
庭木図鑑 / 白い毛に覆われた数枚の若葉が、冬枯れした葉の中心から伸びてきます。植物体全体に長くて白い毛が多く、やわらかな白毛をまといます。
オキナグサ
白い毛をまとって下向きに咲く、日当たりのよい原野の多年草
オキナグサを庭に迎えるか迷っていませんか。白い毛に包まれたつぼみから暗赤紫色の花が下向きに咲き、その後は銀色の綿毛へ姿を変えます。根は太く丈夫ですが、株分かれをしないため、枯れるときは株全体が一度に崩れてしまう、少し手のこんだ多年草です。
01 植えるか迷っている方へ
わが家の庭に合う?
オキナグサは、日当たりのよい原野に育つ多年草です。冬枯れした葉の中心から白い毛に覆われた若葉が伸び、4~5月に暗赤紫色の花が下向きに咲きます。開花後は花茎が伸びあがり、銀色に輝く綿毛に変わる姿も楽しみの一つです。
日当たりを保ち、周囲を低く整える
一年を通じて他の植物に被陰されず、草丈が極端に低い環境が理想です。日陰を作るような雑草が生えるとオキナグサが弱るため、周囲の草の高さにも目を配りましょう。 [1]
育て方をもう少し詳しく →鉢から土を落とさずに移す
根が深く伸びるので露地植えを選び、一日中日の当たる場所に穴を掘ります。鉢から土を落とさないようにそっくり移して土を掛け、最初は水を上げます。 [1]
分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。
植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日当たりと根の深さを踏まえ、露地植えの位置を一緒に整理します。
02 葉や枝が気になる方へ
葉の変化が気になったら
冬に枯れたと思っていた中心から若葉が出る、葉が食べられる、株全体が一度に崩れる。オキナグサは一本の根で育つため、変化の現れ方は他とは少し違います。ここでは、季節ごとの姿に合わせて、そのときにできる手入れの目安をご紹介します。

冬枯れした葉の中心から伸びる若葉
冬枯れした葉の中心から、白い毛に覆われた数枚の若葉が伸びてきます。前年と比べてみると、開花の流れを予測しやすくなります。 [1]
つぼみの付き方と花茎の長さ
花茎の先には3~4片の茎葉に包まれた1個のつぼみが付き、花茎が10cmほど伸びると開花します。つぼみの付き方と茎の伸びを確かめましょう。 [1]
葉脈だけ残った食害
キイロハバチの幼虫が葉を食害すると、葉は太い葉脈だけになります。葉の裏も含めて、葉肉が残っているかを確かめてください。 [1]
葉の変化に気づいたら、まずここから
急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。
葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。食害や株全体の変化を伝えると、次に確かめる場所を整理できます。
03 剪定・依頼を考えたい方へ
切る前に、剪定の考え方を知る
開花後は花茎が高さ30~40cmほどまで伸び、周囲の雑草が日陰を作ると株が弱ります。綿毛を残すか、株元を避けて周囲だけ整えるかを先に決めておくと、頼む手入れの相談が伝わりやすくなります。
切り落とす前に、株全体の姿を見る
開花後は花茎が30~40cmほどまで伸び、種子が熟すと綿毛になります。綿毛を残すか整えるかを決め、株の数本を一度に切らず、まず目立つ花茎から扱ってください。 [1]
相談するときに伝えること
木全体の写真大きさや形が分かるもの
困っている場所枝が当たる場所など
希望する仕上がり残したい形や枝ぶり
剪定や草刈りを任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。株元を避ける範囲と整えたい花茎を添えてご相談ください。
04 特徴と育て方
オキナグサのことを、もう少し
キンポウゲ科の多年草で、本州・四国・九州の日当たりのよい原野に生えます。全体に長くて白い毛が多く、根は太く丈夫で深く地中に入ります。花期は4~5月、白い毛に包まれたつぼみから花茎が伸び、内側が暗赤紫色の花が下向きに咲きます。開花後は花茎が伸びあがり、花柱の長い毛が銀色に輝いて、やがてふわふわの綿毛となります。
画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。
基本情報・参考資料を見る
Pulsatilla cernua
情報確認日:2026-10-17T23:49:58.102105+00:00
参考資料
- オキナグサ(キンポウゲ科) Pulsatilla cernua特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。













