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オリーブの樹形の生成参考イメージ

庭木図鑑 / 常緑広葉樹

オリーブ

常緑の細長い葉を楽しむ、果実も狙える庭木

オリーブを庭に植えようか迷っている方、葉が黄色くなって心配な方、大きくなりすぎた枝の手入れを任せたい方に、この木の性質と次にとれる対応をまとめます。

常緑でも葉は入れ替わる

細長い葉を持ち、小さな白っぽい花がまとまって咲きます。常緑でも葉の寿命は2〜3年で、新しい枝葉が伸びる4月ごろから秋口に古い葉が黄変して落ちることがあります。 [1] [4]

地植え放任なら10m前後になることも

地植えで放任すると高さ10m程度になることがあります。高さを抑えるには剪定が必要で、鉢植えと剪定で1〜2m程度に抑える育て方もあります。大きさは栽培条件で変わります。 [1]

収穫には品種の組み合わせ

1品種だけでは実がつきにくい木です。単独で結実する場合もありますが確実ではなく、収穫を楽しみたいなら2品種以上の組み合わせを考えてください。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

学名はOlea europaea。モクセイ科オリーブ属の常緑樹で、細長い葉と小さな白っぽい花がまとまって咲きます。鑑賞と収穫では育て方の考え方が変わるため、まず木の性質を押さえてください。

こんな希望には合いやすい

オリーブの花と枝の生成参考イメージ

常緑の葉と樹形を庭で楽しみたい

日当たりと水はけのよい場所で、常緑の葉や自然な枝ぶりを楽しめます。ただし葉の入れ替わりはあり、落ち葉の掃除は必要です。 [1] [2]

オリーブの植栽した姿の生成参考イメージ

大きさを抑えて育てたい方

剪定を取り入れることで1〜2m程度に抑える育て方ができます。放任樹より手間がかかりますが、鉢と組み合わせれば限られた庭でも管理しやすくなります。 [1]

植える前に考えておきたいこと

庭と境界の見通しの参考イメージ

1本で確実に収穫したい希望

1品種だけでは実がつきにくい性質があります。単独で結実する場合もありますが、収穫を楽しみたいなら2品種以上の組み合わせを考えてください。 [1]

オリーブの根元と落ち葉の生成参考イメージ

剪定なしで小さく保ちたい希望

地植えで放任すると高さ10m程度に達することがあります。庭に収まる大きさを考え、剪定を続けられるか植える前に確認してください。 [1]

オリーブの葉の生成参考イメージ

落ち葉ゼロの庭にしたい希望

常緑でも葉の寿命は2〜3年で、春から秋口に黄変して落ちる時期があります。落葉が一切ない木ではない点を理解したうえで植えてください。 [1]

日当たりと水はけが植える場所の条件

地植えも鉢植えも、日当たりと水はけのよい場所を選びます。根が浅く強風で倒れやすいため、植え付け時は支柱で支えるのが安心です。 [2] [3]

手入れ用の通路幅を確認する参考イメージ育て方をもう少し詳しく →

時期と土の湿り方は地域と鉢・地で考える

植え替えの適期は3〜5月と案内があり、関東以西の平野部の植え付けは4〜5月または9〜10月、山間地は春植えとされています。水分については乾燥に比較的強い一方で水は必要です。 [2] [3]

岡山でオリーブを植える費用と見積もりで、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所や品種の組み合わせに迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える環境と品種選びを相談できます。希望する使い方に合わせて、支柱や植え付けの時期の考え方も確認できます。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

オリーブは常緑でも葉が入れ替わる木です。黄色くなった葉すべてが異常とは限りません。ここでは葉の変化を水の状態・木全体か一部か・時期の三つで分けて見る方法と、それぞれの最初の対応を示します。

オリーブの枝葉の細部の生成参考イメージ

土の乾き方と受け皿の水を見る

葉の変化は水不足から過湿まで複数の原因があり得ます。鉢植えは表面から1〜2cmの土が乾いたか、受け皿に水がためられていないかをまず確認してください。 [1]

変化が木全体か一部かを切り分ける

一枝だけの異変なのか、木全体が黄変しているのかで状況が変わります。色だけで原因を決めつけず、濃淡や分布を記録しておくと判断に役立ちます。 [1]

