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カシワバアジサイ

庭木図鑑 / 落葉

カシワバアジサイ

紅葉と樹皮も楽しめる、カシワの葉つきアジサイ

大きな切れ込みのある葉、円錐形の白い花、そして秋の赤い紅葉。カシワバアジサイを庭に置けるか迷っている方へ、置く場所と手入れの要点をお伝えします。

カシワに似た大きな葉

葉は対生で革質、3〜7裂でカシワの葉に似ています。長さは約8〜20cm、下面は白褐色の綿毛に覆われます。 [1]

晩春から初夏の円錐花序

晩春から初夏に、芳香のあるクリーム白色の円錐花序を直立させます。長さは4〜12インチで、花後はピンクから褐色へ変わります。 [1]

落葉する株立ちの樹形

落葉低木で、不規則な丘状に広がる株立ちになります。高さは約1.2〜1.8m、条件により約2.4mまで届きます。 [1] [2]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

カシワバアジサイは、アメリカ合衆国南東部原産のアジサイ科の落葉低木です。カシワの葉に似た大きな切れ込みのある葉つきで、直立して多数の幹を伸ばします。晩春から初夏には円錐形のクリーム白色の花を咲かせ、秋は葉が赤やオレンジへ色づきます。

こんな希望には合いやすい

カシワバアジサイ

秋の紅葉を楽しめる場所

葉は秋に赤・オレンジ・えび茶色へ色づきます。日向から半日陰なら、花と紅葉の両方を楽しみやすい樹です。 [1]

カシワバアジサイ

冬の枝姿も見せたい庭へ

成長した枝では褐色の樹皮が剥がれ、下からシナモン色が現れます。落葉後も枝の表情を楽しめる樹です。 [1]

植える前に考えておきたいこと

カシワバアジサイ

幅が広がる前提で場所を決める

幅は約1.8〜2.4mに達します。伸びてきた枝が周囲の樹や建物に触れる場所は避けましょう。 [1]

カシワバアジサイ

花にはある程度の日照が必要

開花にはある程度の日照が要ります。日陰だけの場所では花が少なくなってしまいます。半日陰までを選びましょう。 [1]

カシワバアジサイ

水はけのよい場所を選ぶ

湿り気のある肥沃な土を好みますが、条件は水はけのよい土です。水がとどまりやすい場所は避けましょう。 [1]

高さと幅は同程度に広がる

高さは最大約2.4m、幅は約1.8〜2.4mです。株は不規則な丘状に広がるため、周囲に枝が届く余裕をもたせて配置してください。 [1] [2]

カシワバアジサイ育て方をもう少し詳しく →

湿り気があり水はけのよい土に植える

有機質に富み、適度な水分があり水はけのよい土が向いています。日向から半日陰を選び、夏はマルチングで土の乾きを抑えられます。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日照の入り方と土の水はけを伝えると、候補を絞りやすくなります。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

葉の色が薄くなったり花つきが前年と違うと、植え場所や水やりが気になるものです。葉・花・枝の変化を、季節・土の乾き・日照に分けて順番に切り分けてみてください。原因を一つに決めつけずに、庭で最初に行える対応から始められます。

カシワバアジサイ

新葉のつき方と葉色

若い葉は毛が多く、成長すると濃い緑になります。葉の色や数が前年と違うときは、日照と土の乾きを分けて確かめてください。 [1]

花序の色の移ろい

花はピンクから褐色へ変化します。色づきの進み方を覚えておくと、花後にどの枝を残すか決めやすくなります。 [1]

紅葉と落葉のタイミング

秋に赤・オレンジ・えび茶色へ色づき、やがて葉を落とします。いつ頃変化するかを前年と比べてみましょう。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉の色が薄い・花が少ないとき

日向から半日陰の範囲に枝葉が収まっているか、まず日照を確かめてみてください。土の表面が乾いていれば水やりを増やしましょう。 [1]

土の表面が乾いたとき

水はけが保たれていることを確かめたうえで、水やりを増やしましょう。湿り気をもたせることが基本です。 [1]

冬に枝が傷んだとき

傷んだ枝は早春に剪定できます。残す枝を先に選び、切りたい位置を決めてから手を入れてください。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が心配な方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。いつ頃からどう変わったかと、植えた場所の日照を伝えてください。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

カシワバアジサイの開花は古い枝で行われるため、剪定の時期をずらすと翌年の花に影響します。花が終わった直後と、冬に傷んだ枝を切る早春の2つに分けて考えると、どの枝を残すか選びやすくなります。

開花直後に剪定を検討する

開花は古い枝で行われます。剪定が必要なら開花直後に行い、来年の花を残す範囲で枝を整えましょう。 [1]

カシワバアジサイ

花が終わったあとの枝

花序の見苦しさや乱れが気になったら、開花直後に剪定を検討してください。次に芽吹く枝を残します。 [1]

カシワバアジサイ

周囲に枝が迫ってきたら

幅や高さが隣接する樹や建物に近づいてきたら、開花直後に剪定を検討してみてください。 [1]

カシワバアジサイ

冬に傷んだ枝があるとき

折れたり傷んだ枝は早春に剪定できます。残す枝と切る枝を分けてから、切り口を決めて手入れします。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の相談ができます。花が終わった時期と、残したい枝の高さを伝えましょう。

04 特徴と育て方

カシワバアジサイのことを、もう少し

カシワバアジサイ(Hydrangea quercifolia)はアジサイ科の落葉低木で、アメリカ合衆国南東部原産です。カシワ(Quercus)の葉に似た大きな切れ込みのある葉が特徴で、直立して多数の幹を伸ばし、高さ約4〜8フィート(約1.2〜2.4m)、幅も同程度に広がります。晩春から初夏にかけて、クリーム色の白い花を円錐形の大きな花序に咲かせ、花後にピンク、さらに褐色へと変化します。秋には葉が赤・オレンジ・紫色に紅葉し、冬には枝の樹皮が剥がれ落ちる(はがれ皮)観賞価値もあります。湿り気のある肥沃で水はけのよい土壌を好み、日向から半日陰で育てます。

カシワバアジサイ

夏は土の乾きを抑える

夏のマルチングは土の保湿に役立ちます。水はけを損なわないよう、適度な湿り気を保てるように敷いてください。 [1]

カシワバアジサイ

花を望むなら日照を確保

日向から半日陰で育ちますが、開花にはある程度の日照が必要です。花を期待するなら光が届く範囲を選びましょう。 [1]

カシワバアジサイ

剪定は花後と早春に分ける

花後の剪定は開花直後、冬に傷んだ枝は早春が目安です。どちらも枝の状態を見て時期を選びましょう。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Hydrangea quercifolia

情報確認日:2026-10-16T23:31:41.221097+00:00

参考資料

  1. Hydrangea quercifolia — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。
  2. Hydrangea quercifolia — Oregon State University特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。