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クガイソウ

庭木図鑑 / 植物

クガイソウ

輪生する葉と藤色の穂状花をつける多年草

クガイソウを庭で育てられるか迷っていませんか。日本ではオオバコ科の多年草として知られ、湿度の高い場所に生えるとされます。葉や花の姿から、庭に置く場所を選ぶ手がかりが分かります。

オオバコ科の多年草

日光植物園はクガイソウを Veronicastrum japonicum var. japonicum、オオバコ科として扱います。 [1]

茎に輪生する葉

日光植物園では4〜8枚程度の葉が間隔を空けて茎に輪生します。京都府の記載では葉は4〜6輪生で、先端は鋭く尖ります。 [1] [3]

茎先の藤色の穂状花

茎の先に藤色の穂状の花を咲かせます。花序は頂生で、花軸には毛があります。 [1] [3]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

クガイソウは、日本ではオオバコ科に分類される多年草です。京都府の資料では湿度の高いところに生えるとされ、本州の東北・中部・関東・東海・近畿に分布します。庭で育てる際は、この生え方の手がかりを場所選びの参考にしてみてください。

こんな希望には合いやすい

クガイソウ

湿り気のある場所

京都府の資料では、クガイソウは湿度の高いところに生える多年草とされます。庭のうち、湿り気が保たれやすい一角を候補にしてみてください。 [3]

クガイソウ

本州の気候に近い環境

分布は本州の東北・中部・関東・東海・近畿です。これらの地域に近い環境は、原産の生え場所を知る手がかりになります。 [3]

植える前に考えておきたいこと

クガイソウ

野生株の採取は避ける

京都府では園芸採集と造成工事が脅威とされます。自生地の株を掘り起こしたり持ち出したりしないようご注意ください。 [3]

クガイソウ

学名の対応に注意

KewはV. japonicumをV. sibiricum f. glabratumの異名として扱います。V. sibiricum全体の性質を、そのままクガイソウに当てはめないでください。 [2]

クガイソウ

自生地の記録と庭は別

湿度の高い場所に生えるという記述は自生環境に基づくものです。庭のどこでも育つという保証にはなりません。 [3]

湿り気が残る場所を探す

クガイソウは湿度の高いところに生える多年草とされます。庭の日当たりと土の湿り気を分けて見て、湿り気が保たれやすい場所を選びましょう。 [3]

クガイソウ育て方をもう少し詳しく →

出所の分かる苗を検討する

庭に加えるなら、自生地の株ではなく出所の分かる苗を候補にしてください。育てる場所の条件は、植える前にご相談いただけます。 [3]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。庭の湿り気や日当たりを伝えて、候補の場所についてご相談ください。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉が茎に輪生するのはクガイソウらしく見える姿ですが、枚数や向きが違うと心配になりますよね。ここでは、葉の付き方・花の様子・湿度の環境を分けて、それぞれの手がかりを確かめてみてください。

クガイソウ

輪生する葉の枚数

茎に何枚の葉が輪生しているかを数えてみてください。日光植物園では4〜8枚程度、京都府の記載では4〜6輪生とされています。 [1] [3]

葉の先端の形

葉の先端が鋭く尖っているかを確かめてみてください。京都府の形態記載では先端は鋭尖頭とされています。 [3]

茎の先の花穂

茎の先に藤色の穂状花がつく様子を見てみてください。花序は頂生で、花軸には毛があります。 [1] [3]

葉の変化に気づいたら、まずここから

湿り気の偏りに気づいたら

場所が乾きやすいと感じるなら、土の状態を手で確かめてみてください。湿度の高い場所を好むという記録が、配置を見直す手がかりになります。 [3]

葉の付き方が変わったら

輪生する葉の枚数や向きが前年と違う時は、株を同じ角度から写真に収めてみてください。前年との違いを比べやすくなります。 [1]

名前や出所が曖昧なとき

苗の表示や株の由来を確認しましょう。Kewと日本の資料で扱いが異なる場合があるため、名前を確かめるところから始めてください。 [1] [2]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の付き方や花の様子が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の変化を相談できます。輪生する葉の枚数や先端の様子を、写真とあわせて伝えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

クガイソウは茎の先に花穂をつける多年草です。剪定を考えるときは、花を楽しみたい範囲と残したい茎を見きわめたうえで、庭彩堂にご相談ください。

花穂を残す範囲を先に決める

花は茎の先に付き、花序は頂生です。切る位置と残す茎を見きわめたうえで、剪定の相談に進みましょう。 [1] [3]

クガイソウ

花穂が周りと重なってきた

花穂は茎の先に付き、花序は頂生です。花の高さが隣の草花と重なるなら、切る範囲の相談を検討してみてください。 [1] [3]

クガイソウ

輪生葉の下が見えにくい

葉は間隔を空けて茎に輪生します。輪生葉の下が見えなくなった時は、間引きの相談を検討してみてください。 [1]

クガイソウ

花のあとに茎をどうするか迷う

花冠裂片はやや鈍頭で、花序は頂生です。花後の茎の扱いに迷うときは、残したい範囲を写真で示して相談できます。 [3]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を考える方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の範囲を相談できます。花穂を残したい位置と茎の状況を、現地を見ながら確認します。

04 特徴と育て方

クガイソウのことを、もう少し

日光植物園はクガイソウをV. japonicum var. japonicum、オオバコ科とする。

クガイソウ

湿り気が続く場所を保つ

湿度の高い場所に生える多年草とされます。植えた場所の湿り気が続いているか、土に手を入れて確かめましょう。 [3]

クガイソウ

水やりは土の状態から

湿り気を好む性質は、常に水をやる意味ではありません。土の表面と乾き具合を分けて確認しましょう。 [3]

クガイソウ

剪定は花穂の位置を基準に

花は茎の先に付き、花軸には毛があります。花穂を残したい範囲を決めたうえで、剪定の相談に進みましょう。 [1] [3]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Veronicastrum japonicum var. japonicum

情報確認日:2026-10-18T03:02:49.446246+00:00

参考資料

  1. クガイソウ - 日光植物園 - Veronicastrum japonicum日本資料の基準変種クガイソウ。KewのV. sibiricum f. glabratum異名対応は併記し、V. sibiricum全体の性質は転用しない。
  2. Veronicastrum japonicum (Nakai) T.Yamaz. | Plants of the World Online | Kew Science日本資料の基準変種クガイソウ。KewのV. sibiricum f. glabratum異名対応は併記し、V. sibiricum全体の性質は転用しない。
  3. クガイソウ|京都府レッドデータブック2015日本資料の基準変種クガイソウ。KewのV. sibiricum f. glabratum異名対応は併記し、V. sibiricum全体の性質は転用しない。