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サクラソウ

庭木図鑑 / 葉は地際から出て、長さ4〜10cm、幅3〜6cmほどの先の鈍い楕円形で、長い葉柄があります。葉縁には浅い切れ込みがあり、表面には縮緬(ちりめん)のようなしわが目立ちます。花茎や葉柄などには白色の縮れた毛が目立ちます。

サクラソウ

春に紅紫色の花を咲かせる湿り気の多い草地の多年草

春に地際から花茎を伸ばすサクラソウ。夏には葉が枯れて姿が見えなくなりますが、地下の根茎は休んでいます。庭に合う場所や季節ごとの変化を知っておくと安心です。

春に紅紫色の花を散形状に咲かせる

4〜5月頃、葉の出現とほぼ同時に15〜30cmほどの花茎を伸ばし、先端に数個から十数個の紅紫色の花を散形状に咲かせます。 [1]

地際に出る縮緬のような葉

葉は地際から出て、長さ4〜10cm、幅3〜6cmほどの先の鈍い楕円形です。葉縁には浅い切れ込みがあり、表面に縮緬のようなしわが目立ちます。 [1]

夏前に地上部が枯れて休眠する

種子が散布される頃から葉は徐々に枯れ始め、夏前には地上部がすべて枯れます。根茎のみで翌春まで休むため、姿が消えても根茎は土中に残ります。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

サクラソウは、北海道から九州南部までの日当たりが良く湿り気の多い草地に育つ高さ15〜30cm程度の多年草です。地下には太くて短い根茎があり、多数の白色の根が生えます。春には葉と花茎がほぼ同時に現れ、種子が散布される頃には葉が徐々に枯れ始めます。

こんな希望には合いやすい

サクラソウ

日当たりが良く湿り気のある場所

北海道から九州南部までの、日当たりが良く湿り気の多い草地に生育しています。庭でも同じ条件の場所を選ぶと、自然な生育環境に近づけられます。 [1]

サクラソウ

春の庭に小さな花を咲かせたい

高さ15〜30cm程度で、春に紅紫色の花を散形状に咲かせます。花の形や色が樹木のサクラを思わせることから、和名は漢字で「桜草」と書かれます。 [1]

植える前に考えておきたいこと

サクラソウ

夏には姿が見えなくなる

種子が散布される頃から葉が徐々に枯れ、夏前には地上部がすべて枯れます。心配になる時期ですが、これは根茎で翌春まで休眠している状態です。 [1]

サクラソウ

水が長くたまる場所は避ける

湿り気のある草地に育つため、乾燥しすぎない場所が向いています。一方で水が長くたまる場所は避け、湿り気と水はけの両方を確かめて選びましょう。 [1]

サクラソウ

新芽は根茎の下部から出る

新芽は根茎の下部から出て、上方に向かって伸長します。地下には太くて短い根茎があり、多数の白色の根が生えます。春の新芽はこの位置から出るため、地際の変化は芽の出る場所から見分けられます。 [1]

地上部は15〜30cm、根茎は地下に

地上部は高さ15〜30cm程度ですが、地下には太くて短い根茎があり、多数の白色の根が生えます。花茎を伸ばして先端に数個から十数個の花をつけるため、周囲に少し余裕のある場所が向いています。 [1]

サクラソウ育て方をもう少し詳しく →

日当たりが良く湿り気のある場所を選ぶ

日当たりが良く湿り気の多い草地に生育しているため、庭では同じ条件の場所をそろえましょう。水が長くたまる場所は避け、湿り気を保てる場所を選びます。 [1]

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植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日当たりと湿り気の条件を伝えながら、候補の場所を一緒に検討できます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉が夏前にすべて枯れると、枯れてしまったように見えます。これは種子が散布される頃から徐々に葉が枯れ始め、地上部が休眠に入るための変化です。冬の間に地上部がなくても、地下には根茎が残っています。

サクラソウ

春は葉と花茎が同時に伸びる

4〜5月頃、葉の出現とほぼ同時に花茎が15〜30cmほど伸びます。葉の伸びるタイミングと花茎の伸び方を比べると、開花の様子がよく分かります。 [1]