黄変した時期を確認する

4月ごろから秋口は新しい枝葉の伸びと古い葉の入れ替わりが重なる時期です。生育期の黄変は自然な入れ替わりのこともありますが、急に範囲が広がる場合は他の変化と見比べて様子を確認してください。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

土が濡れていれば水やりを控える

鉢植えは表面から1〜2cmの土が乾いてからたっぷり与える間隔が目安です。毎日の機械的な水やりや、受け皿に常に水を残す習慣は過湿につながります。 [1]

夏の乾燥は地植えでも確認する

乾燥に比較的強い木ですが、夏に乾きやすい場所では地植えでも土の乾き方に注意が必要です。地植えと鉢植えの水やりを同じ頻度にしないでください。 [2] [3]

黄変が続くときは写真で相談する

土の湿り方、変化の範囲、始まった時期を整理しても不安が残る場合は、そのままの様子をLINEで伝えると、根詰まりや栄養不足など複数の疑いについて考え方を確認できます。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の黄変が続いて心配な方は、庭彩堂の公式LINEで変化の様子を写真とともに伝えられます。黄変の範囲や始まった時期を伝えると、水の管理の見直し方について確認できます。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

植栽と剪定の方針は、樹形を楽しみたいのか、果実の収穫を目指すのかで変わります。作業の時期と残す枝の考え方を確認し、高い枝や太い枝の作業は任せたい場合の相談先も案内します。

剪定は2〜3月が目安、前年の実枝を残す

時期の目安は新芽が伸び始める前の2〜3月です。花芽は前年春に伸びた枝につくため、その枝を切ると実がつかなくなり、収穫目的では残す枝の管理が要になります。 [2] [3]

枝と窓の距離を確かめる参考イメージ

伸びすぎて庭の範囲を超えた場合

内側へ向く枝や重なる枝を整理して高さと樹形を整えるのが剪定の中心的な作業です。10mに近づく前に枝ぶりを見直すと作業量を抑えられます。 [1] [2]

オリーブの枝の重なりの生成参考イメージ

枝が混み合って庭を使いにくい場合

枝が重なると採光と風通しが落ちます。実を楽しみたい庭では、前年に伸びた実をつける枝を残しながら間引きを組み立てることが必要です。 [2] [3]

剪定道具を準備した参考イメージ

大きく切る作業も考えている場合

太い枝を切る作業は、軽い剪定と分けて考えます。木の高さや残したい形を伝え、剪定する範囲を相談してください。 [2]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

大きさを抑えたい、枝の整理を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の希望を相談できます。実を残したい場合は残す枝の方針と、木の高さや枝の処分範囲まで伝えられます。

04 特徴と育て方

オリーブのことを、もう少し

モクセイ科オリーブ属の常緑樹。葉と樹形を楽しむ植栽と、果実の収穫を目指す栽培では、品種や剪定の考え方が異なります。

オリーブの花の細部の生成参考イメージ

春から秋は黄変と新しい葉が重なる時期

常緑のオリーブでも4月ごろから秋口は古い葉が黄変して落ちる季節です。落ち葉が出たからといって枯れたとは決めつけず、新しい枝葉の伸びと併せて見てください。 [1]

根元の土へ水を与える参考イメージ

場所の工夫と水の間隔の考え方

置き場所は日当たりと水はけを優先します。鉢は土表面が乾いてからたっぷり与え、受け皿に水をためず、夏の乾きやすい地植えも土の状態をみて水を補います。 [2] [3]

剪定前に道具を確かめる参考イメージ

枝の見直しは時期と残す枝で組み立てる

軽い剪定と太枝の切断は分けて考えます。内側や重なる枝の整理を2〜3月に行い、収穫を狙う場合は前年の枝を避けて残すことまで計画に取り込んでください。 [2] [3]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Olea europaea

情報確認日:2026年10月15日

参考資料

  1. 日本オリーブ「よくあるご質問―オリーブの木について」結実・大きさ・葉の入れ替わり・鉢の水やり
  2. 日本オリーブ「オリーブの育て方」植える環境・植え替え・剪定の時期と残す枝
  3. KINCHO園芸「オリーブ〈地植え〉の育て方」植え付けの地域差・支柱・水分・花芽と剪定
  4. 英国王立植物園キュー「Olive — Olea europaea」学名・常緑性・葉と花の特徴