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カラミンサ

庭木図鑑 / 対生する卵形の葉は縁に細かな鋸歯があり、長さ1〜3インチほど。灰緑色で、押し潰すとミントとレモンを思わせる心地よい香りが立ちます。

カラミンサ

灰緑の葉と小さな管状花を楽しむ多年草

地中海生まれのハーブとして知られるカラミンサを庭に置けるか迷っていませんか。日照と土の好み、葉の変化の見分け方を押さえておくと、植える場所を決めやすくなります。

原産と樹種の概要

地中海とイランの一部が原産の、寿命がやや短めな多年草でシソ科に属します。以前の学名はCalamintha nepeta、現在の登録名はClinopodium nepetaです。 [1]

丈と広がり方

背丈は最大45cmほど、幅は60cmまで広がります。密に茂る丘状で地表へ広がり、成長速度は中程度、手入れの手間は少なめです。 [1]

葉と花の特徴

対生する卵形の葉は縁に細かな鋸歯があり、押し潰すとミントとレモンを思わせる香りが立ちます。夏の中旬から霜のころまで白・ピンク・ラベンダーの小花を咲かせます。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

カラミンサは、灰緑の小葉を密に重ねて丘状に広がるシソ科のやわらかな多年草です。真夏から霜のころまで茎の先に小さな管状花を咲かせ、日照と水はけを整えれば手入れの手間は少なめです。植える前に知っておきたい性質から確かめていきましょう。

こんな希望には合いやすい

カラミンサ

日当たりのよい場所を用意できる方へ

一日6時間以上の日光を好む全日向が向いています。乾燥や鹿の食害、乾いた土にも耐えるため、手入れを控えめにしたい庭でも育てやすいでしょう。 [1]

カラミンサ

虫たちを呼び込む庭を楽しみたい方へ

花は多くの伝粉昆虫を引き寄せ、蜂やチョウを集めます。低い丘状の姿で縁やコンテナにも置け、押し潰した葉が香辛料やお茶に使えるのも楽しみです。 [1]

植える前に考えておきたいこと

カラミンサ

寿命は短めの多年草

カラミンサは短命な多年草とされます。数年で株の勢いが落ちてきたら、種まきと株分けで増やしてみましょう。 [1]

カラミンサ

水はけのよい場所を先に選ぶ

土はローム、砂、浅い岩肌の多い土を好み、pHは中性(6.0〜8.0)です。水がたまる場所は避け、水はけのよい環境を用意しましょう。 [1]

カラミンサ

全日向を基本に選ぶ

一日6時間以上の強い日光を好む全日向の環境でよく育ちます。日照の短い場所や木陰は避けた方がよいでしょう。 [1]

広がる幅を見込んだ配置

幅は最大60cm、背丈は45cmまでです。植えるに必要な空間は30〜90cmが目安です。隣の植物との間隔を空けて配置しましょう。 [1]

カラミンサ育て方をもう少し詳しく →

全日向と水はけのよい土に植える

植える場所は、一日6時間以上の日光が当たる全日向を選びましょう。土は水がこもらないよう、ロームや砂質で中性付近のものを用意します。 [1]

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植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで日照と水はけの条件を相談できます。今の日当たりと土の状態を伝えれば、植える位置の候補を一緒に絞れます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

育てている株の葉や茎に気づいた変化は、まずいつ頃から変わったのかを確かめてみてください。葉の色と形、茎の立ち上がり、花の続き方の3つの観点で前回と比べると、次にできる対応を選びやすくなります。

カラミンサ

葉の色と形

対生する卵形の葉に細かな鋸歯があるか、灰緑色を保っているかを見てみてください。葉の長さは1〜3インチほどで、毛がないのが基準です。 [1]

茎の立ち上がり

花は葉つきの立ち上がる茎の上に載り、高さは18インチ(約45cm)までです。どの向きへ伸びているかを比べると、株の広がり方をつかめます。 [1]

花の続き方

夏の中旬から下旬に始まった花が霜のころまで続くかを見てみてください。白・ピンク・ラベンダーの小さな管状花が散房状に集まった状態が目安です。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

土が乾いてきたと感じたら

まず土の状態を確かめてみてください。乾燥に耐える性質なので水のやりすぎは避け、水はけのよい場所のままで、湿り気の有無を見ながら対応しましょう。 [1]

株元が密に重なってきたら

葉の重なり方と株の中心部を見てみてください。本来の樹形は密に茂る丘状なので、どの方向へ広がっているかを確かめてから手を入れる範囲を決めましょう。 [1]

立ち上がる茎が多くなってきたら

花を載せる茎の高さを測ってみてください。18インチ(約45cm)までが基準です。背丈45cm・幅60cmの範囲に収まっているか比べてみましょう。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉や茎の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで変化の様子を相談できます。いつ頃から変わったか、葉の色と茎の高さを伝えると話しやすくなります。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

カラミンサの剪定は、密に茂る丘状の樹形を保つ範囲で考えます。丈は最大45cm、幅は60cmまでで成長速度は中程度です。目立って長く伸びた立ち上がる茎をどう整えるかは、この先で確かめましょう。

丘状の輪郭を崩さずに整える

花を載せる茎は最大45cm、幅は60cmまで。密に茂る丘状を保つ範囲で、目立って長く伸びた立ち上がる茎を数本そろえて整えます。手入れの手間は少なめです。 [1]

カラミンサ

隣や通路にかかる広がり

幅が60cmに近づき、隣の植物や歩道にかかるようなら剪定を検討してみてください。広がる方向を確かめてから、切り取る本数を決めましょう。 [1]

カラミンサ

茎の長さが揃わないとき

立ち上がる茎だけが際立って長く、丘状の輪郭が崩れてきたら剪定を検討してみてください。 [1]

カラミンサ

霜のころに外形を見直す

夏の中旬から霜のころまで花が続いた後、株の外形を確かめてみてください。形が崩れてきたら剪定を検討してみてください。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の相談ができます。希望の高さと広がり、周囲の植物との間隔をお伝えください。

04 特徴と育て方

カラミンサのことを、もう少し

地中海とイランの一部を故郷とする、シソ科のやわらかな多年草です。灰緑の小葉を密に重ねて丘状に広がり、真夏から霜のころまで、茎の先に白やピンク、ラベンダーの小さな管状花を咲かせます。

カラミンサ

真夏から霜のころまで咲く

夏の中旬から下旬に白・ピンク・ラベンダーの小さな管状花が集まり、霜が降りるころまで続きます。この期間に蜂やチョウが集まります。 [1]

カラミンサ

日照と土の選び方

全日向で、水はけのよいローム・砂・浅い岩肌の土が向きます。pHは中性(6.0〜8.0)で、湿り気のある土から乾燥した土まで育ちます。 [1]

カラミンサ

手入れと剪定の補足

成長速度は中程度で、手入れの手間は少なめです。広がりが行き過ぎたときや茎の長さが揃わないときだけ、樹形の範囲で整えれば足ります。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Calamintha nepeta

情報確認日:2026-10-17T16:31:35.805651+00:00

参考資料

  1. Clinopodium nepeta — plants.ces.ncsu.edu特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。