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アメリカノウゼンカズラ

庭木図鑑 / 対生する葉は長い羽状複葉で、7〜11枚の楕円〜長楕円形の小葉を持ち、縁には細かな鋸歯があります。上面は光沢のある濃緑、下面は無毛で鈍い緑色をしています。秋には葉が黄色く色づきます。

アメリカノウゼンカズラ

赤橙の喇叭状の花を咲かせる強健な木づる

夏に赤橙の花を咲かせる姿は魅力ですが、旺盛な成長や構造物への密着が気になる方もいるでしょう。ここでは、植える前に知っておきたい性質と、葉や枝の変化の見分け方、剪定の手がけどきを順にご案内します。

ノウゼンカズラ科の落葉性の木質づる

アメリカノウゼンカズラはノウゼンカズラ科に属する落葉性の木質づるで、空中根で構造物に密着して登ります。 [1]

成熟すると高さ9〜12mに伸びます

成熟したつるの高さは約9〜12m、幅は1.2〜3mに広がり、旺盛な繁茂力で密な樹形をつくります。 [1] [2]

夏の花と秋のさや

夏に新枝へ赤〜橙〜黄色の喇叭状の花が集まり、秋には茶色のさやが熟して開き、多数の翅のある種子を風にのって飛びます。 [1] [2]

01 植えるか迷っている方へ

わが家の庭に合う?

アメリカノウゼンカズラは、空中根で構造物に密着して登る強健な落葉性の木質づるです。夏には赤橙の喇叭状の花を咲かせ、秋には葉が黄色く変わり、多数の種子を飛ばすさやが見られます。旺盛な成長を活かしながら、広がりを抑える工夫も欠かせません。

こんな希望には合いやすい

アメリカノウゼンカズラ

十分な日当たりがある場所

全日向であれば開花を楽しめます。葉は日陰でも育ちますが、花を楽しみたい場合は日当たりを優先しましょう。 [1]

アメリカノウゼンカズラ

登らせ先となる構造物がある庭

支柱やフェンスなど登り先があると、空中根で密着する性質を活かせます。仕立て方について相談するのもよいでしょう。 [1]

植える前に考えておきたいこと

アメリカノウゼンカズラ

地下茎から吸枝が出ます

地下茎から多数の吸枝を出し、放置すると他の植物を覆いつくすような密なコロニーをつくります。 [1]

アメリカノウゼンカズラ

成長が速く手間がかかります

成長は速く、管理には手間がかかります。広がりを抑えるには、置く場所の選び方と剪定の計画を先に立てましょう。 [1]

アメリカノウゼンカズラ

壁面などへの密着に注意

空中根で構造物に密着して登るため、壁や屋根のすぐそばは避け、周囲に余白がある位置を選びましょう。 [1]

広がりを見た配置

高さ9〜12m、幅1.2〜3mに広がります。他の植物を覆いつくすほどの密生を起こすため、余裕のある場所と管理しやすい範囲を先に決めましょう。 [1] [2]

アメリカノウゼンカズラ育て方をもう少し詳しく →

日当たりと排水を先に見る

全日向で、排水が良好から適度に乾燥する程度の場所を選びましょう。粘土質から砂質、有機質の多い土まで幅広く育ちます。 [1]

分譲住宅にシンボルツリーを植える見積もり目安と工事の進め方で、費用を考えるポイントをご覧いただけます。

植える場所に迷う方は、庭彩堂の公式LINEで植える場所を相談できます。日当たり、登らせたい構造物、吸枝を抑える範囲を一緒に整理します。

02 葉や枝が気になる方へ

葉の変化が気になったら

「育てるのは難しそう」「広がりすぎないか」と迷うのは自然です。この植物は土質の幅が広く強健ですが、地下茎から出る吸枝や速い成長は管理の要になります。葉や枝の変化を見分け、季節ごとに何を確認するかを分けて考えましょう。

アメリカノウゼンカズラ

新枝への花の着き方

花は新枝に咲きます。どの枝に花がついたかを覚えておくと、翌年の剪定で残す枝の判断に役立ちます。 [1] [2]

