
庭木図鑑 / 厚い茂みをつくる弧状で刃のような葉が喷水のように広がり、長さは40インチ(約100cm)に達する。花のない時期にもこの葉姿が庭に優雅な表情を与える。
キスゲ
夜に開き朝に閉じる、香り高い夏の多年草
日没後に開いた花が翌朝には閉じてしまうのは、キスゲが夜咲きの種類だからです。花がない時期も葉姿が美しく、植える場所や摘花・分株で迷いやすい点から、順に見ていきましょう。
01 植えるか迷っている方へ
わが家の庭に合う?
キスゲは中国と東アジア原産の多年生草本で、日向から半日陰まで、水はけのよい土なら育ちやすい植物です。管理の手間は少なめです。花茎は最大45インチまで立ち上がるため、植える場所はこの高さを踏まえて選びましょう。
成熟株で幅1.5〜2フィート
成熟した株の草丈は3〜4フィート、張りは1.5〜2フィートに達します。花茎は葉の茂みより上、最大45インチまで立ち上がるため、周りに余裕をもった場所に植えてください。 [1]
育て方をもう少し詳しく →日向から半日陰、水はけのよい土に植える
置き場所は完全な日向から半日陰までで、土は水はけのよい平均的なものを選びましょう。水は中程度で育ち、日当たりと排水を先に確かめると安心です。 [1]
分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。
植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日向と半日陰、水はけと草丈3〜4フィートを踏まえた配置が分かります。
02 葉や枝が気になる方へ
葉の変化が気になったら
花が一日で閉じてしまうのは、キスゲが夜咲きの種類だからです。花は日没ごろに開き翌朝には閉じ、1つの花は一日だけ咲きます。昼間に花が見えない日があっても、株そのものが弱ったとは限りません。開花期は6月から7月です。

噴水状に広がる葉の立ち姿
弧状の葉が厚い茂みをつくり最大40インチに伸びます。株元から見て、前年より葉の張りが変わらないか比べてみてください。 [1]
花茎が葉より上に出るか
花茎は葉の茂みより上、最大45インチまで立ち上がります。出方を記録しておくと、前年との違いを比べやすくなります。 [1]
翌朝に閉じた花の様子
1つの花は一日で閉じます。翌朝に閉じた花が残るのは自然な変化で、株全体の茂み方とあわせて見ておくと見分けがつきます。 [1]
葉の変化に気づいたら、まずここから
急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。
葉の茂り方が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。葉の広がり方と花茎の出方を伝えると話が進みます。
03 剪定・依頼を考えたい方へ
切る前に、剪定の考え方を知る
キスゲの手入れは、咲き終わった花を毎日摘み、開花が終わった花茎を取り除くことが中心です。株が混み合ったら分株で勢いを保てます。葉は花のない時期にも庭に彩りを添えるため、短く切るのは控えましょう。
咲き終わった花と花茎を取り除く
花が咲き終わったら毎日咲き終わった花を摘み、開花がすべて終わったら花茎を取り除くと株元がすっきりします。葉は花のない時期の彩りになるため短くするのは控えましょう。 [1]
相談するときに伝えること
木全体の写真大きさや形が分かるもの
困っている場所枝が当たる場所など
希望する仕上がり残したい形や枝ぶり
摘花や花茎の処理を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。開花後の株元の整え方もあわせて打ち合わせできます。
04 特徴と育て方
キスゲのことを、もう少し
中国および東アジア原産の多年生草本。夏の初めから夏にかけて、45インチまで立ち上がる花茎の先に直径6インチの筒状のレモンイエローの花をつける。香りが強く、日没ごろに開いて翌朝に閉じる夜咲きの種類で、1つの花は一日だけ咲く。
画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。
基本情報・参考資料を見る
Hemerocallis citrina
情報確認日:2026-10-17T23:50:54.010989+00:00
参考資料
- Hemerocallis citrina特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。













