定期的な切り詰めが必要です。まず伸びた先のつるを切り詰め、残す面を整えましょう。 [1]

日照を確かめたいとき

全日照から半日陰まで対応します。日当たりの面と日陰の面で葉の育ち方を比べてみてください。気になる箇所があれば、そこからつるを切り詰められます。 [1]

乾燥が続くとき

乾燥した土壌への耐性はありますが、乾燥が続く場合は土の表面を確認して水やりを補いましょう。水はけのよさも合わせて確認しておくと安心です。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の色やつるの伸び方に気づいた方は、庭彩堂の公式LINEで葉の変化を相談できます。気になる葉の時期と、植えた場所の日照を添えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

ナツヅタは手入れが少ない一方、樹勢が速く、範囲内に保つには定期的な切り詰めが必要です。吸盤で構造物に付くため、どこまでを残し、どこから切り詰めるかを先に決めておくと、迷わず整えられます。

範囲内に保つ切り詰め

手入れは少ない一方、樹勢が速いため、範囲内に保つには定期的に切り詰める剪定が必要です。伸び出したつるの先から整えると、広がりを抑えやすくなります。 [1]

ナツヅタ(ツタ)

構造物を覆いつつけるとき

巻きひげの先端の吸盤で構造物に付いて登ります。窓や扉の開閉がしづらくなったら、先のつるを切り詰めて整えましょう。 [1]

ナツヅタ(ツタ)

隣地や園路に伸びるとき

幅5〜10フィートに達するため、隣へ伸び始めたつるは切り詰めて範囲を保ちましょう。 [1]

ナツヅタ(ツタ)

手の届かない高さになるとき

高さは30〜60フィートに達します。届かなくなる前に、切り詰める位置と残す範囲を決めておきましょう。無理に手を伸ばさず、高所での作業は専門業者にご相談ください。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

範囲を保つ剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定をご相談いただけます。切り詰めたい範囲と、残したい面をお知らせください。

04 特徴と育て方

ナツヅタ(ツタ)のことを、もう少し

ブドウ科の落葉性の木質つる植物。中国と日本を原産とし、先端に吸盤状の付着体を持つ分岐した巻きひげで岩や構造物を登る。高さは30〜60フィート、幅は5〜10フィートに達する。葉は互生の広卵形で明瞭に3裂し、上面は光沢のある濃緑。春〜夏に目立たない淡黄緑〜緑白色の小花を葉の下につけ、秋に暗い青黒いベリーを実らせて葉を落とす。

ナツヅタ(ツタ)

春〜夏は花が目立ちにくい

春〜夏に、目立たない淡黄緑〜緑白色の小花を葉の下につけます。花だけを見つけるのは難しい時期です。 [1]

ナツヅタ(ツタ)

秋の実と冬の姿

花の後に暗い青黒いベリーができ、紅葉と落葉のあとにはつるだけが残ります。冬場は仕上がりを見やすい季節です。 [1]

ナツヅタ(ツタ)

日陰でも育つつる

日当たりのよい場所から日陰まで育ち、強風や汚染、塩にも耐えます。日陰面の伸び方も確認しながら、整える範囲を決めましょう。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Parthenocissus tricuspidata

情報確認日:2026-10-17T02:44:04.385981+00:00

参考資料

  1. Parthenocissus tricuspidata — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。