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デルフィニウム

庭木図鑑 / 落葉

デルフィニウム

青い星の花穂を立ち上げる多年草

青い星形の花をまっすぐに上げるデルフィニウム。高さが出て支柱が必要になることや、夏の蒸れに弱い点が気になる方も多いはずです。ここでは植える場所の選び方、育てて気づく株の姿、花後の切り戻しまでを分けてご紹介します。

キンポウゲ科の多年生草本

属名Delphinium、種小名elatum、科名はキンポウゲ科(バタイク科)。原産はヨーロッパからモンゴルの林床・草原・川岸です。 [1]

背丈3〜5フィート、幅2〜3フィート

成熟時の高さは3〜5フィート、幅は2〜3フィート。直立して茂る株形で、成長速度は中程度です。 [1]

星形の小花が集まる総状花序

総状の花序に星形の青い小花が最大100個つき、径は1インチ未満。夏に開花し、切り花にも向きます。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

デルフィニウムはキンポウゲ科の多年生草本で、林床や草原、川岸が原産です。直立して茂る株は高さ3〜5フィート、幅2〜3フィートに達します。中空の茎は曲がりやすいため、支柱で支える前提で育てると安心です。

こんな希望には合いやすい

デルフィニウム

背の高い花穂で奥行きを出したい方に

高さ3〜5フィートまで立ち上がるため、背景に置けば前との高低差が生まれます。幅2〜3フィートも見込んで選びましょう。 [1]

デルフィニウム

夏を涼しく過ごせる環境の方に

涼しく湿った夏が理想で、有機物を含み水はけのよい土を好みます。1日6時間以上の日向があれば向きやすいです。 [1]

植える前に考えておきたいこと

デルフィニウム

支柱がないと茎が曲がります

茎は中空で、曲がりや折れを防ぐには支持が必要です。支柱を添えておくと安心です。 [1]

デルフィニウム

湿度の高い場所は苦手です

高い湿度は生育に不利になることがあります。株のまわりに風が通る余裕を残しましょう。 [1]

デルフィニウム

食べた場合に有毒です

全草が食べると有毒とされています。小さなお子さんやペットが口にしにくい距離を保ってください。 [1]

背の高さを生かして背景に置く

成熟株は高さ3〜5フィート、幅2〜3フィート。直立して茂るため、手前に背の低い草花を置くと前後が見えてきます。 [1]

デルフィニウム育て方をもう少し詳しく →

全日向と水はけのよい土を選ぶ

植える場所は、1日6時間以上の直射日光が当たる全日向を選びましょう。有機物が多く水はけのよい土が向きます。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日照の確保と支柱の設置位置を具体的にお伝えします。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色や茎の立ち上がりに違和感があるときは、季節の変化、土の乾燥、株の傾きを分けて見てみてください。あてはまる状態に合わせて先の手当てを選ぶと、原因を決めつけずにすみます。

デルフィニウム

青緑の葉が5〜7の裂片に分かれます

葉は青緑色で互生し、掌状・羽状に分かれた複葉で、各葉は5〜7の裂片を持ちます。葉の裏も含めて日々の様子を見ておくと、変化に気づきやすくなります。 [1]

茎の傾き方は支柱の目安です

茎は中空で、直立姿を保つには支持が必要です。傾き始めたら、曲がりを防ぐ支柱を添えてください。 [1]

葉腋から出る側穂に注目する

中央の穂に最大100の小花がつき、下の葉腋から側穂が生じます。側穂の出方を見ると花後の扱いを考えやすくなります。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

株が傾いてきたとき

中空の茎は曲がりやすいので、支えを添えて直しましょう。折れを防ぐ意味でも早めの対応が向いています。 [1]

夏の蒸れが心配なとき

涼しく湿った夏が理想です。水はけをよくし、風が通る場所へ株を移しましょう。 [1]

花が終わったとき

基部の葉まで切り戻すと、晩夏から秋に再度開花する可能性があります。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉や茎の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで写真を送って相談できます。いつ頃から傾き始めたか、置いている場所も添えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

デルフィニウムの切り戻しは、花後に基部の葉まで戻すことがポイントです。株全体を無理に短くする剪定ではなく、花穂の扱いを軸に考えると迷いが減ります。

花後に基部の葉まで切り戻す

花が終わった後、基部の葉まで切り戻すと、晩夏から秋に再び開花する可能性があります。株全体を短く刈る剪定ではありません。 [1]

デルフィニウム

花穂の色づきが終わったとき

花後に切り戻すと再度開花する可能性があります。枯れた花穂を基部付近まで戻しましょう。 [1]

デルフィニウム

茎が曲がって姿を崩したとき

中空の茎は曲がりやすいため、曲がりや折れを防ぐ支持を加えます。切るより先に支える判断が向いています。 [1]

デルフィニウム

切り花として花穂を出したいとき

花は切り花に向いています。花穂を切り出した後は、基部の葉まで切り戻すと晩夏から秋に再び開花する可能性があります。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

花後の切り戻しを任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の相談ができます。花穂の残り方と株の状態を確認したうえで進めます。

04 特徴と育て方

デルフィニウムのことを、もう少し

キンポウゲ科の多年生草本。ヨーロッパからモンゴルの林床・草原・川岸を原産とし、直立して茂る株形で高さ3〜5フィート・幅2〜3フィートに達する。互生する青緑色の掌状裂葉と、星形の青い小花を多数つけた総状花序が特徴で、切り花にも適する。支柱で支える必要がある繊細な草花で、日向・排水と通気の良い土壌・涼しく湿った夏を好む。

デルフィニウム

夏は涼しさと通気を意識する

涼しく湿った夏が理想です。高い湿度は生育に不利になることがあるため、風通しと水はけを両立させましょう。 [1]

デルフィニウム

開花期は肥料切れに注意

夏に青い星形の花が咲きます。旺盛な開花を支えるには頻繁な施肥が必要とされています。 [1]

デルフィニウム

多年草として3〜5年を見込む

寿命は3〜5年の短命な多年草です。挿し苗ではなく種子での繁殖が推奨されています。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Delphinium elatum

情報確認日:2026-10-17T02:28:19.470810+00:00

参考資料

  1. Delphinium elatum — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。