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クサイチゴ(草苺)

庭木図鑑 / 落葉

クサイチゴ(草苺)

実を味わえる、日向から半日陰に育つ落葉低木

クサイチゴを庭に迎えるか迷っていませんか。食べる実をつける低木として楽しさはありますが、高さや育ち方が曖昧なままでは場所選びに迷います。樹形・光・土・実の育ち方から、植える場所と日々の見どころをご案内します。

バラ科の落葉性低木

クサイチゴはバラ科クサイチゴ属の落葉性多年生低木です。草花やつる性の植物ではなく、多年生として毎年株を保ちます。 [1]

高さは約2メートルに伸びる

成熟時の高さは6〜7フィート、約2メートルです。林縁や斜面、荒れ地の藪にまとまって育つ傾向があり、背の高さを想定した余白が要ります。 [1]

葉は3〜7小葉の羽状複葉

互生する羽状複葉は小葉3〜7枚、長さ約1.5インチ。披針形から長楕円形で両面に軟らかな毛があり、葉縁は重鋸歯になります。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

クサイチゴはバラ科の落葉性多年生低木で、毎年株を保ちながら育ちます。北米の記録では高さ6〜7フィート(約2m)に達し、林縁や斜面、荒れ地の藪にまとまって生育する姿が知られています。日向から半日陰まで対応し、よく排水された土を好みます。この性質から、庭に置く場所を一緒に考えていきましょう。

こんな希望には合いやすい

クサイチゴ(草苺)

日向から半日陰まで置ける

全日照から半日陰まで対応し、日当たりがよくても半日陰でも育ちます。庭の光の条件に合わせて植える場所を選べます。 [1]

クサイチゴ(草苺)

実を味わいたい庭に向く

白色で托杯状の花のあとに集合核果を結びます。実の直径は1/3〜3/4インチで、生でも加熱しても食べられます。 [1]

植える前に考えておきたいこと

クサイチゴ(草苺)

水はけが悪い場所は避ける

クサイチゴは良好な排水を求めます。雨のあとに水が残りやすい低地や、湿り気のある場所は避け、水はけのよい場所を選びましょう。 [1]

クサイチゴ(草苺)

広がりを出しやすい低木

自然環境では藪地や斜面にまとまって育ちます。隣の植物との距離や通路を保てる余白を、植える前に確かめておきましょう。 [1]

クサイチゴ(草苺)

枝にまばらなとげがある

枝は赤褐色で軟毛と柄のある腺、まばらな曲がったとげをもちます。触れやすい場所に置くときは、手袋を準備しておきましょう。 [1]

約2mの背丈ぶんの余白を取る

成熟時の高さは約2メートルで、藪地にまとまって育つ習性があります。隣の植物の日照が遮られる位置を避け、周囲との間隔をあけて配置しましょう。 [1]

クサイチゴ(草苺)育て方をもう少し詳しく →

排水のよい、日向から半日陰の場所

土は砂質・ローム質・粘土質いずれでも育ち、pHも酸性からアルカリ性まで幅広く耐えます。ただし排水のよさは欠かせません。日向から半日陰で、水が残りにくい場所に植えましょう。 [1]

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植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日照と排水の条件、周りの植物との距離を伝えてください。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉を見て心配になる場面では、季節による落葉、土の乾き具合、環境の急な変化を分けて考えましょう。クサイチゴは羽状複葉に軟らかな毛をまとい、枝にはまばらなとげがあります。どこをどの順番で見るかを決めておくと、普段との違いに気づきやすくなります。

クサイチゴ(草苺)

小葉の枚数と葉縁を見る

羽状複葉の小葉は3〜7枚、葉縁は重鋸歯です。枚数や切れ込みが普段と違うときは、離れた位置から全体の変化を比べましょう。 [1]

枝の色と毛・とげを確認

枝は赤褐色から褐色で円柱状、軟毛と柄のある腺、まばらなとげをもちます。前年の枝の色を覚えておくと、違いを比べやすくなります。 [1]

落葉の時期を覚えておく

落葉性の多年生低木なので、葉を落とす季節が訪れます。葉の色が変わり、落ち始める頃を覚えておくと翌年の変化に気づきやすくなります。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉の色が普段と違うとき

まず葉の裏と葉縁を見て、小葉が3〜7枚そろっているか確かめましょう。次に、株に当たる日照と土の乾き具合を分けて見てください。 [1]

水の残りが気になるとき

株元の土を掘って、中まで湿っているか確かめてください。水がたまりやすいなら、排水のよい状態を保てるよう植え直しや土の見直しを検討してみてください。 [1]

枝が混み合ってきたとき

高さと張り出しを測って、通路や隣の植物にかかっている枝を数えてください。とげがあるので素手で触らず、手袋を着けて作業する枝を決めましょう。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。葉の写真と、置いている場所の日照・土の乾き具合を添えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

剪定を考えるきっかけは、高さが約2mに伸びて通路や隣の植物にかかるとき、枝が茂って株元が見えにくいときです。クサイチゴの枝は赤褐色で、軟毛・柄のある腺・まばらなとげをまとうため、手袋をつけて作業しましょう。仕上げ方は、庭の状況を伝えてご相談ください。

とげのある枝は手袋で、残す枝を決めてから

枝には軟毛・腺・まばらなとげがあり、素手では扱いにくいことがあります。周囲にかかる範囲を確かめ、残す枝を決めてから手袋で作業しましょう。仕上がりの形は、庭の状況を伝えて相談できます。 [1]

クサイチゴ(草苺)

通路や日照にかかるとき

高さ約2mまで伸びるため、周囲の植物や通路に枝がかかるようなら剪定を検討してみてください。まず当たる枝の本数を数えましょう。 [1]

クサイチゴ(草苺)

株元が見えにくいとき

藪地にまとまって育つ習性があり、枝が重なると株元が隠れます。残す枝を見つけやすい内に、混み合う方向を確かめてから剪定を考えましょう。 [1]

クサイチゴ(草苺)

とげで作業しづらいとき

枝にまばらな曲がったとげがあるため、素手では扱いにくいことがあります。手袋でも難しければ、作業を任せる方法を選びましょう。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を頼みたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。高さや広がり、気になる枝の位置を伝えてください。

04 特徴と育て方

クサイチゴ(草苺)のことを、もう少し

バラ科クサイチゴ属の落葉性多年生低木。北米の記録では高さ6〜7フィート(約2m)に達し、林縁や斜面、荒れ地の藪に自生する。互生する羽状複葉は3〜7小葉で軟らかな毛をまとう。白色で托杯状の花をつけ、聚合核果(集果)として食べられる実を結ぶ。よく排水された土壌を好み、日向から半日陰まで栽培できる。

クサイチゴ(草苺)

冬は葉を落として休む

落葉性の多年生低木なので、寒い季節には葉を落とします。枝は残るため、翌春に芽が吹く場所を覚えておくと枝の見極めに役立ちます。 [1]

クサイチゴ(草苺)

水やりは排水の状態と合わせる

日向から半日陰まで置けますが、水はけの良さは欠かせません。水やりの量は土の乾きに合わせて調整し、水が長く残る状態は避けましょう。 [1]

クサイチゴ(草苺)

春の株分けで増やせる

増殖は春の株分けが推奨され、種子や挿し木も選べます。株分けの前に、排水のよい日向から半日陰の場所を決めておきましょう。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Rubus hirsutus

情報確認日:2026-10-17T00:29:41.268257+00:00

参考資料

  1. Rubus hirsutus — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。