
庭木図鑑 / 常緑
サワラ
入口を彩る日本原産の常緑針葉樹
庭に長く残る木を選びたいけれど、大きさやその後の手入れが気になりますよね。サワラの性質から、植える場所と葉・枝の見方、剪定を考えるきっかけまでをご案内します。
01 植えるか迷っている方へ
わが家の庭に合う?
サワラはヒノキ科に属する日本原産の大型常緑針葉樹で、栽培条件下では20〜30フィートほどの高さに達します。若いうちはピラミッド形の樹形を見せますが、加齢とともに枝張りが緩やかで開いた姿へ変化します。生育速度は中程度で、管理の手入れの必要性は低いとされます。
成熟した高さを当てはめて選ぶ
栽培形は20〜30フィートの高さに成熟します。開いた枝張りが届く範囲を想像し、将来の樹高に見合う余白を残して場所を決めておくと、後々の手入れがしやすくなります。 [1]
育て方をもう少し詳しく →全日照から半日照、水はけのよい土に植える
植える場所は、全日照から半日照で、湿り気があり排水のよい土壌を選びましょう。深い日陰になっていないか、雨の後に水が残らない高さかどうかを確かめると安心です。 [1]
分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。
植える場所に迷ったら、庭彩堂の公式LINEで植栽について相談できます。日照と排水の状況と、成熟した高さを伝えると具体的に検討できます。
02 葉や枝が気になる方へ
葉の変化が気になったら
葉の色や枝の見え方がいつもと違っても、慌てて原因を決めつける必要はありません。季節による変化、植えたい土の乾き具合、急に変わった様子を分けて考えると、次にどこを見ればよいかが分かってきます。

葉裏の銀色の筋を見る
葉は1インチ未満で水平面に配列し、明るい緑色の裏側に銀色の筋が走ります。葉裏の色と筋の見え方を、いつもの姿の基準として見ておきましょう。 [1]
枝先の小さな球果を見る
花粉を抱く小球果は小さく、しばしば淡紅色で枝先から伸び出します。雌性球果は幼時に緑色から熟して褐色へ変わります。枝先に丸い実が出るのはこの木らしい姿です。 [1]
樹皮の剥げ方を見る
樹皮は赤褐色で比較的滑らかな質感があり、薄い帯状にはがれ落ちます。樹皮の様子は葉の色と合わせて見ておくと、いつもの姿との違いに気づきやすくなります。 [1]
葉の変化に気づいたら、まずここから
急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。
葉や樹皮の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を写真で相談できます。いつもの姿と変化した部分を伝えると、見てほしい点を絞れます。
03 剪定・依頼を考えたい方へ
切る前に、剪定の考え方を知る
サワラは手入れの必要性が低い木ですが、加齢とともに下部の枝が衰えることがあります。樹形が開いてきたときや下枝が弱ったときなど、剪定を検討してよい状況を分けてご案内します。
下枝の衰えと開いた樹形が剪定のきっかけ
サワラは手入れの必要性が低い木ですが、下部の枝が衰えたり樹形が緩やかに開いたりしたときは、剪定を検討してみてください。残す枝は樹形全体を見ながら決めるのがコツです。 [1]
相談するときに伝えること
木全体の写真大きさや形が分かるもの
困っている場所枝が当たる場所など
希望する仕上がり残したい形や枝ぶり
剪定を頼みたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の希望を相談できます。樹形のお悩みと木の高さを添えて伝えると、進め方を検討できます。
04 特徴と育て方
サワラのことを、もう少し
サワラはヒノキ科に属する日本原産の大型常緑針葉樹で、栽培条件下では20〜30フィートほどの高さに達する。若いうちはピラミッド形の樹形を示すが、加齢とともに枝張りが緩やかで開いた姿へ変化し、多枝性ながら下部の枝は老樹では衰えやすい。葉は1インチ未満の小さなもので水平面に配列し、明るい緑色の裏側に銀色の筋が走る。真の花はなく、花粉を抱く小球果は枝先に淡紅色で出る。種子を抱く雌性球果は幼時に緑色で熟して褐色になり、小さい丸い実をつける。樹皮は赤褐色で薄い帯状にはがれる。定着後は乾燥に強く、全日照から半日照、湿潤かつ排水のよい土壌を好む。園芸品種が多く流通し、入口のポイント樹や基盤植栽の大型低木として用いられる。
画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。
基本情報・参考資料を見る
Chamaecyparis pisifera
情報確認日:2026-10-17T01:08:12.689979+00:00
参考資料
- Chamaecyparis pisifera — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。













