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ソテツ

庭木図鑑 / 常緑

ソテツ

成長の遅い常緑樹、庭で育てる要点

ソテツを庭に置いてよいのか、育てている株の葉が少し変わった気がして心配ではありませんか。ここでは性質と置き場所、水やりと剪定の見分け方を順に確認していきましょう。

約2億年前からの系譜

ソテツはソテツ科に属する裸子植物で、約2億年前から続く古代の植物群の一員です。 [1]

原産と自生地

原産は九州、琉球諸島、南部中国。丘陵地の茂みに生育する常緑の裸子植物です。 [1]

花をつくらない種子のしくみ

花はつけず、球果と種子をつけます。種子の生成には雄株と雌株の双方が必要です。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

ソテツは頂部から羽状の小葉がロゼット状に広がる常緑樹で、成長は非常に遅いのが特徴です。光の当たり方、土の排水、その後の水やりを分けて押さえておくと、長く庭の景色を楽しめます。

こんな希望には合いやすい

ソテツ

ゆっくりした変化を楽しみたい方へ

成長は非常に遅く、10フィート(約3メートル)の高さに達するまで50年以上かかる場合があります。数年かけて姿が変わることを楽しめる方に向いています。 [1]

ソテツ

四季ともに緑を保ちたい方へ

広葉の常緑樹で、熱帯・亜熱帯性の観賞性の高い植物です。葉は中心からロゼット状に展開し、年間を通して緑を保ちます。 [1]

植える前に考えておきたいこと

ソテツ

強い直射日光は葉を傷める

明るい光を好みますが、強い直射日光は葉を傷めます。直射が当たり続ける場所は避けましょう。 [1]

ソテツ

水のやりすぎと排水不良

湿り気を保ち、水はけのよい土を好みます。水のやりすぎや排水不良には耐えられず、定植後は乾燥に耐えられます。 [1]

ソテツ

棘のある小葉に注意

下部の小葉はしばしば棘状になり、小葉の先端も尖ります。人の行き来が多い通路には離れて配置しましょう。 [1]

高さも幅も3〜10フィートの見込み

成熟した株は高さ3〜10フィート(約0.9〜3メートル)、幅も同じ範囲で広がります。葉身は樹齢により長さ3〜7フィートに達するため、周囲に余裕を持たせて配置してください。 [1]

ソテツ育て方をもう少し詳しく →

明るく、水はけのよい場所へ

直射を避けた明るさの場所と、湿り気があり水はけのよい土を選びましょう。水が滞りやすい低地は避け、植えつけ後は根が張るまで土の湿り方を確かめてください。 [1]

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植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日光の当たり方と土の排水状態を伝えれば、候補を絞れます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色や形に変化があると、水の量なのか日光の当たり方なのか迷うところです。光、土の湿り気、株の形を見比べると、まず光と土から確かめられます。

ソテツ

中心からの新葉の出方

頂部のロゼットから新葉が上がる様子を、中心部で確かめてみてください。葉が円形に整って開いているかを見ます。 [1]

小葉の縁の形

小葉の縁が裏側へ丸まるのが本来の形です。この形からの変化や、日光で色あせた葉がないかを見比べてみてください。 [1]

下部に残る枯れ葉

下部の小葉は棘状になります。枯れた葉がどの高さに残っているか、幹とのつながりから確かめてみてください。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉が傷んでいるとき

強い日光が当たる心配があるときは、直射を避けられる場所へ移すか、日陰を作る方法を検討してみてください。 [1]

土が湿りすぎているとき

水やりを減らし、土の水はけを確かめてください。排水が悪い場合は、水の滞りを見直しましょう。 [1]

枯れた葉が目立つとき

枯れた葉は剪定で取り除けます。枯れ葉だけを対象に、下部から順に整えてみてください。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の状態を相談できます。傷みに気づいた時期と日光の当たり方を伝えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

ソテツの剪定は枯れた葉を取り除くことが中心です。生きている葉との見分け方と、切りすぎを避ける要点、相談時に伝える内容を押さえておきましょう。

剪定は枯れた葉を取り除く

剪定は枯れた葉を取り除く目的で行えます。生きている葉は残し、幹の頂部を傷つけないよう、枯れ葉に絞ってください。 [1]

ソテツ

枯れ葉が幹の近くに残る

枯れた葉が下部に残っている状態は剪定の対象です。まず枯れ葉と生きている葉を見分けてから取り除きましょう。 [1]

ソテツ

日光で傷んだ葉が目立つ

強い日光で傷んだ葉が目立つときは、枯れた部分を剪定で整えられます。傷みの範囲を確かめてから取り除きましょう。 [1]

ソテツ

棘のある葉が通行にかかる

下部の小葉は棘状で先端も尖ります。通路に葉がかかる状態は、切り方を相談して整えられます。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の相談ができます。枯れた葉の本数と株の高さ・幅を伝えてください。

04 特徴と育て方

ソテツのことを、もう少し

ソテツ科( Cycadaceae)に属する裸子植物の常緑樹。原産は九州から奄美諸島・南部中国で、丘陵地の茂みに生育する。非常に成長が遅く、太く毛皮状の幹の頂部に羽状の小葉をロゼット状に展開する。花はつけず、雌雄異株で球果(とう)と種子をつくる。

ソテツ

光は明るく、直射は避ける

明るい光を好む一方で強い日光は葉を傷めます。直射を避けた明るさが続く場所を選び、葉の色を見ながら光の量を調整しましょう。 [1]

ソテツ

湿り気を保ち、やりすぎない

土は湿り気を保ちつつ水はけよく整えましょう。水のやりすぎは禁物で、根が張った後は乾燥にも耐えられます。 [1]

ソテツ

剪定は枯れ葉に絞る

剪定の対象は枯れた葉です。成長が非常に遅いため、切り取る量は少なくて済みます。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Cycas revoluta

情報確認日:2026-10-17T01:59:53.006440+00:00

参考資料

  1. Cycas revoluta — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。