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センリョウ

庭木図鑑 / 常緑

センリョウ

日陰で実の色が映える常緑の低木

日陰の庭に、実の色を楽しめる木を植えたい。センリョウは育てやすいのか、光や水の好みを先に知っておきたい方へ、置く場所と変化の見方をお伝えします。

クロウスギ科の常緑低木

学名はSarcandra glabraで、クロウスギ科(Chloranthaceae)に属する常緑の多年生木本です。 [1]

高さ幅とも約90cm

草丈と張り出しはいずれも約75〜90cmに達し、茎の基部はやや木質化して亜低木として育ちます。 [1]

実が1年以上残る

茎先に緑白色の小さな花が密に咲き、そのあと径約3mmの橙紅色の小粒の実が12か月以上植物体に残ります。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

センリョウは茎の基部がやや木質化する亜低木で、高さ幅とも約90cmに育ちます。木漏れ日から半日陰まで耐えますが、強い直射日光では葉が焼けることがあります。土は排水がよく、湿り気を保つものが向いています。

こんな希望には合いやすい

センリョウ

日差しの入りにくい庭に向く

木漏れ日・深い日陰・半日陰に適応し、日陰または保護された場所で最もよく育つため、日陰の庭に向いています。 [1]

センリョウ

実の色を長く楽しめる

橙紅色の小粒の実は茎先に集まり、1年以上観賞できます。季節をまたいで小さな実の色を楽しめる木です。 [1]

植える前に考えておきたいこと

センリョウ

強い直射日光は避ける

全日照にさらすと葉が焼けることがあります。植える場所は木漏れ日か半日陰を選び、西日が当たり続ける場所は避けてください。 [1]

センリョウ

湿り気と水はけを両立する

土は排水が良く同時に湿潤な状態が求められます。乾きすぎと水たまりの両方を避け、粘土質の土でも水はけを確かめましょう。 [1]

センリョウ

乾いたら水やりを増やす

日陰や保護された場所でも土が乾く日はあります。表面が乾いていたら水やりを増やしましょう。水が長くたまる低地は避けてください。 [1]

高さ幅とも約90cmを確保する

草丈と張り出しはいずれも約75〜90cmに達します。周囲に余裕を持たせて植え、隣の植物と枝が重なる場所は避けてください。 [1]

センリョウ育て方をもう少し詳しく →

半日陰で水はけのよい場所に植える

木漏れ日から半日陰までを選び、排水が良く湿り気のある土を用意しましょう。粘土質や浅い岩地でも、水がたまる場所は避けてください。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷ったら、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日照の入り方と土の排水を伝えると、日陰に合う位置を一緒に考えられます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉が焼ける、色が薄く見える、実が付きにくい——こうした変化は、光・水・土の状態に分けて考えます。センリョウは常に湿り気がある排水の良い土と、日陰または保護された場所を好むため、まず置き場所と土の乾き方を見直してください。

センリョウ

葉の縁や先端の変化

革質の葉の縁や先端が乾いて色が変わったら、全日照に当たっていないか置き場所を見直しましょう。強い光では葉が焼けることがあります。 [1]

葉の色と土の湿り気

葉の色が薄く見えるときは土の湿り気を確かめてください。排水が良く常に湿潤な状態が向いているため、土の表面だけでなく乾き方も見てみてください。 [1]

花と実の付き方

茎先に緑白色の花が集まれば、そのあと橙紅色の実ができます。実が付きにくいときは、置き場所の光と土の状態を分けて確かめてください。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉が焼けたと感じるとき

枝葉に強い光が当たっているなら、木漏れ日の場所へ移してください。移したあとも葉の様子を見て、回復しない枝は剪定を検討してください。 [1]

土が乾いて見えるとき

表面が乾いていたら水やりを増やしましょう。湿潤を保つことが好ましいため、翌日の乾き方も合わせて土を確かめてください。 [1]

株が混み合ってきたとき

茎の基部はやや木質化し、高さ幅とも約90cmまで育ちます。隣と重なる枝を見つけたら、混み具合を整える範囲で剪定を検討してください。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。いつから葉の色が変わったか、置き場所と土の乾き方を伝えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

センリョウは管理の手入れが低レベルで済み、株を大きく急がせる必要はありません。草丈と張り出しはいずれも約75〜90cmに収まるため、混み合う枝や伸びすぎた茎を見つけてから剪定を検討してみてください。

切る位置を確かめてから剪定する

手入れは低レベルで済み、頻繁な剪定は要りません。花や実を残したい場合は、茎先に何が付いているかを確かめてから切る位置を決めましょう。 [1]

センリョウ

隣の植物と枝が重なる

張り出しが約90cmに達し、周囲の葉にかぶさるようなら、重なる枝を先に確かめて剪定を検討してください。 [1]

センリョウ

花や実を傷つけそう

花も実も茎の先に集まります。切る位置を決めるときは、まず茎先に付く花や実の付き方を確かめてください。 [1]

センリョウ

下部の枝が重なって狭い

茎の基部はやや木質化して株を支えます。下部の枝が重なりすぎて場所が狭いときは、剪定を検討してみてください。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の相談ができます。伸びている方向と茎先の花や実の付き方を伝えると、切る範囲を検討できます。

04 特徴と育て方

センリョウのことを、もう少し

クロウスギ科の常緑で、茎の基部がやや木質化する亜低木(草木状の低木)。互生する単葉は革質で楕円形〜披針形、縁に鋸歯がある。茎先に緑白色の小さな花を密に咲かせ、そのあと橙紅色の小粒の実が1年以上植物体に残る。日本を含む東アジア〜東南アジアが原産で、林内や藪、路傍などに生育し、日陰の庭に適する。

センリョウ

置き場所は日陰か保護された場所

木漏れ日・深い日陰・半日陰に適応し、日陰または保護された場所で最もよく育ちます。全日照にさらさないことが大切です。 [1]

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水やりは湿り気を保つ

一定して湿潤で排水の良い土が向いています。土が乾いて見えたときは水やりを増やしましょう。水がたまる状態は早めに解消してください。 [1]

センリョウ

剪定は混み合う枝に限る

手入れは低レベルで済む性質です。高さ幅とも約90cmに収まるため、剪定は混み合う枝や伸びすぎた茎に限って検討してください。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Sarcandra glabra

情報確認日:2026-10-17T01:56:14.996676+00:00

参考資料

  1. Sarcandra glabra — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。