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ゲンノショウコ

庭木図鑑 / 淡い緑色の葉はやわらかく切れ込み、切れ込みの内側にわずかな銅色の斑をのぞかせます。葉は蔓性に伸びる茎に付いて、地這うようにやさしく広がります。

ゲンノショウコ

低くやわらかく広がる、夏の終わりの小花

ゲンノショウコを庭に置けるか迷っているとき、気になるのはどこまで広がり、どんな季節に花をつけるかでしょう。ここでは草丈や花の色、好む環境を押さえたうえで、葉を見ながらできる手入れまで、順にご案内します。

科・属と原産

ゲンノショウコはフウロソウ科(Geraniaceae)のGeranium属に属する多年草です。学名は Geranium thunbergii で、原産は日本や朝鮮とされます。 [1]

草姿と大きさ

茎は地を這うものと立ち上がるものが混じり、全体の高さは30cmほどに達します。成熟までの年数は2〜5年、背丈と広がりは0.1〜0.5mの範囲です。 [1]

花の色と開花期

花は小さく、ピンク・紫・白の色があり、紫色の脈をあらうものも多く見られます。開花は夏の終わりから初秋にかけてです。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

ゲンノショウコは日本や朝鮮を原産とする多年草で、細い茎を伸ばして低くやわらかく広がります。全体の高さは30cmほど、背丈と広がりはいずれも0.1〜0.5mの範囲です。夏の終わりから初秋にかけて、小さな花を疏らに咲かせます。葉は半常緑とされ、冬を越して残る場面もあります。

こんな希望には合いやすい

ゲンノショウコ

日なたから半日陰まで

日当たりのよい日なたから半日陰までを好み、東・南・西の面に置けます。風当たりの強い場所にも日陰にも対応し、置き場所の選択肢は幅広いです。 [1]

ゲンノショウコ

水はけのよい土地

チョーク土・粘土・ローム・砂のいずれでも植えられ、pHは酸性・中性・アルカリ性のどれにもなります。湿り気がありながら排水がよい状態が向きます。 [1]

植える前に考えておきたいこと

ゲンノショウコ

水がたまる場所

水がたまる環境は避けます。湿潤でありながらよく排水される状態か、排水良好な状態を好み、水はけが悪い環境では育ちにくくなります。 [1]

ゲンノショウコ

害虫の発生

ゾガネムシの幼虫やフタバチの幼虫、ミイロムシ類、ナメクジなどが発生する可能性があります。葉や茎の食害を見つけたら、近づけて見てみてください。 [1]

ゲンノショウコ

広がりすぎる茎

茎は地這うように伸び、這う茎は節から根を伸ばします。隣の草花と重なりそうな位置は、早めに残す範囲を決めておくと扱いやすくなります。 [1]

30cmほどに収まる草姿

背丈と広がりはいずれも0.1〜0.5mの範囲です。地這う茎と立ち上がる茎が混じるため、下草や花壇の縁にゆとりを持たせると、広がりを楽しめる形になります。 [1]

ゲンノショウコ育て方をもう少し詳しく →

日なたから半日陰までと、水はけのよい土に植える

日なたから半日陰までを好み、東・南・西の面で育てられます。土はチョーク土・粘土・ローム・砂のいずれでもよく、湿り気がありながら排水がよい状態を整えましょう。水がたまる場所は避けてください。 [1]

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植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日照の向きと土の水はけを伝えると、候補の場所を具体的に検討できます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色や広がり方に違和感があるときは、まず季節の変化と土の状態を分けて見てください。ゲンノショウコは湿り気がありながら排水のよい土を好み、水がたまる状態は避けます。古い葉や開花を終えた茎は、新しい生育を促すために取り除く対象です。

ゲンノショウコ

茎の伸びる向き

地を這う茎と立ち上がる茎が混じります。どちらが増えているかを見ておくと、広がる方向と取り除く範囲を決めやすくなります。 [1]

葉の色と斑

淡い緑色の葉はやわらかく切れ込み、切れ込みの内側にわずかな銅色の斑をのぞかせます。普段の色との違いがあるときは、土の湿り気も合わせて見てみましょう。 [1]

開花後の茎

夏の終わりから初秋に開いた花が終わると、茎が残ります。開花を終えた茎と古い葉は、取り除く手入れの対象です。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

古い葉が目立つとき

古い葉を取り除くと、新しい生育を促せます。混み合っている部分から順に取り、地這う茎は残す範囲を選びましょう。 [1]

開花を終えたあと

開花を終えた茎は、花のない茎が混ざる時期に取り除くと、株元をすっきり保ちやすくなります。 [1]

水やりが気になるとき

土の表面の乾き具合を見て、湿り気を保ちつつ水が抜けているかを確かめてください。水がたまりやすい箇所は、水やりの前に見直しましょう。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の状態を相談できます。葉の色や広がり、土の湿り気を写真で伝えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

ゲンノショウコの手入れでは、開花を終えた茎と古い葉を取り除くと、新しい生育を促せます。強く刈り込む必要はなく、地這う茎の形を生かした整え方が向いています。伸びすぎや株元の混み合いが気になる段階で、取り除く範囲を決めてみてください。

開花後の茎と古い葉を取り除く

手入れとして、開花を終えた茎と古い葉を取り除くと、新しい生育を促せます。強く刈り込まず、混み合った部分と目立つ古い葉から取り除く形で整えましょう。 [1]

ゲンノショウコ

花が終わった茎が残る

夏の終わりから初秋の花が終わったあと、茎が目立つ状態です。開花を終えた茎を取り除くと、新しい生育を促せます。 [1]

ゲンノショウコ

古い葉が混ざる

半常緑の葉が株元に混み合うと、草姿が重く見えます。古い葉は取り除く手入れの対象です。混み合う部分から順に扱いましょう。 [1]

ゲンノショウコ

隣の植物と重なる

地這う茎が伸び、這う茎は節から根を伸ばします。重なりが出た範囲を決めてから、剪定を検討してみてください。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。開花を終えた茎と古い葉の取り除き方と作業範囲を相談できます。

04 特徴と育て方

ゲンノショウコのことを、もう少し

日本や朝鮮を原産とする多年草で、細い茎を伸ばして低くやわらかく広がります。夏の終わりから初秋にかけて、小さな花を疏らに咲かせます。

ゲンノショウコ

夏の終わり〜初秋の花

小さな花が疏らに開きます。ピンク・紫・白の色があり、紫色の脈をあらうものも多く、花が終わる頃に開花を終えた茎を見分けやすくなります。 [1]

ゲンノショウコ

2〜5年で成熟する

成熟までの年数は2〜5年で、背丈と広がりはいずれも0.1〜0.5mの範囲です。広がりを見越して、隣の草花との間にゆとりを持たせておくと扱いやすくなります。 [1]

ゲンノショウコ

水はけを見て水やりを調整

湿り気がありながら排水がよい状態が向きます。土の表面の乾き具合を見て、水がたまりやすい箇所は避けて水やりを調整してください。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Geranium thunbergii

情報確認日:2026-10-17T23:50:53.759484+00:00

参考資料

  1. Geranium thunbergii特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。