庭の困りごとを知る・解決するメディア
庭図鑑について掲載情報と出典庭の相談
庭図鑑powered by NIWASAIDO庭と、緑のある暮らし。庭彩堂に相談
シャクヤク

庭木図鑑 / 濃緑の大きな複葉で、長さは8〜12インチほど。9枚の楕円形の小葉が不規則な縁取りを持ってつき、秋にはさびオレンジ色に色づくこともあります。

シャクヤク

春の終わりに白・桃・紅の花を咲かせる宿根草

大きな花を一度に楽しめそうで、多年草の扱いに迷いませんか。シャクヤクは霜で地上部が枯れ、翌春に立ち上がる宿根草です。植える場所と季節ごとの手入れを、順番に見ていきましょう。

木質のように見える宿根草

立ち上がって群れをつくる木質のように見える宿根草です。茎の基部は赤みを帯び、高さは約50〜75cmに育ちます。 [1]

大きな複葉と秋の色づき

葉は長さ8〜12インチの濃緑色の複葉で、9枚の楕円形の小葉が不規則な縁取りでつき、秋にさびオレンジ色へ色づくこともあります。 [1]

目立つ花と香り

花は径3〜5インチのカップ形〜ボウル形で、白・桃・紅の花びらの中央に黄色い雄蕊が目立ちます。多くの品種に香りがあり、切り花にも適します。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

シャクヤクは、立ち上がって株をつくる木質のように見える宿根草です。高さと株張りはいずれも約50〜75cm。ふっくらとした肥大した根を張り、霜が降りると地上部は枯れて冬を越し、春に再び立ち上がります。

こんな希望には合いやすい

シャクヤク

長く同じ場所で楽しめます

分株の必要がなく、何年間も掘り起こさずに栽培できます。同じ場所で多年にわたって株を育てたい方に向いています。 [1]

シャクヤク

切り花にも使えます

花は目立つだけでなく、ほとんどの品種が香りがあります。花もちは1株でおよそ7〜10日。摘み出して室内でも楽しめます。 [1]

植える前に考えておきたいこと

シャクヤク

夏の午後の日差しに注意

夏の気温が高い地域では、午後の少しの日陰を好みます。西日が当たり続ける場所は避けましょう。 [1]

シャクヤク

水たまりになる土は避ける

肥沃で水もちがよく排水のよい土が適します。水がこびりつく場所は根に負担になりやすいので、植える前に土を確かめてください。 [1]

シャクヤク

冬は地上部が見えなくなります

霜が降りると地上部は枯れます。冬に姿が消えても根は残っているため、翌春の芽が出るまで掘り起こさないでください。 [1]

高さと株張りは約50〜75cm

成熟した株は高さ20〜30インチ、株張りも1.5〜2.5フィートと同程度です。隣の草花との間隔をとって配置しましょう。 [1]

シャクヤク育て方をもう少し詳しく →

肥沃で水はけのよい土に植える

土は肥沃で水もちがよく、排水のよいものが適します。植え付け前に、必要に応じて堆肥を混ぜておきましょう。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日照と水はけ、株張り約50〜75cmの余裕を伝えてください。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉が茂るまでは土の乾き方が見えにくく、花もちの短さも気になるところです。生育初期の水分、夏の日射、霜後に残る葉茎の3つに分けると、手入れの順番が分かります。

シャクヤク

春の伸びと茎の色

春に新茎が立ち上がる様子と、茎の基部の赤みを見ましょう。高さ約50〜75cmまでの伸びが順調な目安になります。 [1]

葉の枚数と小葉の形

濃緑の複葉が展開したら、9枚の楕円形の小葉が不規則な縁でそろうか確認してみてください。秋にはさびオレンジ色へ色づくこともあります。 [1]

開花と花もちの日数

遅咲きで5月から6月はじめに開花します。1株の花もちがおよそ7〜10日あるか、花の色が白・桃・紅のどれかを確かめてみてください。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

生育初期に水分をたっぷり与える

生育初期にあたる時期は、たっぷりと水分を必要とします。土の乾きを確かめながら水やりを増やしましょう。 [1]

花後にしおれた花を取り除く

花が終わった後は、しおれた花を取り除きましょう。見た目を整えて、次の季節の伸びに備えます。 [1]

霜後に地際まで切り出しておく

秋に霜が降りた後は、地上部の葉茎を地際まで切り出しましょう。切り出した葉茎は園に残さないでください。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の色や茂り方が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の状態を相談できます。気になる季節と、土の乾き具合をお伝えください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

シャクヤクに必要な切り戻しは、花後と秋の霜後の2つです。しおれた花を取り除き、霜が降りたのあとには地上部の葉茎を地際まで切り出して、園に残さないようにしましょう。

花後と霜後の2回で足ります

花後にしおれた花を取り除き、秋の霜後には地上部の葉茎を地際まで切り出しましょう。それ以外に大きく切り込む必要はありません。 [1]

シャクヤク

しおれた花が目立つとき

花もち7〜10日が過ぎ、しおれた花が目立つようになったら取り除きましょう。 [1]

シャクヤク

霜後に葉茎が枯れたとき

霜が降りて地上部が枯れたら、地際まで切り出して園に残さず回収しましょう。 [1]

シャクヤク

冬の株元をすっきりさせたいとき

冬の間、株元に枯れた葉茎を残したくない場合は、霜後に地際まで切り出してください。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

花後や秋の切り出しを任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。対象のシャクヤクの場所と、残したい高さを伝えてください。

04 特徴と育て方

シャクヤクのことを、もう少し

シャクヤクは、立ち上がって群れをつくる、木質のように見える宿根草です。茎の基部は赤みを帯び、高さは20〜30インチ(約50〜75cm)、株張りも同程度。ふっくらとした肥大した根をもち、霜が降りると地上部は枯れて冬を越します。春の終わりに白・桃・紅の目立つ花を咲かせます。

シャクヤク

春|生育初期の水やり

生育初期は水分を多く必要とします。土の表面だけでなく、根元付わりの乾きを確かめましょう。 [1]

シャクヤク

夏|午後の日陰をつくる

夏の気温が高い地域では、午後の少しの日陰を好みます。隣の草花や軒の影を活かして場所を選びましょう。 [1]

シャクヤク

秋〜冬|霜後の切り出しと冬越し

霜が降りてから葉茎を地際まで切り出し、園に残さないようにしましょう。肥大した根は掘り起こさないまま冬を越します。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Paeonia lactiflora

情報確認日:2026-10-17T23:50:56.438435+00:00

参考資料

  1. Paeonia lactiflora特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。