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オキナグサ

庭木図鑑 / 白い毛に覆われた数枚の若葉が、冬枯れした葉の中心から伸びてきます。植物体全体に長くて白い毛が多く、やわらかな白毛をまといます。

オキナグサ

白い毛をまとって下向きに咲く、日当たりのよい原野の多年草

オキナグサを庭に迎えるか迷っていませんか。白い毛に包まれたつぼみから暗赤紫色の花が下向きに咲き、その後は銀色の綿毛へ姿を変えます。根は太く丈夫ですが、株分かれをしないため、枯れるときは株全体が一度に崩れてしまう、少し手のこんだ多年草です。

日当たりのよい原野に育つ多年草

オキナグサはキンポウゲ科の多年草で、本州・四国・九州の日当たりのよい原野に育ちます。根は太く丈夫で、深く地中に入ります。 [1]

花期は4~5月、花は下向きに咲く

冬枯れした葉の中心から白い毛に覆われた若葉と花茎が伸び、花茎が10cmほど伸びると開花します。花の内側は暗赤紫色で、2~3日経つと下向きに咲きます。 [1]

開花後は銀色の綿毛に変わる

開花後、花茎は高さ30~40cmほどまで伸び、がく片が脱落すると花柱の束が現れます。種子が熟すと長毛が乾燥して毛羽立ち、ふわふわの綿毛になります。 [1]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

オキナグサは、日当たりのよい原野に育つ多年草です。冬枯れした葉の中心から白い毛に覆われた若葉が伸び、4~5月に暗赤紫色の花が下向きに咲きます。開花後は花茎が伸びあがり、銀色に輝く綿毛に変わる姿も楽しみの一つです。

こんな希望には合いやすい

オキナグサ

日中ずっと日が当たる場所がある

一日中日の当たる場所を選びましょう。根は深く伸びるため、鉢植えよりも根を広げられる露地植えが向いています。 [1]

オキナグサ

周囲を草で覆われにくい環境

他の植物に被陰されない、草丈が極端に低い場所が安定します。日陰を作る雑草を早めに取り除ける環境が向いています。 [1]

植える前に考えておきたいこと

オキナグサ

株分けはできない

花茎が数10本になっても株は分かれず、根は一本です。無理に分けると枯れてしまうため、株分けは避けてください。 [1]

オキナグサ

大株は根腐れに注意

大株になると白絹病などの病気にかかりやすく、根腐れが起こります。根が一本のため、枯れるときは株全体が一度に枯れます。 [1]

オキナグサ

鉢植えでは根の伸びかたに注意

根は太く深く地中に入ります。鉢では根を張る場所が限られるため、鉢植えよりも露地植えが勧められます。植え場所は根の深さも踏まえて選びましょう。 [1]

日当たりを保ち、周囲を低く整える

一年を通じて他の植物に被陰されず、草丈が極端に低い環境が理想です。日陰を作るような雑草が生えるとオキナグサが弱るため、周囲の草の高さにも目を配りましょう。 [1]

オキナグサ育て方をもう少し詳しく →

鉢から土を落とさずに移す

根が深く伸びるので露地植えを選び、一日中日の当たる場所に穴を掘ります。鉢から土を落とさないようにそっくり移して土を掛け、最初は水を上げます。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日当たりと根の深さを踏まえ、露地植えの位置を一緒に整理します。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

冬に枯れたと思っていた中心から若葉が出る、葉が食べられる、株全体が一度に崩れる。オキナグサは一本の根で育つため、変化の現れ方は他とは少し違います。ここでは、季節ごとの姿に合わせて、そのときにできる手入れの目安をご紹介します。

オキナグサ

冬枯れした葉の中心から伸びる若葉

冬枯れした葉の中心から、白い毛に覆われた数枚の若葉が伸びてきます。前年と比べてみると、開花の流れを予測しやすくなります。 [1]

つぼみの付き方と花茎の長さ

花茎の先には3~4片の茎葉に包まれた1個のつぼみが付き、花茎が10cmほど伸びると開花します。つぼみの付き方と茎の伸びを確かめましょう。 [1]

葉脈だけ残った食害

キイロハバチの幼虫が葉を食害すると、葉は太い葉脈だけになります。葉の裏も含めて、葉肉が残っているかを確かめてください。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

葉が食害されたとき

葉脈だけになっている葉を見つけたら、早めに幼虫を一匹ずつ捕殺してください。見つける範囲で対応すると、葉の負担を抑えられます。 [1]

日陰を作る草が育ったとき

草が葉に影を落とす前に、株元まわりの雑草を取り除いてください。日陰を作られるほどオキナグサが弱ります。 [1]

株全体が一度に枯れたとき

根腐れが起こると株全体が一度に枯れます。根元の土の湿り気と周囲の草を確かめ、水や草が株にかかりすぎない状態を整えましょう。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の様子を相談できます。食害や株全体の変化を伝えると、次に確かめる場所を整理できます。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

開花後は花茎が高さ30~40cmほどまで伸び、周囲の雑草が日陰を作ると株が弱ります。綿毛を残すか、株元を避けて周囲だけ整えるかを先に決めておくと、頼む手入れの相談が伝わりやすくなります。

切り落とす前に、株全体の姿を見る

開花後は花茎が30~40cmほどまで伸び、種子が熟すと綿毛になります。綿毛を残すか整えるかを決め、株の数本を一度に切らず、まず目立つ花茎から扱ってください。 [1]

オキナグサ

周囲の草が株を覆いそう

日陰を作るほど雑草が茂るとオキナグサが弱ります。草刈りを一緒に頼みたいときは、株元を避けた範囲を添えて相談しましょう。 [1]

オキナグサ

開花後の花茎が目立つほど伸びた

花後は花茎が長く伸び、高さ30~40cmほどになります。綿毛を残したいか、周囲を整えたいかを決めてから相談してください。 [1]

オキナグサ

食害葉が株の印象を損なった

葉脈だけになった葉が目立つほど被害が進むと、見た目に影響します。幼虫の捕殺で手一杯なときは、株を傷めない範囲の手入れを相談しましょう。 [1]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定や草刈りを任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。株元を避ける範囲と整えたい花茎を添えてご相談ください。

04 特徴と育て方

オキナグサのことを、もう少し

キンポウゲ科の多年草で、本州・四国・九州の日当たりのよい原野に生えます。全体に長くて白い毛が多く、根は太く丈夫で深く地中に入ります。花期は4~5月、白い毛に包まれたつぼみから花茎が伸び、内側が暗赤紫色の花が下向きに咲きます。開花後は花茎が伸びあがり、花柱の長い毛が銀色に輝いて、やがてふわふわの綿毛となります。

オキナグサ

定植直後の水と肥料

定植後は最初に水を上げ、固形肥料か液肥を時々与えます。活着すると、そのまま放置しておいても大丈夫です。 [1]

オキナグサ

夏も冬も葉を茂らせる

夏に地上部を枯らして休眠せず、霜が降りる時期まで葉を茂らせます。通年で被陰されない場所を保ちましょう。 [1]

オキナグサ

野外での寿命はおよそ5年

管理状況によりますが、野外での寿命はおよそ5年前後です。種子を散布して次の世代の実生が育つよう、綿毛の時期を楽しめる余地を残しておきましょう。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Pulsatilla cernua

情報確認日:2026-10-17T23:49:58.102105+00:00

参考資料

  1. オキナグサ(キンポウゲ科) Pulsatilla cernua特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。