葉柄と花茎に目立つ白色の毛

花冠や萼などをのぞく植物体全体に白色の縮れた毛があり、特に花茎や葉柄には目立ちます。地際から出る葉柄の様子を見ると、株の変化を確かめられます。 [1]

種子散布後の葉の色の変化

果実は6月〜7月頃に白っぽく熟します。果皮が帽子のように外れて種子が散布される頃から葉が徐々に枯れ始めるため、種子が散布される時期と合わせて葉の色の変化を見てみてください。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

春に開花の様子を比べる

4〜5月に花茎が伸び、先端に数個から十数個の紅紫色の花が散形状に咲きます。花の数や茎の高さを前年と比べると、株の違いを見つけやすくなります。 [1]

葉が枯れ始めたときは時期を確かめる

種子が散布される頃から葉は徐々に枯れ始めます。葉が枯れたら、果実が6月〜7月頃に白っぽく熟する時期と重なっていないかを確かめてください。 [1]

冬に地上部がない状態を認める

地上部がすべて枯れた後は、根茎のみで翌春まで休眠します。冬の間に葉や茎が見えなくても地下に根茎が残っています。その場所は掘り返さないよう注意しましょう。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。葉の出る時期や色の変化、枯れた時期を伝えて、見分け方を確認できます。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

サクラソウは、種子が散布される頃から葉が徐々に枯れ始め、夏前には地上部がすべて枯れて根茎で休眠します。葉や茎を切る前に、季節の変化による枯れではないかを確かめてください。剪定するかどうか迷うときは、対象の葉や茎を分けてからにしましょう。

枯れ方を季節の変化と見分けてから

季節の変化による枯れと、剪定する対象の葉や茎を分けてから作業を考えましょう。夏前に地上部がすべて枯れるのは、根茎で休眠するための変化です。枯れていない葉や茎だけを対象に選び、残す部分を決めてから切りましょう。 [1]

サクラソウ

夏前に葉がすべて枯れた

種子が散布される頃から葉が徐々に枯れ、夏前には地上部がすべて枯れます。剪定と判断する前に、枯れが季節の変化によるものかどうかを確かめましょう。 [1]

サクラソウ

花後の茎の扱いに迷う

果実は6月〜7月頃に白っぽく熟し、果皮が外れて種子が散布されます。花後の茎を切るか迷うときは、種子が散布されるこの時期を踏まえてからにしましょう。 [1]

サクラソウ

周囲の草に覆われて日当たりが悪くなる

夏前には周囲の草に覆われて日当たりが悪くなります。サクラソウの株だけでなく周囲の草も含め、切る対象と残す対象を分けてから作業を始めてください。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。切る対象と残す対象を伝え、作業の範囲を相談できます。

04 特徴と育て方

サクラソウのことを、もう少し

北海道から九州南部までの、日当たりが良く湿り気の多い草地に生育する高さ15〜30cm程度の多年草です。地下には太くて短い根茎があり、多数の白色の根が生えます。春、葉の出現とほぼ同時に花茎を伸ばし、先端に数個から十数個の紅紫色の花を散形状に咲かせます。種子が散布される頃から葉は徐々に枯れ始め、夏前には地上部がすべて枯れ、根茎のみで翌春まで休眠します。

サクラソウ

春は葉と花茎が伸びる時期

4〜5月頃、葉と花茎がほぼ同時に伸びます。日当たりが良く湿り気のある場所を保てるよう手入れすると、開花の時期に合った条件を保てます。 [1]

サクラソウ

夏前の休眠を踏まえた場所選び

夏前には地上部がすべて枯れ、根茎のみで翌春まで休眠します。この期間は姿が見えないため、ほかの植物を植える予定との重なりを避けておくと安心です。 [1]

サクラソウ

水やりは湿り気を保てる範囲で

日当たりが良く湿り気の多い草地に生育しているため、水やりは土の湿り気を保てるよう状態を見て行いましょう。水が長くたまる状態は避けます。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Primula sieboldii

情報確認日:2026-10-17T23:48:08.429325+00:00

参考資料

  1. サクラソウ(サクラソウ科) Primula sieboldii特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。