秋の葉の色づき

秋には葉が黄色く変わります。色づき始める時期を覚えておくと、夏の葉との違いが見分けやすくなります。 [1]

吸枝が出る位置

地下茎から吸枝が出る位置を見回ると、他の植物を覆う前に手を入れる場所を判断できます。 [1]

葉の変化に気づいたら、まずここから

吸枝が出たら

出てきた吸枝はその都度取り除くと、コロニー化を抑えられます。まず近づきやすい範囲から確認しましょう。 [1]

周囲を覆いつつある枝が出たら

周囲の植物を覆いつつある枝は、伸びている方向を確かめてから短く整えましょう。 [1]

花が少ないとき

花が少ないときは日当たり不足も考えられます。葉の育ち具合を見ながら、花を楽しむ枝の整え方を検討してみてください。 [1]

急な変化があるときは、木全体と気になる葉・枝の写真を撮っておくと相談に役立ちます。

葉の変化が気になるときは、庭彩堂の公式LINEで写真を送って相談できます。季節による変化か、日当たりや水やりの状態かを一緒に整理します。

03 剪定・依頼を考えたい方へ

切る前に、剪定の考え方を知る

花は新枝に咲くため、早春に剪定しても当年の開花は妨げられません。高さや幅が伸びやすい性質があるため、どこを残し、どこを短くするかを先に決めておくと管理しやすくなります。次の項目では、剪定の手がけどきを3つ見ていきます。

早春の剪定は開花に響きません

花は新枝に咲くため、早春の剪定は開花を妨げません。1年目の成長後に枝を短くすれば、低木のような仕立てにもできます。 [1] [2]

アメリカノウゼンカズラ

枝が手の届く範囲を超えた

高さが伸びて管理しにくいときは、枝を短く整える剪定を検討してみてください。 [1] [2]

アメリカノウゼンカズラ

周囲を覆うほど茂ってきた

他の植物を覆うほど茂ってきたら、枝を間引いて風通しと作業性を保ちましょう。 [1]

アメリカノウゼンカズラ

仕立てを変えたい

低木のような仕立てにしたい場合は、1年目の成長後に枝を短くする方法があります。 [1] [2]

相談するときに伝えること

木全体の写真大きさや形が分かるもの

困っている場所枝が当たる場所など

希望する仕上がり残したい形や枝ぶり

剪定を任せたい方は、庭彩堂の公式LINEで剪定の範囲を相談できます。伸ばした枝や吸枝の扱い、仕立ての希望を伝えてください。

04 特徴と育て方

アメリカノウゼンカズラのことを、もう少し

ノウゼンカズラ科に属する、落葉性の木質づるです。空中根で構造物に密着して登り、茂りやすく多枝な樹形をつくります。夏には赤橙色の喇叭状の花を咲かせ、秋には豆果のようなさやをつけます。北米東部〜中部が原産で、強健な成長力を持ちます。

アメリカノウゼンカズラ

夏の花は日当たりで

夏は新枝に赤橙の花が集まる季節です。開花には十分な日当たりが必要なので、日陰の枝の増え方に気をつけましょう。 [1]

アメリカノウゼンカズラ

水やりは土の乾きに合わせて

排水の良い場所は乾きやすいため、土の表面の乾きを見て、乾いているときほど水やりを増やしましょう。 [1]

アメリカノウゼンカズラ

秋のさやを処理する

秋に茶〜銅色のさやが熟して種子を飛ばします。周囲に増えたくない場合は、さやのついた枝を先に処理しましょう。 [1]

画像は庭や手入れの参考イメージです。樹種の同定や症状の診断を目的とした写真ではありません。

基本情報・参考資料を見る

Campsis radicans

情報確認日:2026-10-17T23:50:52.363142+00:00

参考資料

  1. Campsis radicans — NC State Extension特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。
  2. Campsis radicans — Oregon State University特徴・栽培条件。海外の地域区分や月別作業時期は日本へ転用しない。