
庭木図鑑 / 葉は対生になり、長楕円形で先端は鈍く、縁にはギザギザの欠けがない全縁です。やや厚みのある葉で、枝葉にはロームシがつき、イボタ蝋ができます。写真中の案内でも葉は代表的な見どころとして紹介されています。
イボタノキ
生け垣や台木に使われる、土地を選ばない落葉低木
庭に植えるか迷う方に、まず知っていただきたいのは、イボタノキが落葉低木で、生け垣やモクセイ・ライラックの台木に使われてきた樹木だということです。葉や花、実の見どころも楽しみながら、育てる場所を選びましょう。
01 植えるか迷っている方へ
わが家の庭に合う?
イボタノキはモクセイ科イボタノキ属に属する落葉低木です。樹皮は灰白色で、葉は枝に対生し、長楕円形・先端が鈍い全縁のやや厚い葉になります。当年枝の頂に総状花序を立て、6月に白色の小花を咲かせます。実はほぼ球形のしょう果で、10月に紫黒色に熟します。
土地を選ばず、生け垣に使いやすい
土地を選ばない性質があり、分布は北海道から九州、琉球に及びます。生け垣として使うときは、枝葉が広がる分の余裕を先に確かめておくと安心です。 [1]
育て方をもう少し詳しく →さし木で増やせる樹木
さし木がきわめて容易で、増やすのに適した性質を持ちます。植える場所を決めるときは、生け垣として使いたい位置と周囲の余裕を確かめましょう。 [1]
分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。
植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。土地を選ばない性質や、生け垣として使いたい場所を伝えてください。
02 葉や枝が気になる方へ
葉の変化が気になったら
葉の色や形がいつもと違うと、少し心配になりますよね。イボタノキでは、枝葉にロームシがつき、イボタ蝋ができます。また、イボタチョウの幼虫が5月下旬から6月中旬に葉を食害することがあります。葉を見て、付着物なのか食害なのかを分けて考えてみてください。

葉の付き方と縁の形
葉は枝に対生し、長楕円形で先端が鈍く、縁に欠けがありません。いつもと違うときは、まずこの形と比べてみましょう。 [1]
5月下旬〜6月中旬の葉の欠け
イボタチョウの幼虫が5月下旬から6月中旬に葉を食害します。葉に欠けが出たときは、時期を覚えておくと、翌年のこの時期と比べやすくなります。 [1]
6月の花と10月の実
当年枝の頂に総状花序が立ち、6月に白色の小花を咲かせます。10月にはほぼ球形の実が紫黒色に熟します。花と実の有無も季節の目印になります。 [1]
葉の変化に気づいたら、まずここから
急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。
葉や枝の変化が気になる方は、庭彩堂の公式LINEで葉の状態を相談できます。ロームシやイボタ蝋、葉の欠けの様子を写真で伝えてください。
03 剪定・依頼を考えたい方へ
切る前に、剪定の考え方を知る
イボタノキは生け垣として使われ、モクセイやライラックの台木にも利用されてきました。枝葉に付着物や食害の跡が気になったとき、生け垣の輪郭を整えたいときに、剪定を検討してみてください。さし木がきわめて容易なため、増やす方法も一緒に検討できます。
生け垣の輪郭を整えたいとき
イボタノキは生け垣や、モクセイ・ライラックの台木として使われてきました。生け垣として輪郭を保ちたいときは、剪定を検討してみてください。 [1]
相談するときに伝えること
木全体の写真大きさや形が分かるもの
困っている場所枝が当たる場所など
希望する仕上がり残したい形や枝ぶり
剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定を相談できます。生け垣として整えたい形や、気になっている枝の位置を伝えてください。
04 特徴と育て方
イボタノキのことを、もう少し
モクセイ科イボタノキ属の落葉低木。樹皮は灰白色で、当年枝の先に立てた総状花序に白色の小花を多数つけます。果実はほぼ球形のしょう果で、紫黒色に熟し中に1個の種子を収めます。生け垣やモクセイ・ライラックの台木として使われ、さし木で非常に容易に増やせます。
画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。
基本情報・参考資料を見る
Ligustrum obtusifolium
情報確認日:2026-10-17T22:25:39.066177+00:00
参考資料
- イボタノキ — www.ffpri.go.jp特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。













