
庭木図鑑 / 落葉
コハウチワカエデ
生長の遅いカエデ。秋に黄橙の葉と春に黄色の花を楽しめます
庭に木を1本加えたいけれど、どれくらいまで伸びるのか迷いませんか。ここでは、高さ・幅、日当たり、剪定の手がかりを順に見ていきましょう。
01 植えるか迷っている方へ
わが家の庭に合う?
コハウチワカエデは、生長の遅い落葉小〜中高木です。高さと幅とも15〜30フィートに達し、樹形は直立・円形・広がり型を見せます。どれだけ育ち、どんな葉をつけるかを知っておくと、置く場所を選びやすくなります。
幅の余白を15〜30フィート分確保しましょう
高さと幅はともに15〜30フィートに達します。隣木や建物との距離を足し、枝が届く余裕のある場所を選びましょう。生長は遅いので、広がりはゆっくり進みます。 [1]
育て方をもう少し詳しく →全日向から半日陰まで育ちます
土は多様な種類に適応し、全日向から半日陰まで対応します。秋色を楽しみたい方は、一日6時間以上の直射日光が当たる場所を選びましょう。 [1]
分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。
植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。木に当たる日光の時間と、隣木までの距離を伝えられます。
02 葉や枝が気になる方へ
葉の変化が気になったら
葉の色や形がいつものと違って見えたら、季節の移り変わり、土の乾き、急な環境の変化を分けて考えてみてください。コハウチワカエデは若葉と裏面に毛があり、葉は掌状に9〜11裂します。この形を手がかりに、葉の裏と当年枝を確かめられます。

当年枝の色と毛
若い枝は1年目、緑色から赤色で白色の毛に薄く覆われます。新梢の色と毛を前年と比べてみてください。 [1]
葉の裂き数と裏の毛
葉は掌状に9〜11裂します。裏面の毛は若葉のあとも残るので、葉の裏も合わせて状態を確かめられます。 [1]
秋の葉色の出方
落葉前に黄橙〜オレンジへ色づきます。日当たりで色が変わるため、秋の色は木に当たる光の量と一緒に確かめてみましょう。 [1]
葉の変化に気づいたら、まずここから
急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。
葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。葉の裏の写真と、いつ頃から変わったかを伝えられます。
03 剪定・依頼を考えたい方へ
切る前に、剪定の考え方を知る
剪定は、この木の仕立てを決める大切な機会です。剪定により多幹にも単幹にも整えられ、鉢に植えた小さな木にもできます。樹形を保ちたい、周囲へ広がる枝を整えたいと感じたら、切り始める前に相談してみてください。
剪定で仕上がり方が決まります
剪定により、多幹の木にも単幹の木にも整えられます。庭に合わせた樹形にしたいときは、狙う形を伝えて相談できます。 [1]
相談するときに伝えること
木全体の写真大きさや形が分かるもの
困っている場所枝が当たる場所など
希望する仕上がり残したい形や枝ぶり
剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。狙う樹形と、広がりを抑えたい方向を伝えられます。
04 特徴と育て方
コハウチワカエデのことを、もう少し
クバノキ科カエデ属の落葉小〜中高木。学名は Acer sieboldianum、英名は Sielbold Maple で、Philipp Franz von Siebold の名にちなむ。生長は遅く、樹形は直立から円形・広がりで、高さと幅とも約15〜30フィートに達する。葉は対生の単葉で掌状に9〜11裂し、若葉には毛がある。花は春に黄色の聚傘花房となり、秋に2翅のサマラをつける。秋色は黄橙〜オレンジで、日当たりのよい場所ほど美しい。剪定により多幹仕立てにも単幹仕立てにも整えられ、鉢植えのパティツリーとしても使える。栽培品種に斑入りの 'Kumoi nishiki' がある。
画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。
基本情報・参考資料を見る
Acer sieboldianum
情報確認日:2026-10-17T00:45:01.109134+00:00
参考資料
- Acer sieboldianum — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。













