
庭木図鑑 / 葉は互生で単葉、長さ約12cm・幅約5cmほどの狭い楕円形から槍のような形をしています。先端はとがり、縁はすらっと滑らかで、上側はつやのない濃い緑、下側は淡い緑色。やわらかくつぶすと、アニスやレモンバーベナのような香りが立ちます。
タムシバ
春に葉へ先立って白い花が咲く香り高い落葉樹
大きさや日照が気になる庭に、タムシバは合うのでしょうか。春の白い花と香りのある葉を楽しめる木の性質から、植える前に確かめたい点を一緒に見てみましょう。
01 植えるか迷っている方へ
わが家の庭に合う?
タムシバはモクレン科マグノリア属の落葉樹で、狭い円すい形から幅広の円すい形に整います。春には葉に先立って径7.5〜10cmほどの白く香り高い花を咲かせます。日当たりのよい場所から半日陰までを好み、やや湿り気があり酸性の土でよく育つ点が目安です。
半日陰と湿り気のある土を選ぶ
植える場所は、日当たりのよい場所から半日陰までから選びましょう。やや湿り気があり酸性の土で特に良好に育つため、土の状態を確かめてから植えましょう。 [1]
分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。
植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日照の当たり方と土の状態を伝えれば、候補場所を一緒に絞れます。
02 葉や枝が気になる方へ
葉の変化が気になったら
葉の色や形が前年と違う、枝が伸びて隣との距離が気になるというときは、タムシバ本来の葉の特徴と照らし合わせて見てみましょう。タムシバの葉は互生で狭い楕円形から槍状、上側はつやのない濃い緑、下側は淡い緑色です。葉をやわらかくつぶすとアニスやレモンバーベナを思わせる香りが立ちます。

葉の形と大きさ
葉は互生で単葉、長さ約12cm・幅約5cmほど。狭い楕円形から槍状で先端がとがり、縁は滑らかです。前年との違いを比べるときは、この形や大きさを目安にしてみてください。 [1]
葉の裏と表の色
表面はつやのない濃い緑、裏面は淡い緑色です。両面の色の差が薄く見える葉が増えたら、日当たりの状態と土の湿り気を別々に確かめてみてください。 [1]
つぶした葉の香り
葉をやわらかくつぶすとアニスやレモンバーベナを思わせる香りが立ちます。香りが立ちにくい葉が増えたときは、前回の様子と比べてみましょう。 [1]
葉の変化に気づいたら、まずここから
急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。
葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。葉の写真と植え場所を添えて、変化の見方を一緒に確かめられます。
03 剪定・依頼を考えたい方へ
切る前に、剪定の考え方を知る
剪定は、狭い円すい形から幅広の円すい形へ整う樹形を保つ目的で考えるものです。タムシバは樹高6〜9m、まれに15mまで育つため、手の届く範囲の枝はご自身で整えられますが、高所や太い枝は業者への依頼が安全です。切り時期をその場で決めず、業者への相談を検討してみてください。
樹形を保つ範囲で剪定する
剪定は狭い円すい形から幅広の円すい形という樹形を保つ目的で考えます。手の届く範囲の枝はご自身で整えられますが、高所や太い枝は業者に依頼しましょう。 [1]
相談するときに伝えること
木全体の写真大きさや形が分かるもの
困っている場所枝が当たる場所など
希望する仕上がり残したい形や枝ぶり
剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。樹高と届きにくい枝の位置を伝えれば、作業の範囲を相談できます。
04 特徴と育て方
タムシバのことを、もう少し
モクレン科マグノリア属の落葉樹で、樹高6〜9m(ときに15m)に育ち、全体は狭い円すい形から幅広の円すい形の樹形をつくります。春、葉に先立って径7.5〜10cmほどの白く香り高い花が咲き、6枚の花被片で構成されます。果実は5〜7.5cmで、ローズピンクが褪せて鈍い褐色となり、中には朱色の種が入ります。日本固有で、本州・四国・九州の山地に自生しています。
画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。
基本情報・参考資料を見る
Magnolia salicifolia
情報確認日:2026-10-17T17:31:10.192348+00:00
参考資料
- Magnolia salicifolia — landscapeplants.oregonstate.edu特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。














