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ジュウモンジシダ

庭木図鑑 / 植物

ジュウモンジシダ

谷筋の林下に育つ、大きな頂羽片のシダ

このシダはどこに置けば元気に育つのか、迷うところです。ジュウモンジシダは北海道から九州まで分布し、育て方の手がかりは谷筋や林下という自生地にあります。

日本各地に自生する

北海道から九州まで分布し、朝鮮・中国東部・ロシア東部にも広がる、広い地域に見られるシダ植物です。 [1]

谷筋の湿った林下が自生地

谷筋や斜面下部、水分条件のよい落葉広葉樹林下に自生します。湿りが保ちやすい林床が、自然に育つ場所です。 [1]

大きな頂羽片が目印

葉柄は15〜35cm、頂羽片は20〜50cm。中央に大きな頂羽片がつき、左右に小さな側羽片が出ます。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

ジュウモンジシダは北海道から九州に広く分布するシダ植物で、谷筋や斜面下部、水分条件のよい落葉広葉樹林下に生えています。中央の大きな頂羽片と左右に伸びる小さな側羽片が形の目印で、葉柄は15〜35cm、頂羽片は20〜50cmに達します。

こんな希望には合いやすい

ジュウモンジシダ

半日陰で湿りを保てる場所

林下や谷筋に自生するため、直射日光が当たりにくい場所が似合います。植える前に土の湿りを見て、場所を選んでください。 [1]

ジュウモンジシダ

木漏れ日の入る林下に近い場所

やや水分条件のよい落葉広葉樹林下に生えます。木漏れ日の入る場所なら、自生地に近い明るさを保てます。 [1]

植える前に考えておきたいこと

ジュウモンジシダ

乾燥が続く場所は避けたい

適湿な林下に自生するため、土の乾燥が続きやすい場所は避けたいところです。植える前に土の湿りを確かめましょう。 [1]

ジュウモンジシダ

葉が残るかは地域で変わる

冷涼な地域では夏緑性、暖地では常緑です。冬に葉が見えない時期があっても、春の様子と合わせて確認してみてください。 [1]

ジュウモンジシダ

野生の株を持ち込まない

北海道から九州まで自生しますが、採取や野生株の移植は避けましょう。用意した株から始めるほうが安心です。 [1]

半日陰で、湿りが保てる場所を選ぶ

自生地は谷筋や斜面下部、適湿の落葉広葉樹林下です。庭では日陰になり、土の表面が乾きにくい場所を選びましょう。 [1]

ジュウモンジシダ育て方をもう少し詳しく →

半日陰で湿りを保てる場所に植える

用意した株は、半日陰で湿りを保てる場所へ置いてください。乾きやすい壁沿いや水が流れ去る角は避け、土の状態を確かめてから決めてください。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日照と土の湿り気、自生地の様子を伝えてください。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

庭で育てていて、葉の見え方がいつもと違うと気になるものです。頂羽片の広がり、左右の側羽片、葉柄の長さという3つの観点から変化を見分け、その場でできる対応を順にご案内します。

ジュウモンジシダ

大きな頂羽片の広がり

中央の頂羽片は20〜50cmあります。隣の葉と重なるほど広がっていないか、同じ位置から季節ごとに見てみましょう。 [1]

左右の側羽片の出方

小さな側羽片が左右にどう出ているかを見ると、葉全体の形の変化をつかめます。新しく出た葉と合わせて確かめてください。 [1]

葉柄の長さの違い

葉柄は15〜35cmです。前年より短い葉が増えているときは、同じ位置から測って前年と比べてみましょう。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉の張りが落ちたとき

まず土の表面と奥の湿りを確かめてください。自生地は適湿な林下なので、乾きやすい状態が続いていないかを見分けましょう。 [1]

冬に葉が見えにくいとき

冷涼地では夏緑性なので、葉が落ちる地域では冬の姿が自然です。同じ場所の春の様子と合わせて変化を見比べてください。 [1]

葉柄が混み合ったとき

葉柄の付け根に注目し、枯れて見えるものから確認します。生葉は残し、混み具合を前年と比べてから整えましょう。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。いつ頃からどう変わったか、葉柄と頂羽片の様子を写真で添えて伝えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

シダ植物は木の枝とは構造が違うため、切り詰める剪定は基本的には対象になりません。冬に枯れた葉が残る、頂羽片が隣に重なる、葉柄が混むという場面で、どこまで手入れしてよいかを分けてご案内します。

木を切る剪定は対象外

シダ植物なので、枝を切るような剪定は行いません。手を入れるのは枯れて見える葉の付け根までで、生えた葉は残してください。 [1]

ジュウモンジシダ

冬に枯れた葉が残る

冷涼な地域では夏緑性になり、冬に葉が見られません。残った枯れ葉が目立ったら、付け根を確認してから取り除きましょう。 [1]

ジュウモンジシダ

頂羽片が隣に重なる

頂羽片は20〜50cmあり、広がると隣の葉と重なります。重なり合って枯れて見える葉があれば、そこだけ手を入れてよい場面です。 [1]

ジュウモンジシダ

葉柄が混んで見えにくい

葉柄は15〜35cmで基部が集まります。混み合って土が見えにくいときは、枯れた葉柄から整理して土の見え具合を確かめましょう。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

手入れの範囲を決めたい方は、庭彩堂の公式LINEで手入れの範囲を相談できます。枯れて見える葉と残したい葉がどこかを、写真で伝えてください。

04 特徴と育て方

ジュウモンジシダのことを、もう少し

北海道から九州に分布する

ジュウモンジシダ

夏緑性と常緑は地域で分かれる

冷涼な地域では夏緑性、暖地では常緑になります。置いている地域の冬の姿を知っておくと、変化を正しく見分けられます。 [1]

ジュウモンジシダ

土の状態を見て湿りを確かめる

自生地は谷筋や水分条件のよい林下です。土の表面が乾きやすい日が続くなら、湿りが保たれているか確かめてください。 [1]

ジュウモンジシダ

剪定に頼らず葉を見極める

枝の剪定は対象になりません。手を入れる範囲は枯れて見える葉に限られ、生えた葉は残しておきましょう。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Polystichum tripteron

情報確認日:2026-10-18T03:02:54.553728+00:00

参考資料

  1. ジュウモンジシダ日本の植物解説。自然分布・野外観察と栽培助言を区別する